空想島(6畳半)

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下腹ぽっこりをどうにかしたくて、体幹リセットダイエットを始めた

28歳にもなると、なんだかお腹周りが気になってきた。

こう、下腹が垂れ下がるっていうのかな。

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お風呂に入る時に鏡に映る自分をみたり、比較的体のラインにフィットする服を着たり。普段会社に行くために歩いている時など、ふとした時に気になるのが下腹ぽっこりだ。重力に合わせて歩くたびにお腹がたぷんたぷんと言っている気がするのだ。

 

 さらに家族で温泉に行った時に母や妹にお腹をポンポンと叩かれて、その場では笑ってごまかしたのだけれど、「お腹、ポンポンじゃん」と言われるのが地味にショックだったこともある。これはもう笑い事ではない。

 

 まぁ端的に言うと普段あまり運動していないせいなのだが、脂肪と筋肉不足による内臓の垂れ下がりをこれ以上このままにしておけない、どうにかしなくてはいけない。ということで今日は「体幹リセットダイエット」を始めた話をしたいと思う。

 

 下腹ぽっこりになる原因とは

 見た目は太っていないのに、お腹周りに脂肪がつきやすいというのはよくある。皮下脂肪によるぽっこりと内臓脂肪の付きすぎなど色々原因はあるようだけれど、やはりお腹周りの筋力低下が原因で、内臓を支えきれなくなってしまうことが多いようだ。

 

 筋力低下、思い当たる節がありすぎる。大学生時代は部活動をやっていたからその一環で腹筋、背筋を鍛えていたし、週に1回皇居を一周するランニングもしていた。けれど部活をやめてからはめっきり運動をしなくなった。普段の生活で早歩きしたり、通勤や通学のために自転車をこいだりする以外に、意識して運動したことってない。

 

今までファスナーを締めるのがつらくなかったズボンがきつくなってきた時だったり、お風呂に入る時に目の前に見える自分の姿に、私は危機感を覚えた。この時人生で初めて、ダイエットする必要があるのではと思い始めたのだ。

 

意志の力が弱すぎるという根本的問題

 「やるぞ!」と決意して運動を始めたとしても、長続きしないのはよくあることだ。私も下腹ぽっこりをどうにかしたい!という危機感を持って運動を始めたが、最初の1か月はほぼ三日坊主で終わった。意志の力が弱すぎるという根本的問題。

 

ならばジムやフィットネスに通えば、絶対に運動を継続できるだろうと思ったのだが、そうは問屋が卸さない。三日坊主の常習犯である私は、面倒くさいと思うことは何が何でもやりたくないのだ。たとえジムの料金を自分で支払っていたとしてもだ。

 

 下腹をどうにかしたいけれど、それ以前にどうすれば楽に運動が続けられるのか、そう思った時に出会ったのが電車内の「続けなくていい!頑張らなくていい!」がうたい文句の体幹リセットダイエットという本だったのだ。

 

毎日10分だけ、体幹リセットダイエットとは

モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット

 体幹リセットダイエットは体重を減らすダイエットというよりは、体の中で使われないまま眠っている筋肉を目覚めさせることに重点を置いている。筋肉が使えるようになると背筋が伸びたり、骨盤をまっすぐ保てたり、姿勢がよくなっていく。姿勢がよくなり、日常で使われる筋肉の割合を増えていくと、一日の消費エネルギーもあがる。筋肉の正しい使い方を身につけることで、体についた余分な脂肪を減らすことができる。

 

本は2週間もしないうちに効果を実感できるでしょう!と強気の言葉が記載されているが。それは人それぞれな気がする。けれど「頑張らなくていい」というのが、私にとって最も大切なことだった。楽に続けられて効果があるなんて夢のようだ。

 

