空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

2014年春(4月~)の新作アニメ、どれ見る?

4月まで、残り1週間を切りました。テレビの番組表を見ると、毎日のように1時間~2時間枠のスペシャル番組が増えてきて、新しいドラマやアニメのスタートを待つ、カウントダウン期間に入ったなぁと実感します。

さて今回も2014年冬に引き続き、私が独断と偏見で選んだ3つの作品について、放送前に抱いた印象、作品の魅力について簡単に紹介したいと思います。今回は一応、内容知りませんということはありませんよ?

ハイキュー!!

全巻、集めています。

ハイキュー!! 1 (ジャンプコミックス)

原作は週刊少年ジャンプで連載されている、古舘春一さんの高校バレーボール漫画ですね。

ハイキュー!!を知った経緯は、古舘春一さんの漫画である「詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。」が気に入っていたからです。こちらはトイレの花子さんのような学校の怪談をモチーフにした漫画で、当時の少年ジャンプではあまり見られない独特な世界観を持つ作品です。

詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談。 1 (ジャンプコミックス)

この作品があったからこそ、本屋に陳列されていた新作であるハイキュー!!を手に取ったというわけです。

元々バレーボールにはまったく興味がなかったので、高校時代の体育の授業程度の知識だけで読み始めたのですが、登場人物同士のテンポの良い会話は健在、スマッシュやサーブなど、試合の中でのスピード感がとても爽快に描かれていて、見事に引き込まれました。試合を見ているかのようなドキドキがたまりません。

まさかこんなに早くアニメ化になるとは思っていなかったのですが、アニメーション制作がProduction.IGということもあり、期待しています。放送は4月6日からスタートで、深夜アニメが増えている今とは異なり、まさかの夕方17時~なのでうっかり見逃さないようにしたいです。

蟲師-続章-

2014年1月4日に蟲師 特別篇『日蝕む翳』が放送され、その直後に4月から続編となる新作アニメが始まることがわかった蟲師です。第1期が放送されていたのは2005年のことですから、実に9年越しの続編になります。

蟲師(1) (アフタヌーンKC (255))

原作は、蟲(むし)という精霊、幽霊、妖怪などのような超常的な現象を引き起こす怪異を巡る物語で、蟲専門の医者、研究者である主人公ギンコの旅と蟲によってもたらされる様々な謎を解き明かしていきます。四谷先輩の怪談と同様に、私はどうも、こういう風な怪異を巡る物語が好みのようです。

基本的には1話完結であることが多いのですが、30分というアニメの中に、明確なテーマがあることが多いので、単に楽しむだけでなく、考えさせられる部分もあり、大人が楽しめるアニメといえるでしょう。続章が始まる前に、第1期を見直そうと思っているのですが、全部で24話もあると、時間がかかりますね。

ソウルイーターノット!

月刊少年ガンガンで連載されていた大久保篤さんの作品である「ソウルイーター」の外伝にあたる作品です。そういえばいつの間にか、本編であるソウルイーター終わってましたね。どうやって終わったか知らないですけど。

ソウルイーターノット! (1) (ガンガンコミックス)

第1巻だけ読んだことがあるのですが、本編であるソウルイーターに比べると、ピンクやオレンジのような明るい色合いがよく使われていて、ポップな印象を受けます。「殺伐だけど、ウキウキライフ」というコンセプトが示すように、寮暮らしをする中で起こる、思わずくすっと笑ってしまうトラブルや、学園生活で起こる恋の予感など、本編ではまったく無縁だった出来事をギュッと詰め込んだような作品だと思います。

続けて見るかどうかは、上記のハイキュー!!や蟲師と比べると優先順位は低めですが、今後に期待の作品と言えるでしょう。本編とリンクする部分もあるので、両方読んでいるとより楽しめるかもしれません。

4月が楽しみになってきた

これからの生き方であったり、転職活動について考えると、ネガティブになりがちな4月ですが、新作アニメが始まるという点では、今年も楽しみがたくさんあって嬉しいです。楽しみなことがあると、それだけで鬱々とした気持ちが吹き飛ぶから不思議ですね。面白いアニメ・ゲーム・映画がある限り、まだまだ頑張れる、そんな風に思えてきます。