空想島(6畳半)

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飲み会が「つらい」と感じた時の対処法

飲み会はどちらかというと苦手です

主な理由は3つあります。1つ目は、コップ一杯のチューハイ(アルコール3%)で真っ赤になるほどお酒が弱いことです。2つ目は、人と話すことが苦手で、会話が続かないことがコンプレックスだからです。3つ目は、お酒を飲んでハイテンションになる人の雰囲気についていけないからです。

とはいえ、飲み会が嫌いだというわけではありません。基本的には、人の話を聞いたり、親しい人たちが楽しそうにしている様子を見ることが好きなので、研究室時代や大学の部活での飲み会には、極力参加するようにしていました。中学生時代からの友人と東京で集まって、近況であったり、最近の楽しかったことを共有したり、ふざけあったりしながら居酒屋さんで御飯を食べたりするのは、とても楽しいですよね。

それに対して、職場の飲み会が「つらい」と感じるのはなぜでしょうか。職場の飲み会と言っても、様々な種類があると思いますが、今回は、私が体験したことのある「同期の飲み会」について、考えてみたいと思います。

「愚痴」はストレスを移行させるだけ

まずは新人同士、つまり同期の飲み会でよく行われるのは、「愚痴を言うこと」だと思います。対象は、同期の内の1人であることもありますし、先輩社員である場合もあるでしょう。同期での飲み会は、本音で話すことで互いに仲を深めること、会社のストレスを発散させること、情報を共有することを目的としているように思いますが、この場合の「愚痴」とは、会社でのストレスを発散させることを指しています。

もちろん、愚痴を言いたくなることもあるでしょう。しかし不毛な話を延々と聞かされる側から考えると、「特に興味もないどうでもいい話」なので、せっかくの御飯が美味しく感じられなくなりますし、時間を浪費しているように感じてきます。こうなると、そこに居ること自体がつらくなるのは時間の問題です。

「愚痴を言う」側はストレスを発散させているつもりかもしれませんが、発散させたはずのストレスを「愚痴を聞いている側」に受け渡しているだけかもしれません。

考えられる対処方法

1.不毛だと感じる飲み会にはいかない

思いきった方法として考えられるのは、不毛で時間の無駄と感じる飲み会は理由を付けて、すべて行かないことにすることです。全て行かないということが難しい場合は、理由を付けて回数を制限しましょう。その時間は自分のために使った方が有意義かもしれません。または、愚痴をよく言う人を自分の中で要注意人物に指定し、その人が参加する飲み会には出来るだけ参加しないようにするという方法もあります。会社の上司や先輩からの強制力を持った飲み会に比べると、基本的に参加は自由だと思うので、行く時と飲む人はある程度選べるのではないかと思います。

2.愚痴を言い始めたら、その人から離れる

愚痴を聞かされるのを避けたいというだけであれば、飲み会が好きで、基本的に人と話すことが苦ではない場合は、トイレに立ったり、それをきっかけにして違うテーブルに移動して、出来るだけ自然に逃げるという方法が考えられます。親しい人を作っておくのも手です。

3.愚痴は聞き流して、御飯を食べることに集中する

1の方法を取る勇気はないけれど、2の方法を実行することの難しい私が、よくしていた方法です。飲み放題で得をするのは、飲むスピードが早く、飲む量が多く、アルコールが飲める人だと思います。1杯で真っ赤になって頭痛がしてくる私は、ジョッキ1杯で2時間の飲み会が終わってしまいます。元が取れません。そうなると、話すことが苦手な私の、飲み会のメインは「御飯」しかありません。愚痴は聞き流して「御飯」を食べることに集中しましょう。周りの人が話に夢中だったり、ハイテンションで一気飲みをしている最中がチャンスだと思います。

学生時代であっても、社会人であっても、飲み会はよくありますよね。避けられる場合もありますし、避けられない場合もあります。同期同士、上司、先輩社員など、場合によって相手は異なると思いますが、飲み会が「つらい」と感じる時は、人と飲み会の付き合い方を工夫した方がいいかもしれません。ハイテンションに騒げなくても、アルコールを飲めなくても、人と話すことが苦手でも、気にする必要はありません。きっと、それぞれの人にあった飲み会のスタイルがあるはずです。