空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

ミッション インポッシブル@温泉備忘録

 2016年の夏季休暇で北海道にある上の湯温泉「銀婚湯」に行った。

 

 最高に居心地のよい旅館で、緑豊かな庭園と貸し切り露天風呂5箇所が旅館の敷地内に点在し、散策しながら外湯巡りができるという魅力がある。ただ夏の問題は、蚊と虻と蜂で。それを除けば最高の温泉で、しかも一人旅を歓迎していてリーズナブル

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 これはぜひとも蚊も虻も蜂もいない冬に再訪しなくては、と心に決め。

 そして2017年の11月頃に満を持して行ってきた。雪見風呂求めるならば2月か3月が良いのかもしれないが、下手に雪がコンコンと積もってしまうと外湯が閉鎖されてしまったりするので、11月がギリギリ大丈夫だろうという判断した。というわけで、今日は不穏なタイトルと共に、去年行った冬の2泊3日の温泉旅行の話をしたいと思う。

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「やってみたい」から、すべてが始まる

「なんか面白い事、ないかな……」って言わなくなった気がします。

 

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 というのも、今、ハマっていることがあるんです。それは小さなアナログゲームの主催者になること。主催者となり、参加者と一緒に1つの物語を完成させ、全員でそれを楽しむことなのです。

 そのゲームのジャンルは、TRPGといいます。TRPGとは「Table Talk Role-Playing Game(テーブルトーク・ロール・プレイング・ゲーム)」の略称で、ゲーム機やスマホなどのコンピュータを使わずに、テーブル(卓)を囲んで、紙とペンとサイコロなどの道具を使って、参加者とわいわいおしゃべりしながら、それぞれの役割を演じて紡ぐ対話型のアナログゲームのこと。

 今は据え置き型のゲーム機も、どこでも一緒に連れていけるスマホゲームがより取り見取り。お金のかからない一人遊びも含めると、たくさんの遊び方がある中で、私がたどり着いたのは参加者全員の日程を調整し、平日なら4時間、休日なら6時間ほど場所と時間を共有する壮大なごっこ遊び。

 人見知りで人との会話が苦手で、人混みの中にいるとなんだか疲れて頭痛がしてきて、飲み会に参加することがだるい私が、今それにハマッているだなんて夢にも思わなかった。というか存在自体を知らなかったから、遊びの選択肢にもならなかったというのがより正確な表現となるだろう。

 けれど、私はこの趣味に出会えたおかげで、今がとても楽しい。充実しているといってもいいかもしれない。だから、今日はこの趣味について語りたい。

 趣味というか、今現在ハマっていることのどこに魅力があると思っているのか、なぜ面白いと思うのかを自分なりに考察しつつ。もっと概念的な、抽象的な意味で、私が何をしている時に幸せを感じるのかについて話したいと思う。まぁこんなのは時間と共に変わっていくもんだから、現時点でって話ね。

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温泉旅館に履歴書送った話をしよう

そういえば、温泉旅館に面接に行った話はしましたっけ。

 

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……してませんね。
というかもう、私もいつ行ったっけっていう感じです。

確か、去年の初旬あたりに今やってる仕事がなくなるかも、そもそも会社全体の仕事が少なくなってきて、社員を切るわけにいかないから派遣社員を切るかも、みたいな噂があったんです。

あんまりバリバリ働きたくはないんだけど、だからといって今の仕事がつらくはないんで、今の仕事がなくなると困るんです。転職活動なんて出来る限りやりたくないですからね。そしてやりたくないことはできる限り避けたい。

そんなことを考えているもんだから、仕事なくなるかもっていう緊急事態に「やべぇ!」ってなってどうしたかっていうと、物語として好きな「日本仕事百貨」さんから気になる求人を選び、応募資格に「経験は問いません」と書いてあるモノに履歴書送った。

もう1年も前の話になるので、どんなこと話したかはあんまり覚えてないし、今の仕事が3年続いていることからわかるように、今回はご縁がなかったんですけど、それでもちょっと話させてね。結構衝撃的だったんだよ、私的に。

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