空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

お正月のささいな楽しみ方、寝正月もったいない

年末年始の楽しみといえば、なんだろう?

昔は、新しい年の始まりという祝い事の時にしか食べられない特別なモノがあった。人によって異なるとは思うけれど、私の母がこどもの頃、それはモロゾフやMaryのチョコレートなどの高価なお菓子だったそうだ。

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けれど今となってはモロゾフやMaryのチョコレートはいっちゃ悪いが別に高級なものではないし、食べようと思えばいつでも食べられる。昔と比べると手に入れようと思えばいろんなものが手に入る時代になったから、新年だからといって特別に嬉しい!楽しみだ!ってことがなくなっちゃった気がすると母が言っていたのがとても印象深く残っている。

でも私は新年には楽しみだと思えることがたくさんあるので、今回はとても個人的な話なのですが、私が考える年末年始の楽しみ方について紹介してみることにしましょう。

 パズルみたいで楽しい、おせち料理並べ

母の言ったとおり、新年だから食べられる奮発スイーツはない。スーパーに行っても代わり映えのしないお菓子が並んでいるだけで、特に食べたいと思うようなものはない。けれど新年だからこそ、食べるものといえば「おせち料理」があるじゃない。

昔は母が年が明ける前からおせち料理の準備をしていたのですが、母の負担が大きすぎるので最近はリーズナブルなおせち料理を買っています。買ったおせち料理は重箱の中に小分けになった袋に入っていて、食べるために並べる必要がありますよね。見本の写真と見比べながら、おせち料理をパズルのように組み立てる。これがとてつもなく面白いのですよ!

小分けの袋1つ1つにおせち料理の由来が書かれていて、それを読みながら見た目が綺麗に見えるように飾り付ける。パズルゲーム好きも関係しているかもしれない。私だけかもしれない。ちなみに伊達巻と栗きんとんと煮物が好きです。

テレビにかじりついて見る、箱根駅伝

お正月の特別イベントといえば、初売りではなく箱根駅伝観戦です。現地で寒さに耐えながら観戦したことが一度もありませんが、こたつの中で往路・復路を最初から最後までテレビにかじりついて見るのが毎年の正月の過ごし方です。

テレビを見ながら箱根駅伝生放送のラジオを聴き、Twitterで箱根駅伝観戦の実況ツイートを見たり自らもツイートしたりしながら、注目している大学の選手をひたすら応援します。たとえ用事があったとしても午前中は箱根駅伝が優先されるほどの駅伝好き。去年は悪天候により出雲駅伝が延期だったので、あまり駅伝を見る機会がなかったので、とても楽しかったです。

出身大学でもないのに、毎年のように駒澤大学を応援しています。今年はダークホースの青山学院と明治大学が調子がいいとのことなので、優勝常連大学以外が出てくるととても面白い戦いになるのではと思います。

雪降る初詣は、甘酒とみかんの無料配布あり

初詣はどこに行きますか?今年1番初めに無病息災を祈願するという意味合いをこめて、過去に明治神宮などに行ったことがありますが、とてつもない人だかりだったという記憶しかありません。

最近は遠くに行くのが面倒なので、もっぱら近所の神社に行きます。他の場所に行ったことがほとんどないのでもしかしたらどこの神社も実施しているのかもしれませんが、甘酒とみかんの無料配布があります。午前中の凍える寒さの中で飲む甘酒は最高に美味しいです。

普段から神社に行くのが好きなので、今年も何回神社のお賽銭箱にお賽銭を投げ、神頼みをして、おみくじを引くことになるのかわかりませんが、家族で身を寄せ合いながら初詣するのがとても楽しいです。

本日のまとめ

という感じで、ほとんど毎年やっているささやかな楽しみを大公開しただけだ。確かに母の言う、新年だからこその美味しいモノ、特別なモノというのはなくなったかもしれない。けれど私にとっては当たり前になっているかもしれないことが楽しみなのである。ちょっとしたことでも考え方次第で、楽しみに変わる。

そんな感じで今年も過ごしていけたら嬉しい。