人生初、ボードゲームカフェに行ってきた
「妹にボードゲームを体験させたいなぁ」と思った。
なんでそう思ったかというと、私は今年5月くらいから神田にあるTRPGカフェに、月4~5回通っていて、仲の良い、お会いしたら「こんにちは」と挨拶する人が増えて。一緒に遊んでくれる知り合いも増えて、家と会社(仕事)以外の繋がりができたら、毎週楽しみが出来て、なんか人生が充実してるなーって思えるようになりました。
けれど、どちらかというと妹はそういうのが少ないので。興味のある場所や世界に一歩踏み出す、家と会社以外の居場所を見つけて欲しい、という気持ちがあったのです。お節介かなぁと思いつつ。けれどいきなり知らない人と一緒に遊ぶのは難しいだろうということで、私もTRPGはやるけれど、ボードゲームはほぼ未経験だったので、一緒なら行きやすいだろうと思ったわけです。
というわけで、ボードゲーム好きでボードゲームに詳しいお知り合い(以降、ボードゲーム先輩と呼称)+私、妹、私の大学時代の友人のボードゲーム未経験者3人を含めた4人で御徒町のコロコロ堂さんでボードゲームで遊んできた話をしたいと思う。
「やってみたい」から、すべてが始まる
「なんか面白い事、ないかな……」って言わなくなった気がします。
というのも、今、ハマっていることがあるんです。それは小さなアナログゲームの主催者になること。主催者となり、参加者と一緒に1つの物語を完成させ、全員でそれを楽しむことなのです。
そのゲームのジャンルは、TRPGといいます。TRPGとは「Table Talk Role-Playing Game(テーブルトーク・ロール・プレイング・ゲーム)」の略称で、ゲーム機やスマホなどのコンピュータを使わずに、テーブル(卓)を囲んで、紙とペンとサイコロなどの道具を使って、参加者とわいわいおしゃべりしながら、それぞれの役割を演じて紡ぐ対話型のアナログゲームのこと。
今は据え置き型のゲーム機も、どこでも一緒に連れていけるスマホゲームがより取り見取り。お金のかからない一人遊びも含めると、たくさんの遊び方がある中で、私がたどり着いたのは参加者全員の日程を調整し、平日なら4時間、休日なら6時間ほど場所と時間を共有する壮大なごっこ遊び。
人見知りで人との会話が苦手で、人混みの中にいるとなんだか疲れて頭痛がしてきて、飲み会に参加することがだるい私が、今それにハマッているだなんて夢にも思わなかった。というか存在自体を知らなかったから、遊びの選択肢にもならなかったというのがより正確な表現となるだろう。
けれど、私はこの趣味に出会えたおかげで、今がとても楽しい。充実しているといってもいいかもしれない。だから、今日はこの趣味について語りたい。
趣味というか、今現在ハマっていることのどこに魅力があると思っているのか、なぜ面白いと思うのかを自分なりに考察しつつ。もっと概念的な、抽象的な意味で、私が何をしている時に幸せを感じるのかについて話したいと思う。まぁこんなのは時間と共に変わっていくもんだから、現時点でって話ね。
ゲーム開始:1時間でプレイデータが消えた話をしよう
NieR:Automata(ニーア オートマタ)というゲームがやってみたかった。
かつてペルソナ5を最高の環境でプレイしたい、ただそれだけのためにペルソナ5の発売に合わせてPlaystation4を買ったのだが、プレイできるゲームがペルソナ5だけというのも悲しい気がして、やってみたいゲームを探していた。
その時、目に入ったのがNieR:Automata(ニーア オートマタ)である。
体験版をプレイし、周りのプレイしている人の意見を参考にして悩んだ結果、とりあえずやってみるかと製品版を購入した。クリアできる気がまったくしないが、こう、アクションゲームをスタイリッシュに出来たらカッコイイ!という憧れがあって、時々挑戦してみたくなってしまうのだ。
ということでさくっと「NieR:Automata」の紹介をしつつ、アクションゲームが苦手な人間が「NieR:Automata」のオープニングをプレイした感想と教訓を紹介しよう。
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