「料理の工程が眺めるのが好き」な私の心を鷲掴みにした、料理動画サービスkurashiru（クラシル）について紹介しよう

お菓子作りって、まるで魔法みたいだなって。

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　小さな頃、母と一緒に街に買い物に行った時、デパ地下のケーキ屋さんでショーウィンドウの横に設置されたガラス張りの作業場で、パティシエさんがケーキのデコレーションをしている姿を見ているのが好きだった。

出来たばかりのホールケーキをクルクル回しながら、スポンジが見えていた表面に均一にクリームが塗られていく様子だったり。フルーツを盛り付けて、ショーウィンドウに並んでいるケーキのようにおめかしされて。

出来立ての無骨なケーキが、ケーキ屋のショーウィンドウの中で一流の女優のように輝く宝石に変身していく姿が、まるで魔法をかけられたみたいでスゴイなって思ったんだと思う。

そんな私の心を鷲掴みにした、料理動画サービスのkurashiru[クラシル]について、今回は私が感じている料理動画の魅力と使ってみた感想を紹介しようと思う。

kurashiru[クラシル]とは

「世界で1番、料理がわかりやすい」をテーマに、あなたの食卓を彩る美味しいフードレシピの数々を料理動画で紹介する日本最大の料理動画（レシピ動画）サービスです（kurashiruの公式HP引用）

　私はTwitter広告で時々流れてくるレシピ動画をチラチラみていてその存在を知ったのですが、やはりなんといってもその特徴は公開されているレシピを選ぶと、まずドーンとその料理を作り方ダイジェスト動画（1分程度）が再生されることだろう。

料理動画は見ているだけで楽しい

　Twitterのタイムラインに流れてくる広告は大体ウザイなーとか、邪魔だなーと感じることが多いのですが、このkurashiruだけはそんなことは思わなかった。時々、会社帰りに飯テロになったけども。

特に気に入ったのは料理する時の手が見える程度で、動画の中に人の姿が存在せず。とても無機質かつシンプルなこと。料理そのものに焦点を当てることで素材の切り方、分量、混ぜ方、焼き方、捏ね方などがわかりやすくまとまっている。あと一瞬ちらりと見える手がめっちゃ綺麗。

そしてなにより「料理の工程が眺めるのが好きだ」という私の気持ちをガシッと鷲掴みにしている。眺めているだけで私はとても楽しい。小さな頃のケーキ屋のガラス越しのデコレーション作業を見ているかのような気持ちになれる。たぶん料理するのが好きな人も料理しない人も、料理動画を見ているだけで楽しいんじゃないかなって思う。

マンネリ化してしまう毎日の食事作りに新たな風を

　姉妹で二人暮らしを始めて、毎日食事を作るようになったという話を少し前にしたけれど、基本的に好きなものを作るとはいえ。1か月や2か月経つとだんだん作るものがマンネリ化してくる。「この食材ならアレを作る」みたく考え方が固定化してしまうのだ。

勿論、我が家でよく食べる料理なので、美味しいには違いないが。食事に彩を、食事を作る楽しさを、食事する楽しさを追い求めると。なんていうか違うものが食べたくなることだってあるじゃない？作れるレシピ増やしたくなるじゃない？

　こういう時、kurashiruで料理名や食材でレシピ検索してみると我が家の食卓では考え付かなかったようなレシピを知ることができる。しかもkurashiruは冷蔵庫の残りモノ、スーパーで手に入る食材を使った節約料理、時間のない人でも簡単に作れる時短料理なども取り扱っているため。まさに、毎日生活する上で欠かせない「食事作りの献立で悩んだ時の頼もしい味方」となるだろう。

「無限ナス」を作ってみた

　我が家の1週間献立は、月～金まではメイン料理が肉料理or魚料理。土日は平日より手抜きで簡単に済ませる方針。考えつく時は土日の間に、平日食べる副菜を1～2品程度は作り置きしておくのだけれど。あと1品足りないという時は、冷蔵庫にあるものだけでその場で作る。

その日は冷蔵庫に「ナス」があった。なすをフライパンで素焼きにしてポン酢とショウガで食べる。シンプルで簡単で一番美味しいと思う。けれどいつも同じ食べ方ばかりだから、違う食べ方をしたい。そう思い立ち、kurashiruレシピの「無限ナス」を作ってみた。

　レシピタイトルがすでに興味をそそる、なんだよ「無限ナス」って。さらにレシピ動画で魅せられる、白いごはんの上に無限ナス乗せている動画の破壊力といったら凄まじい。よだれ出ちゃう。さらに、ナスを切って調味料と混ぜて電子レンジチンするだけというお手軽さ。ちょっとお酒のおつまみ感はあるけれど、すごく美味しかった。ごちそうさまでした。