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空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

本当に、人生の大半を占めるのは仕事なのか?

「人生の大半を占めるのは仕事だ」という言葉

前回の、選択することが怖いなんて、知らなかったの記事でいきなり大きなジャンプ(選択)をすることは怖いので、小さなジャンプをしながら、ゆるやかに目標へ近づきたいという話をしました。

その一貫で、ググって分かることなんてたかが知れているのですが、実際に応募するかは別にして、とりあえず求人票の企業情報を調べることにしました。

今回は、企業情報を調査する中で、最も気になった「人生の大半を占めるのは仕事だ」という言葉や「人生の半分は会社にいる時間だ」という言葉について、考えたいと思います。

人生の大半を占めるのは「睡眠」だと思う

「人生の大半を占めるのは仕事だ」という言葉は、人生の大半を占めるのは仕事なので、安定して楽しく働けることを重視し、社員の幸せを第一に考えますというような企業理念や、自ら考えて積極的に動ける人を募集しますというような求める人物像のくだりで使われていたような気がします。

会社で働くことに限らず、仕事をするのが楽しいということは、モチベーション維持の上でもクオリティの上でも大切なことだとは思いますし、能動的に動いて、自ら仕事を見つけてやることも大切ですが、それでも「人生の大半を占めるのが仕事」とは私は思えませんでした。

大学を卒業して就職し、定年退職するまでの会社員人生は約40年です。100歳まで生きることが出来たとして、単純に40年という数字を見ると、この言葉は正しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

けれど、割合的には死ぬまで毎日のように繰り返す睡眠の方が多そうな気がして、私はずっと人生の大半を占めるのは「睡眠」だと思ってました。

実際に計算してみた

人生の大半を占めるのは仕事なのか、睡眠なのか。気になって仕方がなかったので、簡易的に計算してみることにしました。(分かりやすくするために、残業、再雇用はないものとします)

  • 人生全体
  • 1年を365日として、100年生きたとすると、人生全体は876000時間あります。
  • 仕事をしている時間
  • 前提として、22歳に社会人になり定年を60歳とすると、社会人人生は38年となります。1年を365日として、年間休日数が120日とすると、働いているのは245日あります。1日の実働時間を7時間とすると、1年で1715時間、38年で65170時間ということですね。
  • 睡眠時間
  • 前提として、何歳になっても、毎日6時間睡眠できるとします。1日に6時間睡眠を取るとすると、1年で2190時間消費します。ということは単純計算で、100年で219000時間となります。

だいぶ大雑把に計算していていますが、仕事をしている時間は、人生全体から考えても約1/13くらいしかないことが分かります。定年が65歳に延長されても、残業があっても、おそらくこの数字が1/2になることはないと思います。ちなみに、人生の半分くらいあるのではないかと思っていた睡眠時間は、1/4でした。

「人生の大半を占めるのは仕事」というのは嘘

中には会社で働いていない人で、好きでずっと働いている方や生涯現役という人は人生=仕事であったり、人生の大半が仕事の人もいらっしゃるかもしれませんが、この大雑把な計算結果を見ると、「人生の大半を占めるのは仕事」という言葉は、ものすごく拡大解釈がされているように思えてなりません。

人生の大半を占めると聞くと、会社で働くことや仕事をすることが、人生の上でとてつもなく大切で、崇高な物であるように思ってしまいますが、(もちろん、生きて行く上で大切なことですが)たかが人生の1/13の出来事です。

今取り組んでいる物がとてつもなく大きな壁に見えてしまったり、それが全てだという風に感じたり、つらいことや嫌なことがあって、くじけそうになることもあるかもしれませんが、「仕事に支配されない領域が、残り12/13もある」と考えると、少し気持ちが楽になるかもしれません。