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空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

女子高生探偵になって、クトゥルフ神話TRPGに参加してみた

日記 雑談 ゲーム

前回「クトゥルフ神話TRPGをやってみたい!」という話をしましたが、リプレイ動画しかみたことはないけれど、面白そうなことは実際に体験したくて仕方がない。考えるより先に行動だ、そんな感じで思い立ったが吉日。これは行ってみるしかないと金曜日の夜、会社帰りに神田にある「TRPGとボードゲームの店、テーブルトークカフDayDream」というお店に行ってきた。

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今回は実際にTRPG初心者でクトゥルフ神話TRPGの世界を初体験してきたので。探索者はどうやって作るのか、どんな探索者を作ったのか、どういう風にプレイするのかなど、体験して感じたことをさらっとまとめてみたいと思います。わかっていたことだけど、ロールプレイって難しい。

*「テーブルトークカフェDayDream」とは

私が今回行ったのは神田にあるTRPGやボードゲームで遊べるお店です。

こういうお店に行くのは生まれて初めてでしたが、場所がちょっとわかりずらいこと、小さなビルの扉を開けて新たな世界に一歩踏み出すことに、ほんの少しの勇気が必要なことを除けば、店内はとても綺麗で快適。男性ばかりかと思えば女性スタッフもいるので女性1人でも安心です。初めての人にも親切にシステムを教えてくれます。

所せましと本棚に収納された様々なTRPGルールブックやボードゲームに囲まれているということが、少し慣れない感じでしたが。長時間利用しても疲れない椅子や長テーブル、遊ぶために必要なサイコロなど一式用意されていて。手ぶらで行っても遊ぶことができる環境が整っています。

このお店を選んだ理由は大きく分けて2つ、場所的に会社帰りに寄ることが難しくないこと。1人で初めてのゲームに飛び込んだとしても、ルールややり方を親切に教えてくれそうな卓があることです。スケジュールで参加者募集している卓に「参加したいです」と参加表明するだけで誰でもゲームに参加できます。初心者歓迎!というのが目印。

公式HPはこちら→TRPGとボードゲームの店 テーブルトークカフェDaydream

 

*女子高校生探偵にしかなれない

さて、今回参加したのはクトゥルフ神話TRPGはいわゆるホラーTRPG。プレイヤーキャラクターである探索者は、常人よりは専門的な技能を持っているかもしれないが所詮はただの人間。そんな探索者たちが様々な宇宙的恐怖に晒され、自らの耐久力や精神力をすり減らしながらも生き残ることを目的とするゲームで。結構簡単に発狂したり死んだりする。

ゲーム開始前にまずは自らの分身である探索者(キャラクター)作成をする。探索者にはそれぞれSTR(筋力)、CON(頑健さ)、SIZ(体格)、DEX(敏捷性)、APP(外見)、INT(知力)、POW(精神力)、EDU(教育)の8つの能力値がある。これらを6面体ダイスを振って決める。

能力値を決めると同時にアイデア、幸運、知識が決まり、クトゥルフ神話TRPGにおける自らの生命線。正気ポイントであるSAN値が決定する。SAN値が0になると探索者は発狂する。詳しく説明するのが面倒なので、興味のある方はこちらのサイトをどうぞ→『クトゥルフの呼び声』ルール概要

そうして出来上がったのがこんなステータスである。ううん、私もよくわからないのだけれど。外見は少し良くて精神力がタフだけど、その反面で体が弱く、知識はあんまりないけど頭の回転だけはいいみたいな。ど、どういう、ことなの……?

