私が1人旅にいく前にしている10つのこと
皆さん、本当にお久しぶりです。
いかがお過ごしでしょうか。
私は9月ごろから審神者を挫折して新米提督となってからというもの、まるで何かに取り付かれたかのように提督業に勤しんでおりました。1つにしか集中できないシンプルタスク人間である私は、こういう経緯で空想島を3ヶ月ほど放置プレイしていたわけです(言い訳)。
昨日、私がキス島をクリアして「電ちゃんすげーーー!」と馬鹿なことをつぶやいている時に、Twitterのフォロワさんから「1人旅とかしてみたいんだけど心得があれば教えてほしい」という要望を頂きました。
そういえば温泉に行ってきたよ!という記事は時々書いているけれど、私が温泉旅行に出かける時に注意していること、大切にしていることなどを紹介したことはなかったかもしれないなと思ったもので。本日は、私が温泉旅行に行く前にやっている10つのことを紹介したいと思います。
なお、本記事を読む時は
- 私の1人旅は温泉まっしぐらで観光がん無視である
- ここでは1人旅(主に国内温泉旅行)をするという前提
- ツアー旅行は対象外とする
- 私個人の勝手な考え方なので、あしからず
という4点についてご了承ください。
1.行きたいところに行く自分を妄想する
まず「何をしたいのか」が大切です。
「どこかに行きたいなぁ」「1人旅してみたいなぁ」と抽象的に考えるのではなく、特定の場所まで絞り込む必要はないけれど、とりあえず目的だけでも決めよう。○○で××したいなぁ、くらいでいいと思う。たくさんある場合はノートに箇条書きにしておくといい。
私の場合だったら、山梨の日帰り温泉行きたいとか。黒川温泉で湯めぐりをしたいとか。まぁそんな感じのことだ。そこに行く自分を妄想して、これしたいあれしたいと夢を膨らませるのが楽しい。
2.HP・ブログ記事・口コミを読んで情報収集
なんとなく目的が決まったところで情報収集を始める。
行きたい場所が明確な場合は公式HPを見つけ出して舐めるように読もう。具体的な場所が決まっていない場合は関連用語を調べながら、いいなって思う場所を候補地としてあげてみる。
またHPではわからない実際に行ってみた的な感想・口コミを探してブログ記事を漁ります。ただしあくまで他人の感想は他人の感想なので真に受けすぎないように。
信用できる情報かどうかはそれなりに見極める必要はあるかもしれないけれど、よい所も悪い所もひっくるめて、自分の旅行では何を重要視するか考えて決めればいいと思う。
たとえば私の場合は温泉目的なので、温泉が文句なしに良ければ。たとえ食事と部屋は最低限でいいやみたいな感じ。ただしリラックスして温泉だったり自分の時間を楽しみたいと思っているので、団体客を受け入れていたり、カラオケなどが併設されている大型旅館は避けている。
たぶんここに1番時間をかけるかな、そして暇あらば繰り返しやってる。そうすることで温泉旅行に対するモチベーションをあげている。
私が行きたい温泉探しで利用するサイトはこちら↓
ご参考までによければ見てみてください。
・全国の秘湯・極上温泉レポート・ランキング - 秘境温泉 神秘の湯
・[温泉] All About|温泉宿や日帰り温泉や露天風呂などを紹介
3.そもそも1人客を受け入れてくれるか調べる
オフシーズンの場合は1人客を受け入れてくれる所もあれば、休前日は駄目だけど平日なら大丈夫というところもありますし、予約プランそっちのけで電話交渉してしまうという手段もありますが、今回は初心者にも簡単にできるネット予約を前提として考えます。
効率という意味では、2、3、4、5、6は同時並行的に行うと良い。行ってみたいなと思うところを見つけたら、1人客を受け入れてくれるのか?値段はどのくらいかかるのかなどを調べながら、宿泊したい場所を決める感じになります。
4.複数ある候補地の絞り方
色々候補地をあげてみたものの、1人旅のプランがなくて目的地が全滅することも少なくない。昔に比べると1人旅する女性も増えてきたし、1人旅のしきいはだいぶ下がってきていると思うけど。それでも行きたいなぁと思う温泉に1人でいけなくて残念な思いをすることもしばしば。
そういう時は初めから1人客を受け入れてくれるかどうかを前提に調べたり(1室1名検索とか)、何もしなくても勝手に全国から温泉客が集まるような有名温泉地を避けてみたり、長期滞在する湯治客を受け入れているところだったり、登山客を受け入れているところを物色する。
ここらへんはまぁ適当にまったり、心行くまで探しまくればいいと思う。温泉宿に宿泊する際の予約サイト(じゃらんとか、楽天トラベルとか)を比較検討するもよし。
私はだいたい日本秘湯を守る会からの予約、もしくは旅館の公式HPからの予約が多いですね。温泉には行くけど、宿泊するのはビジネスホテルだよ!という場合は特に悩む必要なし。
