空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

全てが私の糧になる、2014年を振り返って

2014年も残すところ、本日1日になりました。

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学生時代は1年が終わるごとに学年が繰り上がりになるので、新しい後輩が入ってきて先輩になったり、授業の数が減ってきたり、授業の難易度が上がったり、卒論発表が近づいてきたりして、あぁまた1年が過ぎていくんだなぁ、一歩ずつどこかに繋っているだろう階段を上っているなぁという感覚があったのですが、今はあまり実感がわきませんね。ニートだからか。


ブログ書いてる人は、年末に自分の記事の「2014年ベスト」を紹介してよ(自分は棚上げしつつ…) - 見えない道場本舗

こちらの記事が意図するところとは違うかもしれませんが、私にとって唯一1年間を過ごした記録で形として残っているのがこの空想島と共に過ごした日々だと思いますので、本日は空想島の1年について簡単に振り返ってみたいと思います。

 1月:選択することが怖いなんて、知らなかった

2013年8月に新卒で入社した会社を辞めて、短期のバイトをしながらなんとか迎えた新年。ハローワークに行ってみたものの、転職活動をするか否かという選択肢を突きつけられた時、果たしてその道に進むことが今の私にとって果たして良い選択なのか?と思った話。


選択することが怖いなんて、知らなかった - 空想島(6畳半)

これは今でも考え続けている課題。でも選択せずにうずくまっているのも嫌なので、興味あること、出来ることを見つけながら、遠回りをしながらでもいいから少しずつ目指したい所に近づいていくというスタンスで来年も頑張りたい。

 

2月:東京で雪国出身者を見分ける方法


東京で雪国出身者を見分ける方法 - 空想島(6畳半)

20年に1度あるかないかの大雪が降った東京。あの日はバスは止まるわ、電車は来ないわ、花火大会や歩行者天国以外で車道を歩くという滅多にない体験をして個人的にはとても楽しかったし、無理やりにでも会社に行ったら「豪雪手当て」というその日限りのボーナスを貰って嬉しかったことを覚えている。

 

3月:社会的所属がないことは、そんなに不安なことか?

「××大学××学部の私」「××株式会社の私」から「タダの私」になった時、自分の所属している社会的なコミュニティから放り出されてしまった疎外感や、レールから転落してしまったような不安な気持ちにさせられるかもしれないけれど、1度失敗したからといって、お先真っ暗人生オワタわけじゃないよと思った話。


社会的所属がないことは、そんなに不安なことか? - 空想島(6畳半)

おそらく初めて、他のブログ記事を読んで思ったことや考えたことを書いた。社会的に何の役にも立たない肩書きを自称で名乗ったって何がどうなるわけでもない、それどころかちょっとむなしい気さえする。けれど今はいつ誰がどうなるかわからないし、失うものもあるけれど、新しく得るものだってあることを忘れないようにしたい。

 

4月:4月から福島南会津でお米作りすることになった

新卒で入社した会社を辞めてから、何か新しいことを始めたいと思って、思い切って福島の農家さんで住み込み農作業ボランティアをしたことがある。そこで出会った農家さんと仲良くなって、棚田オーナーとしてお米作りをす活動を始めたという話。


4月から福島南会津でお米作りすることになった - 空想島(6畳半)

今年はこの活動をしていたおかげなのか、南会津の農家さんから大量の新鮮なお野菜やお米を頂いて、食材には困らなかったような気がする。月1で福島に行く交通費+宿泊費が馬鹿にならない金額なので、それが今後の課題。でもせっかく出来た繋がりなので、なんとかしてこの活動に貢献していきたいですね。

 

5月:初めて、実家を出たいと本気で思った

実家でニートしている時、ふとした瞬間「また漫画なんか買って」「そんなことによくお金を使う余裕があるな」「おまえは幸せそうだな(笑)」という娯楽にお金を使えるのは定職についている人間だけだみたいな言葉を受けて、とても傷ついたという話。


初めて、実家を出たいと本気で思った - 空想島(6畳半)

