「ゆず」をまるごと使ったゆずドレッシングを作ってみた
最近、お料理ブログ始めたんですか?というレベルで「作ってみた系」の記事を書いている気がする。今回のきっかけは12月16日(火)のNHK総合テレビ(あさイチ)で「ゆず」の使いこなし術を見たことでした。私の家で「ゆず」を使うといえば冬至に入るゆず湯、ふろふき大根にかけるゆず味噌に使うくらいで確かにゆずを使いこなせているとは言えないですね。
ということで本日は、種とヘタ以外全て使ったまるごとゆずドレッシングを実際に作ってみました。そのレシピと食べてみた感想を紹介したいと思います。
用意するもの
レシピはあさイチホームページに掲載されていたレシピをそのまま使いました。いつもどおり基本的な材料は作り方はほぼ同じですが、ゆずの皮をすりおろすのがうまく出来なかったので、皮はペースト状になるまでみじん切りにして加えました。摩り下ろしたほうがゆずの新鮮な香りがよく出ると思いますが、ペースト状でも大丈夫。さらにペースト状にするととろみも+αすることが出来ます。
材料
- ゆず・・・1コ
- ゆず果汁・・・25ミリリットル
- オリーブ油・・・100ミリリットル
- 塩、こしょう・・・適量
材料にあるゆず果汁とはどこから来たものなのか。目を皿のようにして番組を見ていなかったので私にはわかりませんでした。なので普通にもう1つのゆずを生絞りしました。つまり贅沢にもゆず2つ分のビタミンCの詰まったドレッシングになりました。ここらへんは元レシピと違うのかもしれないけれど、気にしない。
作り方
- ゆずは黄色い皮をむく。皮をむいたゆずは種を取って、さっくりと切る。
- ミキサーに(1)を入れて、好みでゆず果汁を加えたら、粘りが出るまでかくはんする。
- (2)をボウルにあけ、塩、こしょう、オリーブ油を加えてよく混ぜる。
- 最後にすりおろした黄色い皮を加える。
白いワタは苦味のもとなので取り除いたほうがいいんじゃないかと思ったのですが、あさイチによるとゆずの「白いワタ」にはビタミンCを長もちさせる効果があり、 動脈硬化やがんの原因となる活性酸素を取り除く働きをするらしく体に良いそうです。さらに白いワタを使うとドレッシングによくある分離が起きにくくなるようです。
カスタードクリームのような滑らかなゆずドレッシング
これが完成したゆずドレッシングをジャムビンに入れた写真です。
淡いけれども綺麗な黄色をしています。はたからみるとカスタードクリームに見えなくもない。白いワタとオリーブオイル、そしてペースト状にしたゆずの皮をふんだんに使用したので、粘り気のあるもったりとしたゆずソースと言った方が近い。作った直後は家の中がゆずの香りで包まれるほどでした。消臭剤いらず。
そして今日の夕食で、試しにキャベツと豆のサラダにかけて食べてみました。口に入れた瞬間にゆずのスッとした爽やかな香りがサァッと広がり、後からオリーブオイルの味が追いついてくる感じ。野菜が美味しく感じる。ドレッシングの味を邪魔するほどではないけれど、白いワタの苦味がちょっと強い。この苦味も美味しさの1つと思えば、まぁ大人のドレッシングと言える。私的にはこしょうと塩以外に砂糖かはちみつの甘みが少し欲しいかも。
本日のまとめ
ゆずドレッシングは、大人の苦味があるドレッシングだった。
ゆずはあまり果実自体に甘みがあるものではないので、これが自然な味なのかもしれない。苦味よりもゆずの果実から染み出てくる爽やかな香りと味のほうが勝っているので大丈夫。十分料理のドレッシングとして使うことが出来ると思います。今回はサラダのドレッシングとして使いましたが、あさイチでは白身魚のカルパッチョを紹介していたので、きっとさまざまな料理に活用できると思います。まだまだ残っているので使い道を考えたいと思います。
あとゆずでドレッシングを作ることが出来るということは、他の柑橘系でも同じようなドレッシングが作れる可能性があるということだと思うので、それはそれで面白そうだなぁと思いました。気になる人がいれば是非作ってみてください。ご馳走様でした。