空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

サロン・デュ・ショコラ@新宿伊勢丹で試食に挑戦

http://instagram.com/p/jn1u80OHw3/

1月24日、職場見学を終えた後、年に1度のチョコレートの祭典であるサロン・デュ・ショコラ@新宿伊勢丹を訪れてみました。上の写真は展示されていたチョコレートアートです。

直前まで今年は行かなくていいやと思っていたのですが、1週間ぶりの人とのコミュニケーションで緊張を強いられていた私は、帰宅途中に空腹にさいなまれていたため、その、つい・・・誘惑に負けました。

試食探しの旅

何しに行ったかというと、大声で宣言できることではないのですが、勿論おこぼれ(チョコレートの試食)を頂くためです!

昔はデパートや百貨店のイベントで「試食する」ことは、普通にそこにあるものだったように思いますが、今ではほとんど見ませんね。本当にたまに高速道路のパーキングエリアにあるお土産屋さんで、プラスチックケースの中に放置プレイされた御菓子がある程度です。

この場でしか購入することができないチョコレートという価値、イケメンなパティシエ本人のサインが貰えるという価値、バレンタインデーも近いので自分へのご褒美を買う人も多いはずです。

だからこそ購入する時、お客は後悔しないために吟味に吟味を重ねるはず、同様に販売員も、チョコレートを買ってもらうために死力を尽くすはず。そうすれば、そこには『試食』という輝かしい手段がきっとあるはずです!!

試食に存在する2つの形態

試食には大きく分けて、2つの購買意欲促進形態があります。

1つ目は前述したプラスチックケース放置プレイ型です。観光スポットのお土産屋さんや高速道路のパーキングエリアにある試食がこれに当たります。私の勝手な想像ですが、試食に人員を割くことが出来ない場合に使用されることが多く(?)、客側は販売員がそばにいることで発生する威圧感を感じず、ショッピングを楽しめます。

2つ目は、販売員手元型です。サロン・デュ・ショコラがこれに当たります。そしてこれは私の苦手とする試食形態でもあります。試食させることで確実に購入して貰おうという、販売側の意図を含んでいる場合に使用されることが多く、モノの価値が高い場合は、そもそも試食で大盤振る舞いできないという理由もありますね。

今回の試食は、元々買う気もない私のようなハイエナ精神を持つ輩には、絶対に試食はさせないぞという空気を感じたということです(被害妄想)。

つまり試食はほとんど出来なかった!!

販売員手元型の『試食』は罪悪感との戦い

今回のような試食を受け取る=購入を検討しているということ販売員に思わせることを指し、営業トークを受けることになると思われます。そうすると、元々買う気のない私は「いやまだ検討中なんで」と嘘をつき、その場を離れなければならないわけです。

私の気持ち的に心苦しいので、そういう試練に満ちた試食は苦手です。販売員手元型の『試食』でチョコの試食ができたとしても、口の中で消えてなくなるチョコの後に残るのは罪悪感だけです。

今年度の成果

そこで私は、急遽目的を変更。

手持ちのお金でチョコの1粒でもいいから買えないかと思いましたが、ブランドチョコレートの山であるサロン・デュ・ショコラを前にして、「所持金750円?ハッ、片腹痛いわ!」という感じで、案の定、無理でした。結局、四方八方から流れてくるチョコレートの匂いを食べました。甘くておいしいです。

皆さんも、自分のご褒美にチョコレートを買うのもいいですが、精神力を鍛えることができる試食に挑戦してみてはいかがでしょうか。