まだ実家を出て一人暮らしをするという目標を達成できていないのですが、来年こそは長期的に働ける仕事を見つけて、その取っ掛かりを作りたいと思います。そしてあまり家族の何気ない言葉に振り回されないようにしたいです。

 

6月:BUMP OF CHICKEN TOUR 「WILLPOLIS 2014」に行ってきた

2月頃から家族総出でチケット先行抽選に応募しまくり、無事4枚手に入れて、仙台まで家族全員でライブ遠征してきた話。夜行バスで仙台まで行ったんですけど、ほとんどWILLPOLIS勢だった。


BUMP OF CHICKEN TOUR 「WILLPOLIS 2014」に行ってきた - 空想島(6畳半)

さらに東京ドームで行われたWILLPOLIS 2014 FINALにも行ったので今年は幸運にも2回ライブに行けました、これで通算6回目とあって感慨深い。趣味と好きなことにお金をつぎ込む性質なので、このあと金欠に陥ったのだけど後悔はない。

 

7月:人生を暗示するような不思議な船の夢を見た

「船」は人生を表す夢らしい。7月はテスト採点という短期派遣の仕事を終えて、8月からの仕事先を見つけた上で自主休暇(夏休み)として設定していた期間だった。そんな時に見た不思議な夢だったので、とても印象に残っているという話。


人生を暗示するような不思議な船の夢を見た - 空想島(6畳半)

8月からの仕事が見つかったという時点から見るといい兆しの夢だったのかもしれないし、12月という現時点から見ると人生のターニングポイントを自ら逃した感じ。もしくはそちらに行かないことを自ら選択するという夢だったのかもしれない。

 

8月:わからない所を質問するのは難しい

8月、水産会社のIT部門で働き始めてからの4週間を振り返った記事。わからないことがあった時、職場の先輩に質問するのが難しいと思ったという話。


わからない所を質問するのは難しい - 空想島(6畳半)

とはいえ、何がどこまで出来ていて、どこが出来ていないのか、わからないのか。先輩や上司に確認を取りながら、仕事を進めていくのは必要不可欠なこと。質問をすることは私自身のためでもあり、会社全員のためでもあるということをここで働いている時に身をもって体験し、学びました。

 

9月:記憶に残ること間違いなし、夏油温泉に行ってきた

大学時代に初めて行った一人旅以降、温泉旅行をすることが好きになりました。夜行バスや青春18切符を多用した温泉に行くためだけの一人旅をしているのですが、お盆という最も帰省客などで温泉旅館が混雑するであろう日にも関わらず、一度行ってみたかった夏油温泉「元湯夏油」に行ってきた話。


記憶に残ること間違いなし、夏油温泉に行ってきた - 空想島(6畳半)

夏のみしか入ることが出来ない半年営業の宿というレアな温泉。さらに敷地内に内湯2つ+露天風呂6つの計8つもある温泉三昧が出来る。リーズナブルで、知らない人とでもすぐに仲良くなれる温泉とあって、今まで行った秘湯の中で一番気に入りました。ここはもう一度行きたい。

 

10月:はてなブログProにしてみました。

空想島が出来てから16ヶ月目にはてなProデビューしてみました。辺境にある小さな島でどこまで出来るかわかりませんがGoogle Adsenseを導入。放置プレイ気味だった空想島運営を真面目にやろうと思ったという話。


はてなブログProにしてみました。 - 空想島(6畳半)

それから2ヶ月、ほんの少しだけれどブログのカスタマイズもやりました。あまり目立たないですが、読者様のアイコン表示の仕方、トップページに「続きを読む」を追加すること。記事に載せる写真サイズを縮小して表示速度を上げる工夫、スマホ用ブログに広告設置などですね。Google Analyticsに手を出せなかったので、来年はそちらも出来るようになりたいです。

 

11月:働き始めてからの4か月を振り返って

8月から派遣とはいえ、長期の仕事として働いていた水産会社のIT部門でのお仕事を11月末を持って辞めることになったという話。働き始めてからの4ヶ月を振り返って、改めて働くことについて考えた。


