空想島(6畳半)

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【2017年版】「毎週見ていたアニメ」と「放送後に一気に見たアニメ」を紹介しよう

 最近、アニメ、あんまり見ていないような。

 

興味がないわけではないし、新作アニメが始まる時期になると。新作アニメ放送一覧なるものを見て「これが気になる!」をピックアップする作業はしている。そして実際に見始めて、最後にたどり着くモノが極端に少ないのだ。

 

別にそのアニメがつまらないっていうわけじゃない。そんなこと全然ない。ただなぜか途中で「毎週、アニメを見るというのが面倒」になってしまうのだ。そのせいで、話題になってるアニメに乗り遅れている時も結構ある。フレンズな奴とか。

 

1話からグッと世界観やストーリーに惹きつけられて、続きが気になって仕方がなくて
「毎週まだかな、まだかな」と楽しみにしながら、今週の仕事を片付けるというのも乙ですが。放送されている時にリアルタイムで見ず、放送終了後に一気に全部見るというのも(目が疲れるけど)楽しい。時間の使い方的にはどうなのって感じだが……。

 

実は約3年前ほどに今まで見たことがあるアニメの中で、私が思う【何度見直しても飽きない】アニメをテーマにベスト30を紹介したことがあります。エウレカはいいぞ、今なら映画もやってる。アニメを見てから映画見ると、「ここ、アニメと展開が違う」とすごく細かい所に気が付いて、さらに混乱できる。

 

 

けれど、最近アニメをあまり最初から最後まで見ていないので、30個紹介することは出来ない。ということで、今回は【2017年に見たアニメ】【一気に見たアニメ1作品】【毎週放送が楽しみだったアニメ2作品】に特化して紹介したいと思います。

 

それではいってみましょー。(この、「いってみましょー。」って懐かしいな)

放送終了後に一気見したアニメ

こういう時は、大体「なんか面白いアニメはねーがー」と探している時が多い。放送当時になんらかの理由で全話見逃していて、はたと「最近グッと惹きこまれるようなアニメ、見てないなぁ」と思っている時だ。アニメ、見たい見たい、症候群。

 

正解するカド KADO:The Right Answer

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正解するカド KADO: The Right Answer 公式HPより)

羽田空港の滑走路に突如として謎の1辺が2キロメートルを超す超巨大な正立方体が出現し、出現場所に居合わせた旅客機256便(ボーイング777型)が、乗員乗客もろとも立方体に飲み込まれた。政府が関係各省と連携を取り合い、この立方体の調査と飲み込まれた乗員乗客の救命に奔走する中、立方体上部にヤハクィザシュニナと名乗る人物と、偶然256便に乗り合わせていた凄腕の交渉官真道 幸路朗が現れる。正解するカド - Wikipedia

正直、なんで見ようと思ったのかよくわからない。あの、突然ですが、この右側にいる白い髪の彼(ヤハクイザシュニナ)誰かに似てるような気がしませんか?

 

そう、みんな大好き、花の魔術師のマーリンさんだ。

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Fate/Grand Order)に登場するマーリン

 

―――え、似てない??

 

だが、それが『正解するカド』を見てみようと思った理由だ。すさまじい、我ながらなんの関係もない。他人の空似ですらあるかどうか……。

 

実は全12話のうち、11話まで見て最終話をまだ見ていないのだけれど。11話までは2日間くらいで見たと思います。色々賛否両論あるようですが、見どころは、やはり「未知との遭遇」と「対話」、宇宙の外側から来た異方存在:ヤハクイザシュニナから次々にもたらされる「人類を正解に導く」という未知の技術と急速に進んでいく進化を前にして、人は何を思い、何を選択するのか。ではないかと思う。

 

電力を無限に取り出すことができる装置、睡眠を不要にする装置など。今や人々が生活する上で必要不可欠なモノや避けて通れないコトを、異方の技術によって無限に自由に経済的に利用できる。そんなのような、それと同時に人間を堕落させるのではないかとすら思う危険な甘い。その異方存在の真の目的とは―――。

 

「人類をより豊かに進化させることができる」モノは、どんなことでも無条件に受け入れてしまっていいのか。そんなことを考えさせられるアニメです。シリアス。

 

正解するカド(1) (モーニング KC)

正解するカド(1) (モーニング KC)

 

 