 詳しくは実際に本を手に取ってほしいのだが、本には使う筋肉を意識しなくても自然と勝手に使えるようになる5つのエクササイズが載っている。本には1日5分と書かれているが、実際にやってみると1日10分程度はかかる。最初の2週間だけ毎日、その後は週に3回程度でOK。それを2か月続ければその後は別にやめてしまってもかまわないというお手軽さがウリだ。私にぴったりだと思ったので、即本屋に行って即購入した。

 

体幹リセットダイエットを習慣づけるコツ

 実際には毎日10分の運動、普段の食生活、水分補給の3つが揃って、最大限の効果を発揮するのだけれど、毎日10分、用意する道具は必要なし。さらには運動するのにお金もかからない、まさに最高!である。

 

けれど三日坊主の常習犯としては、たとえ1日10分の運動だとしてもつらくなったり、面倒くさくなったりするんじゃないかと思っていた。けれど私がこの体幹リセットダイエットを始めたのは9月、そう、なんと1か月も続いているのだ。

 

 毎日運動をすることそのものが苦手で、しかも面倒くさいことも嫌い。今までエクササイズを継続することがまったくもってできなかった私が思う1日10分の体幹リセットダイエットを続けるコツを紹介しておこう。

「やせて何がしたいのか」を明確にする

 これは本に書かれていたことの受け売りですが、体幹リセットダイエットは性質上、体型が変わり、体重が落ちるペースには個人差がある。だから高すぎる目標に現実が追いつかなかったり。「3kgやせたい」という目標を達成し、安心して食べまくった結果、リバウンドしてしまうという結果になることも。

 

 だから本当に大切なのは「痩せるぞ!」と思い続ける意志の力ではなく、「痩せたい理由を明確にする」ことであったり、「痩せて何がしたいのか」を考えること。目標を明確に持つことで、それに向かって頑張ろうと思えるわけだ。

生活の一部としてルーティーン化する

 私が実際にやった、何時からエクササイズをするのか決めてしまう方法だ。生活の一部としてルーティーン化するまでがちょっと大変だけれど、習慣づけさえ出来ればツライとか面倒くさいとか思わなくなる。

 

あとは自分の部屋にあるカレンダーに運動した日は丸をつけること。印はOKだったり、丸だったり、花丸だったりなんでもいいけれど、継続できていることを目に見える形に残しておき、「継続できてるよ、すごいね!」という風に自分を褒めるのだ。そうすることで次も頑張ろうという気持ちになる。

 

本日のまとめ

体重計を買った、オムロンの体重体組成計ってやつだ。

オムロン 体重・体組成計 カラダスキャン ホワイト HBF-214-W

 

 両親が滋賀県に引っ越してしまった時、体重計を持っていかれてしまったのだ。だから最近までずっと自分の体重を測る機会がなかった。というか下腹ぽっこりのせいもあり、体重計に乗りたくなかった。自分のつらい現実を見たくなかったのだ。

 

 けれど1か月体幹リセットダイエットを継続した結果、実際の数値が気になり始めた。たかが一か月続けただけだが、気持ち下腹ぽっこりが気にならなくなってきたからだ。この気持ちを数値として見える形にしたい、そう思っての購入だった。

 

 最近の体重計は体重の他に体脂肪率、内臓脂肪レベル、骨格筋率、基礎代謝、体年齢、BMIなどいろんなものを測定してくれる。そして測定結果をエクセルにまとめる。すると体重はほぼ変わらないけれど骨格筋率と基礎代謝が毎日少しずつ上がってきていることがわかったのだ。


実際の数値は自分の頑張りを肯定してくれる気がした。少しずつだけれど確実に効果が出てきている、それがさらに頑張ろうという気持ちを生み出す。さらに下腹だけではなくて、眠っていた筋肉が目覚めて少しずつ姿勢がよくなっているのか、便秘や肩こりが治ってきたのだ。もう1か月もの間、便秘薬を飲まずに済んでいる。まさにいいことづくめだ。これからもコツコツ続けようと思う、そうすれば後は体が勝手についてくる。