働き始めてからの4か月を振り返って - 空想島(6畳半)

足りないことが浮き彫りになるということは今後改善すべきことがわかるということでもある。両親的にはこの会社できちんと正社員となって働いて欲しいという気持ちが強かったから落胆されたのだけれど、私は4ヶ月この会社で働くことが出来てよかったと思っている。失敗したこと、自分の自信になったこと、身についたことは次にも生かせる。

 

12月:空想島の運営に最も力を入れた1ヶ月だった

空想島全体としての通算PVは7万くらいなのだけど、その1/7を12月だけで担っているくらい1年間で最も空想島の運営に力を入れたので、その中から1つを選ぶというのはなかなか難しい。だから最後は3つくらい紹介したい。

大切なのは「必死」に見えるかどうかではないけれど

「仕事を探すことに必死になれない」私は、駄目人間なのかもしれない。必死になれないことはおかしいのか、それとも私がただ甘えているだけなのか。けれど私が今ニートしていられるのは両親が健在で実家に住むことが出来るからで、周りの人に支えられているからということを忘れてはいけないという話。


大切なのは「必死」に見えるかどうかではないけれど - 空想島(6畳半)

今の私は自分でいうのもなんだが紙一重なのだ。来年1年を無事に過ごせるのかわからないという恐怖、長期的な仕事が見つかるのかわからないという不安家の中での居場所のなさから来る精神的不安もあって、時折ホロリと涙が出てくることもある。ブログを書くことで精神を安定させている部分も結構あったりするので、自分なりの「必死」で一歩ずつ進んでいくしかない。

 

人生初、自分でPC買いました

大学に入学した当初から8年間使い続けてきた大学指定パソコンが寿命なので新しいパソコンを自分で稼いだお金で初めて買ったという話。在庫処分的な数量限定!超特価セールはねらい目。


人生初、自分でPC買いました - 空想島(6畳半)

DELLのパソコンはでかい・重い・場所取るの三大要素を搭載していますが、それでもスペックは格段に上がりましたし、起動と終了が早くてサクサク動きます。黒という色が好きなこともあり、スタイリッシュでかっこいいですね。今年の中で一番買ってよかったものだと思います。私の新しい相棒です。

 

ニートだけど、オンライン(麻雀)忘年会がやりたい

ニートになると誰かと盛り上がれる行事全般と無縁になるのですが、誰にもどこにも呼ばれないのは寂しいかつ暇なので、だったらオンライン忘年会やろう、麻雀やろうというイベントを企画した話。


ニートだけど、オンライン(麻雀)忘年会がやりたい - 空想島(6畳半)

普段行動する時は慎重すぎるほど慎重な性格なのに、イベント事と温泉旅行に関しては思い立ったら即実行する不思議。謎の行動力。ブログから始まる交流というのもありだと実感。

本日のまとめ

今年1年に書いた206記事を簡単に時系列に沿って振り返ってみると、つらいこともあったし、逃げ出したくなる日もあったけれど、2014年はいろんなことに挑戦した1年だったのかなぁと思った。必死には見えなかったかもしれないけれど、よく動き回っているように思う。

いろんなところで働いてみるものの続かなかったり失敗したり、福島南会津で農家の人と知り合いになって田舎の故郷が出来たり、派遣社員という少ない給料をやりくりしながら温泉旅行したり、空想島つながりでオンライン忘年会をしたり中華街で食事会したり。まだまだ私の最終目標とする所にはほど遠いので、1年が終わろうがなんだろうが私の人生は先行き不安定のまま、まだまだ続いていくわけですが。

それでも今年あった出来事、空想島を通じて出会った人、貰った言葉、身をもって体験したこと、浮き彫りになった私に足りない部分も全部ひっくるめて無駄なことなんて1つもない。全てが私になっていく。そんな小さな一歩を積み重ねながら、来年も生きて生きたいと思います。

2015年もよろしくお願いいたします。皆様、よいお年を。

 

今週のお題「2014年のお別れ」〈2014年をふりかえる 3〉より