 毎週放送が楽しみだったアニメ

私の中では絶滅危惧種。いつも途中で見るのやめちゃうアニメが多いので、そういう意味では本当に面白いと感じたアニメと言えるのではないかと思う。毎日見るのが楽しみで、楽しすぎて妹にも勧めまくった作品です(けれど、結局、妹は見てくれなかった)

 

賭ケグルイ

―――さぁ、賭け狂いましょう? でおなじみの。

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TVアニメ「賭ケグルイ」第2弾PV【2017年7月放送開始】 - YouTubeより)

創立122年を迎える名門校で、私立百花王学園、上流階級・政財界の子女が数多く通う名門校、圧倒的なギャンブルの腕を持つという生徒会長・桃喰綺羅莉のもと、生徒同士のギャンブルによる階級制度によって支配されていた。そこに、蛇喰夢子という少女が転校してくる。蛇喰夢子はおっとりした才媛に見えるが、実は生粋のギャンブル狂・賭ケグルイであった。(賭ケグルイ - Wikipediaより

 一言で言うなら、賭博アニメですね。

 

見どころは、やはりギャンブルというゲームの中で繰り広げられるプレイヤー同士の駆け引きだと思う。時にハッタリをかましたり、イカサマの正体を暴いていく様子を見ながら。一歩足を踏み外したら人生お先真っ暗、真っ逆さまなのに、極限状態にこそ価値を感じる。その感性、すげーなって引きながら。

 

けれど惹きこまれた。毎回、驚きがあって飽きないアニメだった。

 

賭ケグルイ(1) (ガンガンコミックスJOKER)

賭ケグルイ(1) (ガンガンコミックスJOKER)

 

 

プリンセス・プリンシパル

今年見たアニメの中で(現在視聴中のものは除く)一番、お気に入り。

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TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』 オープニング映像 - YouTubeより

けいろーさんも記事の中で書いていますけれど、「サモンナイトシリーズ」や「キノの旅」でおなじみ黒星紅白先生がキャラクター原案のアニメということで、とても注目していました。とてもわかりやすく、だよねー!と共感しまくりの魅力は、すさまじい文章量でけいろーさんが記事にしているので、そちらに丸投げします。……え?

 

見どころ……たくさんありすぎてわかんない。

とりあえず、1話を……。

 

なんて初めは思っていたけれど、1話で可愛らしいメインキャラクターたちが縦横無尽に動き回るスタイリッシュなアクションを魅せてくるし。梶浦由記さんの音楽が可憐な少女たち×嘘×スパイという世界観に重厚感を与えている。

 

チームを組んで、スパイの仕事をこなしている主人公たちにもそれぞれ大切にしている人や価値観があって、けれどホントウの、ホントウの姿は誰にも見せずに隠している。嘘だらけの世界の中で、少しずつ彼女たちの間で芽生えてきているモノが垣間見える時がある。それは絆だったり、信頼だったり、友情だったりするように見える。


だが、いつまでもその温かい関係性は続かない。彼女たちを取り囲んでいる世界が、大人たちが、国が、世間を取り囲んでいる空気が、否応なしに選択を迫ってくるのだ。嘘に塗れた世界で職業:スパイな少女たちは、なにを思うのか。

 

もうね、全部ね、魅力なんだってば!

 

1話だけでももちろん面白いけれど、全話、全話をぜひ見てほしい。アニメの順番が決して時系列に並んでいないので、見終わった後にも発見がある。頭の中で整理したり、過去の話を見直したりすると、彼女たちの表情や仕草、行動や言葉の端々に変化がみられて、それがとても愛おしい。作品全体に仕掛けられた「嘘」みたいな、そういうのってとても面白い。

 

好きだ。

 

プリンセス・プリンシパル I (特装限定版) [Blu-ray]

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本日のまとめ

語り出すと止まらない。気が付いたら0時過ぎていたでござる。

 

アニメをあまり見なくなったと言ったけれど、やっぱりハマるアニメがあると話は別だなって思った。その時、何に注目していて、何に興味があるかによって、ハマる要素が人それぞれ違うっていうのも面白い。

 

1年前とかは新作アニメが始まる前になるたびにアニメ記事書いていたのだけど、また書きたいなと思いました。2017年に放送してたアニメの中で私が思う面白かったアニメランキングとか。すっごく記事にまとめるの大変そうだけど。楽しそうだ。

 

今年も残り2か月。今視聴しているアニメもあるし、来年にとても期待しているアニメもある。やっぱりアニメからは離れられないっぽいですね。それでいい、それがいい。