空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

結婚について考えてみたけど、頭がショートした

「何歳までに結婚したいのか」「どんな人が理想か」という話題をこの頃よく聴くようになりました。会社での同期が30代前半の方が多いこともあるし、仕事旅行社の「旅行家になる旅」でもそういう話になりました。

私は普段この話題になると会話の和に入らないか、当たり障りのない解答で逃げることが多いのですが、今日はこのテーマについて、少しだけ考えてみたいと思います。

考えるとは、言ってみたものの…

あまりそういう話題に触れてきませんでしたが、簡潔に言うと、結婚について考えたことはまったくありません。

自分の内面に迫るブログ記事が多いことからもわかるように、大概自分について考える事が好きで、自分の考えを知りたいし、自分の生き方を考えたいし、自分のやりたいことに挑戦したい。まぁそんな感じで、なんというか自分のことで精いっぱいです。

結婚したいのは何故なのだろう

だから「何歳までに結婚したい?」という質問をされても、「そもそもどうしてそんなに結婚したいの?」となってしまいます。思い切って尋ねてみればよかったですかね。結婚するのが普通だという常識から照らし合わせた考えなのか。好きあっている人がいて、この人と一生を共にしたいと思った結果なのか。それとも誰かと暮らして共働きをして、金銭面での安心が欲しいからなのか。「え、結婚しないの!?」と言われるのが嫌で、当たり障りのない答え方をしてしまいました。

正直結婚はまだよくわからない世界なのですが、幼馴染の結婚式に呼ばれた時に見た親友の花嫁衣装と満面の笑顔は、幸せ絶頂期と言わんばかりでとても喜ばしいものでした。現在付き合っている人もいないし、そもそもお付き合いをした経験がほとんどないし、結婚する予定の相手もいないのに、もし結婚することがあれば、神前式がいいなと考えたりするくらいには。

子どもが欲しいのは何故なのだろう

結婚の話とほとんど一緒に取り扱われるのが、子どもの有無です。何人欲しいか、子どもを産むことが最大の幸せとか、そういう話です。 結婚したいかしたくないかをもし今答えるとすると、「絶対にしたくないと拒否反応を出すほどしたくないわけじゃない」という曖昧な答えにならざるをえないのですが、「子どもが欲しいか?」という質問には、欲しいとはまったく思わないと返すでしょう。

気分を害するかもしれませんが、子どもを産むということは、その子を成人させ、一人前の人間として育て、自立して生きていけるようにするという責任が発生することと同一だと思います。ひねくれた考え方ですが、自分の人生は自分で責任を背負うしかありませんが、自分が生んだ命、つまり自分以外の人生に責任を持つことが出来そうにありません。そう思っている時点で、結婚はまだほど遠いかなと感じますね。

異性との出会いが、ない!

結婚7年目という男性が話してくれたことは印象に残っています。異性との出会いがないという系の話なのですが、結婚相手だと思われる運命の人との出会いというものは、自分が欲しい、欲しいと何かを得ることばかり考えているうちは難しいけれど、誰かに何かを与えたい、何かしてあげたいと考えられるようになり、人を受け入れる準備が整った時に、出会うものなんだという話が印象的でした。

ふむ。実際に現在の奥さんと出会い、結婚したというお話を伺ったので、説得力があると言えばそうなのかもしれませんが。私が経験したわけではないので、全ての人に当てはまることなのかわかりませんが……覚えておこうと思いました。

 

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来世は、猫になりたい(頭がショートした図)。

 

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