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上記は実際にゲーム内で使用した探索者の初期値などを確認したり、行為判定する時に使用する用紙。幸運値(SAN値)とアイデアが高いこと以外は特出している能力はないですね。EDU(教育)+6くらいまでが探索者の年齢的な上限になるらしいというのは勘違いで、一緒にプレイしてくださった経験者さまの指摘で下限値だということがわかった。けどその時は上限だと勘違いしてたので「あ、私、高校生にしかなれねーな」って思ってた。

 

*女子高校生探偵の技能とは

なんとなく能力値ができたあとは、その探索者の職業を決める。職業によって習得できる技能が異なったりするので、シナリオによっては探索する上での推奨技能から考えるのもよし、自分がなりきってみたい職業を選ぶのもよし。メタ読みして必要そうな技能が取れる職業を選ぶのもよし、結構自由に決められる。

今回は能力値が教育はクソみたいな感じだけど、アイデア(頭の回転はいい)みたいな結果だったので、探索者の基本技能である目星・聞き耳・図書館に触れる探偵を選んだ。他の職業は専門的すぎてさっぱりわからん。技能に割り振れるポイント数もステータスによって決まるがここは割愛する。

その結果できた探索者がこちら↓

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田村サオ、15才、女。高校生探偵。教育があんまりなってないため、技能に数字を振れなかった。周りの人は結構70%とか80%とか高めに値割り振ってたので、もっと大げさに割り振ってもいいのかもしれない。応急手当は発狂したり怪我したりした人を救うのに役立ちます。SAN値が初期で70あるのが長所です(キリッ

*ロールプレイが難しい

参加者は全員合わせて6人。初めましてのよろしくお願いします。クトゥルフ神話TRPGは2回目という方もいたが「TRPG自体初めてだよ!」は私だけ。それぞれのキャラの導入があり、いきなり何らかの理不尽な陰謀に巻き込まれ、目が覚めると直立不動、身動きがまったく取れず、視界が真っ暗な場所に閉じ込められるところからスタート。

ここから先は6人で辺りを探索したり、どこを目指して進むか相談したり、推理をしながら見たこともない場所からの脱出を目指す。部屋を調べる、倒れている人を調べる隣の部屋に誰がいるか聞き耳を立てる。人の頭を貪り食ってる化け物に遭遇する。ありとあらゆる状況に対して、自らの持つ技能を使用するためにサイコロを振って成功すれば何等かの情報が得られたり、致命的失敗(ファンブル)するとダメージを負ったり、自分にとって不利益なことが襲い掛かってくる。

TRPGは映像や画像があるわけではないので、風景描写や現在地、そこに何があるのかなどは探索者自身の想像力で形作られる(あとゲームマスターのナレーションとか音の演出)。探索者たちは調べうる限り調べつくし、自分はどう思っているのか、次はこうしたらいいのではないかとストーリーを進めるようなロールプレイをしたり、しなかったりする(SAN値がヤバいので近づかないなど)。

私は普段から人が話すことを静かに聞いているタイプの、自ら話をするのが苦手な人間なので、それが探索者にも影響したのか。それとも単に周りの雰囲気に気圧されただけなのか、ともかくまったく勝手がわからず、ただ周りについていくのが精いっぱいでした。特に何かロールプレイした記憶?ありませんね……?

*本日のまとめ

ニコニコ動画やYoutubeなどでリプレイ動画を視聴するのとは(当たり前ですが)全然違いました。想像力でどこまでも面白く、そして怖くなるゲームという感じ。ゲーム最中はどうやったら生き残れるのか、ここから脱出できるのかと背筋がゾクりとする恐怖を感じながら、けれど心強い仲間がいるという安心感。そしてなんとか生還できた時のやりがいと達成感。アナログゲームだからこその魅力を感じました。

最後の方は楽しくて興奮しているのか武者震いしていたくらいです(ただし戦闘技能はない)。これは、この面白さは一緒に探索する人によっても異なると思いますが、実際に体験しなければ伝わらないかもしれません。ちなみに全員無事に生還できました。

ゲーム自体の進行、サイコロの出目がどういう意味を持っているのかあまり理解していなかったので、時折シナリオに置いて行かれそうになったりして、自分自身のロールプレイはほとんどできませんでしたが。周りが心強くも軽快で会話の弾むメンバーだったので、時々笑いながら面白可笑しくプレイできました。

「また行こう」「また一緒にプレイしたい」そう思えるTRPGゲーム体験でした。1人だって怖くない。なんとなくどうやってロールプレイするのか、ゲームを進行していくのかという感覚はつかめたので。また近いうちにTRPGカフェに行ってみようと思っています。興味のある方は是非、この機会に新しい世界へ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。