5.宿泊予約の値段、超重要
4の時点で一人旅プランの有無を調べまくっていると思うので、温泉宿定番の1泊2食付プランの価格を何度も見ることになると思う。温泉旅館などに1人で宿泊するときは、1室2名様料金と比べると割高になる。まぁ場所だったりシーズンだったりで平日か休前日かで価格変動があるので、ここらへんは自分のお財布と要相談しよう。
1泊2食付きというスタンダードプランにこだわらない場合は素泊まりプランにして、近場に食事できる場所があれば外食してもいいし、自炊プランっていう選択肢もある。どこらへんまでなら値段的に許せるか、1人旅の予算に応じて比較検討しよう。ちなみに一番最近行った黒川温泉一人旅では1泊すさまじい値段だった。
またどうしてもこの場所に行きたいけれど、1人旅プランが割高すぎて手が届かないという場合は潔く1人旅は諦めて友人や家族を巻き込むことも最終手段としてある。
6.アクセス、交通手段について調べる
ここは1人旅する人が車を運転できるか否かで変わってくる。
私の場合は「免許証?ちょっと高い身分証明書でしょ?」という認識からもわかるように完全なるペーパードライバーなので。1人旅をする時は飛行機、電車、バス、徒歩を駆使して目的地にたどり着けるかが重要となる。
自家用車なしでは到底たどり着けない場所にある温泉にはいけないってことだ。最寄り駅まで旅館からの送迎があるとより安心感が増したりする。私の定番は夜行バス→電車→高速バス→送迎バスを乗り継ぐ。
7.おおまかに自宅⇔目的地の往復交通費を試算
なんとなく行けそうだなと思ったら、今度は具体的な形に落とし込む。おおまかでいいから自宅から目的地までの往復交通費を計算する。
どうせなら実際に行く時のことを考えながら、何時に宿にチェックインしたいから、何時のバス・電車に乗る必要があるかという風に逆算していくといいと思う。時間に余裕を持ちながら無理のないプランを立てることが大切。
宿泊費は削りようがないので旅費を少しでも安くしたい場合は、どこを削ればいいかを考えながら交通手段も比較検討してしまおう。
とてつもなく面倒くさいかもしれないけれど、こうすることで抽象的な願望を具体的な実現可能な形にすることができる。1人旅にかかる金額も予測できるし、いいこと尽くめ。ここまでくれば、旅行準備がほぼ出来たも同然だ。
8.仕事を休めそうな日を検討する
基本的に1泊2日であれば通常の土日があれば行けなくはないが、できれば旅行から帰ってきて家で休める日が欲しいところ。そうなると狙いは三連休か、金曜会社を休んで自主三連休を作るか。もしくは夏季休暇を利用するかのどれかである。お好きにどうぞ。
ここらへんも仕事の忙しさと有給休暇の有無とカレンダーと要相談。ゴールデンウィークやお盆など多くの人が出かける日を避けたり、ゆっくりと過ごしたいという場合は人が多くない場所に行くのがオススメ。
新幹線や飛行機予約をしなければならないという場合は、1ヶ月~3ヶ月先くらいの休みで考えるといいかもしれない。私も6月に9月の旅行計画を立てて、9月に11月の旅行計画、11月に2月の旅行計画と前倒しまくっている。わけがわからない。
9.とりあえず予約しよう
いつどこに行くかどこに宿泊するのか、かかる費用はどのくらいか。
交通手段は確保できそうかなど下調べを入念に行った後、真っ先にすることがある。とりあえず何も考えずに宿泊すると決めた宿を予約してしまうことだ。
旅行計画直前まで待ってから予約しようとか考えている間にプランがなくなったら元も子もないし、乳頭温泉などのような超人気温泉は予約できることが珍しかったりするので。
やられる(予約される)前にやれ(予約しろ)の法則である。ようはキャンセル料がかかる前にキャンセルできれば特に問題はないでしょう。
10.あとは行くだけ
ここまで下調べガッツリしたら、休みさえ取れれば1人旅いけると思う。
行きたいと思った時に行動しなければどこにも行けないのだ。
行くぜ温泉、温泉が私を呼んでいる!!
本日のまとめ
私が初めて1人旅をしたのはいつだっただろうか。
そんなことを思い出しながら、ガリガリと書き連ねたせいかこれ心得じゃなくね?どちらかというと私が温泉旅行に行く前にしている儀式を公開した感じになった。
こう、質問に対する答えになったかどうかはわからないけれど。1人旅したいな、でもなんか難しそうだなと最初の1歩を踏み出せない人たちに、何か参考になるものがあるといいなと思っている。
1~10個ほどの心得を書き連ねたけれど、一番重要なのは「~したい」という気持ちだと思う。その気持ちを絶やさずに上手に育て、旅行先でこんなことをしたい、あんなことをしたいと夢を膨らませながら具体的な形に落とし込むことが出来れば、1人旅は楽しみがいっぱいだ。
まぁ、1人で食べる旅館の食事だけがちょっと心細いけどな。