「心の穴凹埋めます」、ちょっぴり寂しくて心温まる映画『レンタネコ』に癒された
ちょっと前に妹が「ネコを飼いたい」と言い出した。
昔は家族全員で犬派だったはずなのに、2012年からNHK-BSプレミアムで放送中の「岩合光昭の世界ネコ歩き」に登場する自由気ままなネコだったり、個人的に愛読している加門七海さんという作家さん(ネコ好き)の影響で、いつの間にか私だけでなく母と妹もネコが好きになっていた。
妹が本当にネコを飼うことを決断するかどうかは妹のみぞ知る感じだが、私の家ではネコが主役といっても過言ではない番組はよくチェックしている。今回はその中でNHK-BSプレミアムシネマで放送されていた『レンタネコ』が疲れた心を癒してくれたので、簡単に感想を交えて紹介したいと思います。
続きを読む劇場版名探偵コナンの舞台を、勝手に考えてみた
「4月」で連想すること
4月が近づくとネガティブになるというような内容で、
4月という新しい門出に、どこにもいけない私へ - 空想島(6畳半)という記事を書きました。それとはまったく方向性は異なりますが、4月と聞けば思いつくことがあります。それは、名探偵コナンの映画についてです。
脅威の第18作目、まだ作るの?
「もう子供じゃないんだから見ないよ」とか「年々スリルがなくなってきている気がする」と言いながら、今のところ全部見ていますね。今年の新作で第18作目となるそうです。少し調べてみたのですが、長寿アニメであるドラえもんが今年で第34作目と最長です。次にクレヨンしんちゃんが第22作品目、その次に続くのがジブリで第20作品目、そしてコナンと続きます。長いですねー。
第9作目くらいまでは、映画鑑賞後に『新作製作決定!』みたいな文字が出てくるか否かをドキドキして見守っていましたが、第18作目までくると正直「まだやるのかよ?」感が否めません。
マンネリ化を解消する舞台はまだあるのか?
誰もが予想しているだとは思いますが、第18作目という数字は中途半端なので、きりのいい20作目くらいは余裕でしょう。問題は物語の舞台をどこにするかという点です。ここで簡単に、過去作品の舞台について軽くおさらいしてみましょう。
- 第1作 時計じかけの摩天楼(高層ビル)
- 第2作 14番目の標的(海洋娯楽施設)
- 第3作 世紀末の魔術師(お宝の眠る洋館)
- 第4作 瞳の中の暗殺者(トロピカルランド)
- 第5作 天国へのカウントダウン(高層ビル)
- 第6作 ベイカー街の亡霊(VRゲーム in ロンドン)
- 第7作 迷宮の十字路(京都、奈良)
- 第8作 銀翼の奇術師(飛行機)
- 第9作 水平線上の陰謀(豪華客船)
- 第10作 探偵たちの鎮魂歌(トロピカルランド)
- 第11作 紺碧の棺(海底宮殿)
- 第12作 戦慄の楽譜(音楽ホール記念講演、歌手)
- 第13作 漆黒の追跡者(東都タワー)
- 第14作 天空の難破船(飛行船)
- 第15作 沈黙の15分(雪山)
- 第16作 11人目のストライカー(サッカー)
- 第17作 絶壁の探偵(防衛省のイージス艦)
- 第18作 異次元の狙撃手(ベルツリータワー)
……はい、これを見るだけでお腹いっぱいになります。もう十分いろんなところで事件をおこしたんじゃないでしょうか。特に交通機関(電車、飛行機、飛行船、船など)はほぼ網羅していることがわかりますね。あと高層ビル、飽きました。
新しい舞台候補地を考えてみた
誰に頼まれたわけでもなく、独断と偏見で舞台候補地を考えてみました。けれど、ストーリーなどは何も考えてなくて、そこらへんは適当です。願望です。
- そろそろ宇宙に行ってもいいんじゃないか さきほども言いましたが、交通機関関係はもうスペースシャトル以外ないんじゃないですかね。ただこの場合は、完全に密室状態になるので、事件的にはどうなるのでしょうね。ちょっと話に広がりがないかもしれませんね。
- マイナー路線、落語鑑賞はどうだろう 歌手、ピアノ、舞台俳優などコンサート系の話はありましたが、落語はありませんよね。少し子供向けとは離れるかもしれませんが、大人も楽しめる映画へと路線を少し変えて、心機一転するのはどうでしょうか。コナンの映画は毎回声優ではない人を声優として起用しているのですから、落語家さん呼びましょうよ。
- 原点回帰、始まりの地(米花町)に絞る 新作映画が出るたびに、超高層ビルを建てたり、タワーを建てたり、娯楽施設を爆破するのはやめましょう。今ある物を生かして、蘭の通う高校、探偵事務所、喫茶店ポアロ、阿笠博士の家、コナンの通う小学校などを舞台にするのはどうでしょう。コナンが訪れる所で次々と事件が起こって、コナンが警察に監視されたり、容疑者として疑われたりすると新しい面白さがあるかもしれません。
コナンの映画は回を重ねるごとに、スリルが消え、爆弾が爆発するような残酷な表現が緩和され、犯人が殺人を犯した理由がどうでもいいような理由になり、なんだか消化不良を起こす作品が増えてきたように思います。けれど、最近はバーボンという名前の新しい組織関係者が出てきたり、アニメ版も面白くなってきているので、ほんの少しだけ期待しています。なにはともあれ、楽しみですね。
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