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空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

思考を言語化できない時、どうする?

働く・仕事 日記

働いている中でわからないことを質問する時や、「こういうことをやりたいんだけど具体的に何が必要だと思う?」質問された時に最終的に求めているものはこんなモノで、そのためにはこの要素が必要で、その要素はここから持ってきて、こういう手順が必要だと思うという風に具体化して、声に出して人に説明することがとても苦手です。

頭の中では最終的に欲しいモノが1枚絵としてイメージ出来ているものの、深い意味で理解するのに時間がかかる人間なので、説明することが難しいのです。まぁ自分で理解できていない物事を人に説明できるはずもないのですが。

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そもそもなぜそれをやる必要があるのか、それが出来ると何が得られるのか何が嬉しいのか、というかもっと別の方法があるんじゃないの?という心の声が頭の中を飛び交い、集中できないこともよくあります。

それでもわからないなりに「こういうことですか?」とたどたどしく説明したり、確認するものの「何が言いたいのかわからない」と言われてしまったりします。

本日は自分自身でもあまり理解できていない私の思考方法と、どうすればより理解を深めることが出来るかについて考えてみたいと思います。

抽象化思考と具体的思考、どちらが得意?

「しごと」をもっと楽しくするにはどうすればいいのかを考えている方で、NPO法人しごとのみらい理事長の竹内義晴さんという方がいらっしゃるのですが、御存知でしょうか。「仕事を楽しくする」ことを活動のテーマとして、「仕事」の中で起こる人間関係の問題や、モチベーション、メンタルの問題をコミュニケーションの力で解決する活動をされている方です。

竹内義晴さんのブログ記事の中で「人には抽象的なことを考えるのが得意な人と、具体的なことを考えるのが得意な人がいる」という話をされていたことがあります。

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上記の画像は、記事の中で紹介されているトライアングルコミュニケーションモデル(TCM)というコミュニケーション/思考モデルのチャート図です。TCMについては詳しく知らないので、興味がある方はこちらを参考してください。これを書くことで、自分の思考の特徴が見えてくるそうです。

またどちらの思考が得意なのか、もしくは好きなのかを知る簡単な方法として、

「そもそも」を考えるのが好きな人は抽象化思考が得意で、

「具体的にどうすれば」を考えるのが好きな人は具体化思考が得意。

と紹介しています。

ちなみに私がブログで書いていることの殆どは自分自身のことです。「なぜ働くのか」「なぜ今それをするのか?」「なぜその方法なのか?」という風に「なぜ」を考えて掘り下げていくことが基本的に好きなので、私が日常的によく使っているのは「抽象化思考」なのかもしれません。

他己分析から見た自分の思考とは

大学院生の時、研究をしていてわからないことがあるたびに研究室の教授に相談に乗ってもらっていたことがあります。何を話したかは殆ど覚えていないのですが、「こういうことがしたい!」っていうイメージをイラストで説明しつつ、何故それがしたいと思ったのか、先行研究を調査した上でそれをやる意味は何か、それが出来ると何が良くて、面白いのかをたどたどしく話した気がしています。どうすれば実現できるかという具体的な方法はさっぱりわかりません。

その時、教授に

君にはもやもやした抽象的なイメージが先にある。
今の段階では君にも僕にもそれが何であるかはよくわからない。
けれど少しずつ実現するための形に落とし込んでいくことで、
初めて何をしたいと考えていたのかがわかるようになってくる。

的なことを言われたことがあります。

自分から見ても他人から見てもそうだとするならば、おそらく私は具体化思考が苦手なのだと思います。具体化できないから、人に分かりやすく説明できないのです。何もかもが手さぐり状態ですからね。

もうはっきり「わからない」と言っちゃえ

私が大学生の時、教授によく相談しにいっていたのは、自分で考えて分からないことを分かりそうな人に聞いてヒントを貰うためでした。仕事であれ研究であれ、完全に1人でやっているわけではないので、分からない時は誰かに聞いたり、アドバイスを貰うことが可能です。その時の質問の仕方、コミュニケーションの仕方が鍵ですね。

一説明されて十理解することは私には無理なので潔く諦めましょう。自分の考えを整理してうまく言葉で伝えることが難しい時は、イラストを使って説明したり、ここまでわかっているけれどこの先が理解できないと部分的に質問したり、「わかりません!」とバッサリ切り捨ててヒントを求める方法が考えられます。こいつ頭悪いんじゃないの?と思われようが関係ありません。

もしくは「なぜそれをするのか」から明らかにしていくのもありです。本質が明確になると、提示された方法よりよいものが見つかる可能性もありますし、自分の中にある疑問が解決され、頭の中が整理されるので一石二鳥だと思います。

本日のまとめ

どちらがいい悪いというわけではありません。

抽象化思考は新しく何かを開発する時、始める時のブレない本質や価値を明確にする上で役に立つと思いますし、具体化思考はどうやって実現するか、何をどう組み立てて行くかを考える上で大いに役立つものです。ようはバランスですね。

私はどちらかというと具体的な形に落とし込んでいくことが苦手なので、ブログのように文字を書いたり、イラストを書いたり、何度も質問をしていく中で進んでいく方向を日々調整していく必要があると感じています。日報を自主的に書き、すでにノートを何冊も書きなぐっています。あとは慣れですね。

質問するのも、自分から「わからない」と言うのも苦手なのですが、一度の説明ですべて理解できたら先輩必要ありませんからね。「聞ける時に聞く」「わからない時には分からないと言う」ことも、大切なのかもしれません。

実践するのは中々難しそうですが、今後気をつけていきたいと思います。