空想島(6畳半)

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危うくひっかかりそうになったエポスネット詐欺

危ない危ない危ない!

ここ最近、頻繁にLINEで流行のサクラサイト商法、三菱UFJ銀行のフィッシング詐欺等のネット詐欺の話をしている気がしますが、こんなに身近な所に個人情報やカード番号を入力させようとする危険が潜んでいたのかと、戦々恐々としてしています。今回のテーマは、エポスカードです。(エポスネット詐欺は私が勝手に考えた造語です)

 使い方を間違えると人生終了する

私のクレジットカードに対する認識はこんな感じだったので、家族に「エポスカード作らないの?」「2000円分の商品券貰えるのに」と大学生時代から言われていましたが、作ることを拒否してきました。2000円分の商品券はおいしいけれど、使う予定も特に思いつかないし、そもそもニート派遣社員の私に、社会的信用があるわけないから申し込んでも審査落ちするだろうと思って、申し込もうかどうか悩んでいました。

まぁ「入会金・年会費永年無料だし、商品券があれば使いたい時に便利か」「使わなければ一銭もかからないし」と思ってダメ元で申し込んでみました。審査落ちするだろうなと高をくくっていたら、まさかの通過。今は郵送待ちしているのですが、ここで問題が発生しました。そう、フィッシング詐欺の登場です。

会員サイトログイン後のポップ画面が怪しい

カードの申し込みと同時に、インターネット会員サービス「エポスNet」に登録するので、暇な時に、エポスカードの使い方であったり、そういう紹介ページを眺めています。なんせ人生終了させかねないクレジットカードですからね、情報収集は大切です。

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青枠で囲まれている所からログインします。初めは特になんの変哲もなかったのですが、カードの申し込みをしてから2週間が立とうという頃、ログインすると謎のポップ画面が出現するようになりました。カード確認のお願いというそれっぽいページです。

 

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私の手元にはカードが届いていなかったので、これを無視。スキップボタンがないのはどういうことなのだろうと思いつつ、ブラウザで戻るボタンを押していました。

白状すると、私は半分以上騙されていました。非の打ち所が(一見)なさそうなページ遷移ですよね。カードが手元にあったら、入力してしまっていたかもしれません。これこそ、前回、三菱東京UFJ銀行フィッシング詐欺で恐れていた事態です。

けれど私は「エポスネットで変なページが出るんだけど、お母さんは出る?」と聞いていたため、助かりました。母親の「そんなの出ない、なんでカード番号を入力する必要があるの?」という言葉で「あ、これ詐欺の偽ページなんだ」と気がつきました。

「ご注意ページ」が、なぜ一番下にあるのか

今開いているページが本当にエポスカードのページなのかを念入りに確認していると、ホームページの下の方に、「エポスカードをあんしんしてご利用いただくために」という文言で、会員専用ホームページを語るフィッシング詐欺注意喚起を発見しました。

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・・・なぜ、こんな最後までスクロールしなければ見えないような所に、表示するのでしょう。これ、すごく重要な部分だと思うのですけれども。本当に強調して注意喚起したいならば、対象のページを開いた際に、利用者の視界に飛び込んでくるようにすればいいのになぁと思ってしまいます。

素人なので好き勝手言っていますが、ログイン時に偽のポップアップ画面が表示されるのを阻止することは出来ないものなんでしょうか。なんにせよ、もうすこし積極的な対応をするべきではないかと思いました。

疑心暗鬼になる、ネット詐欺

一見非の打ち所がなさそうなページで、しかもそれが大手の信用ある会社名を名乗っていると、利用者側からすると事前に調べられることに限度がありますし、「こんなの引っかからないし(笑)」と思っていると、次の瞬間には引っかかっていそうで怖いです、本当に怖いですね。

これだけ詐欺が溢れかえっていると、すべてが怪しく見えてきます。だからこそ、自分一人で判断せず、家族に聞いたり、信頼出来る誰かに聞いたりして、情報を見極めることが大切なのだなと改めて思いました。

カードを実際に店頭などで使う時でなければ、 カード番号、暗証番号、有効期限をどこかに入力したり、 かかってきた怪しい電話で誰かに教えたりすることは絶対にない!

ということを肝に銘じておかなければいけませんね。危うくひっかかりそうになったので、皆さんも気をつけてください。