空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

家族で楽しめる、町田「花のやまフィールドアーチェリー」に行ってきた

涼しくなったらやろうと決めていることがあった。

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それが家族全員でアーチェリーをすることでした。

なんでいきなりアーチェリー?と思うかもしれないけれど、特に意味はない。大学時代の部活でアーチェリーをやりたいなと思う程度には興味があったのだ。まぁその時は大学の部活が完全に幽霊部活の体だったのと、人見知りが災いして勧誘スペースに近づくことすらできなかったのだ。

それが日帰りでそれほどお金をかけず家族で遊べる場所はないかと検索していた時、町田にフィールドアーチェリーが出来る場所があるということを知ったのです。初心者コースは用具貸し出しあり、講師による1~2時間の練習もついてくる。これはすごい。

夏にやるのは暑そうだけれど、秋になって涼しくなったらやろう。そう決めて、家族にも「皆でやったほうが楽しいよ!」と誘っていた。ということで、今回は人生初のフィールドアーチェリーに行ってきたので、その時のことを感想を含めて、簡単に紹介したいと思う。

それではいってみよー。

花のやまフィールドアーチェリーとは

JR横浜線相原駅から徒歩13分の場所にある、フィールドアーチェリーのクラブハウスです。こんな場所が町田にあるなんて知らなかった、しかも40周年を迎えるほどの長年愛されている。さらに公式大会の会場になっているので、秋は中々予定が詰まっているようですね。

公式HPはこちら→花のやまフィールドアーチェリー

一般的に知られているアーチェリーと何が違うのかというと。フィールドというだけあって、森や林などの自然の中におかれている大小さまざまな大きさの的を狙います。的に対して3射ずつ打ち込み、その合計得点を競うアーチェリーなのです。3~4人くらいのグループでやると盛り上がるのではないかと思う。

詳しい値段などは上記のHPを参考にしてほしいのだけど、今回わたしが利用したのは初心者特設コース:コース1周2500円+貸し弓500円の合計3000円。1度初心者講習を受けて、会員カードを発行したら、フィールドコース:1時間700円+貸し弓500円の1200円でプレイできるようになる。

メールで予約すれば初心者でもプレイする前に弓の扱い方、まっすぐ狙った場所に当てるためのフォーム、基本的な射ち方を無料でコーチしてもらえる。あとは1~2時間ほど練習すれば誰でも的に当てることができるようになります。

私のように普段筋肉をまったく使わないひょろい女子でも出来たのできっと誰でもできる。(ただし始めは弓を所定の位置まで引けなくて、コーチにめっちゃ心配された)けれど当たると楽しいですよね、ただし和弓をやっていると和弓の癖が出て、洋弓はなかなか難しいらしい。

動きやすい服装、歩きやすい靴、虫除けスプレーが必須

さて練習を1~2時間ほどしたあとは、実際にフィールドへ向かいます。

コース1周の所要時間は1時間半くらい、コースの中に24箇所の的があります。1回目はコーチが見守る中、同じ的を狙い、1人3回ずつ射ちます。そして全員が射ち終わったあと、得点を数えて点数表に書き込んでいきます。それを24回繰り返して合計得点を競うわけです。点数の数え方、点数表の書き方を教わって、あとは家族4人だけのゲームがスタート。

フィールドアーチェリーの魅力はアーチェリーを楽しみながら森林散策が出来ることです。行く前まではなだらかな丘が多い感じでハイキングするくらいの野山なのかなと思ってたら、途中は完全に山登りだった。息があがるくらい高低さの激しい山だった。多摩丘陵なめてた。

あと実際行ってみた感想としては夏は半袖でもいいかもしれないけれど、秋は涼しいので上着は必須です。あと蚊が予想以上に多かったので虫除けスプレーも必須。コーチは腰に携帯できる蚊取り線香を身に着けていたので、それが一番最強。

勝利の栄光は誰の手に、結果発表!

練習時に一番上手だったのは父で、大体は的の真ん中あたりにバンバン当ててた。大学時代の部活で和弓をやっていた妹は初めから弓を所定の位置まで引けていた。母でさえも弓を所定の位置まで余裕で引けていた。わたしは力がなくて引けてない。引けたとしても弓を支える側がガタガタブルブル震えてしまって、狙い定まらない。

けれど的に当たると楽しくて「最初はどうなるかと思ったけど上達したね」とコーチに言われたり。「練習よりも実践で力を発揮するタイプなの?」と言われたことが嬉しくて、どんどんアーチェリーにハマッていく気がする。自分の失敗も相手の失敗も笑い飛ばして、次行こう次!と楽しめるゲームです。

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さて、すべての的を射ち終わったあとは合計を暗算して結果発表です。本当は24箇所回るらしいですが、初心者なので難易度の高いコースは除いています。勝ち負けの決まる勝負はあまり好きじゃないけど、やるからには勝ちにいく。その結果がこちら。父 115点。私 96点。母 57点。妹 33点。父を超えることは出来なかったが、弓がうまく引けない所からスタートしたの考えると、我ながら奮闘したのではないだろうか。

本日のまとめ

私たちがまだ小学生くらいの小さな頃は、家族4人でいろいろなところに出かけた。それは近場の公園だったり、田舎のおばあちゃんの家だったり、水族館や博物館だったり。

昔はそういう風に皆で楽しさを共有して、一緒にご飯を食べて、体を動かして遊んだけれど。今は皆それぞれ仕事をしていて、各自の予定を合わせることが難しいこともあって、そういう機会が失われてしまったように思っていた。

練習すれば誰でも同じように楽しめるフィールドアーチェリーは的に当てるだけで楽しかったけど、久しぶりに家族みんなで無我夢中になって遊べたからこそ、楽しかった行って良かったと思えるのだと思う。

周りであまりやっている人がいないマイナースポーツかもしれないけれど、探せば気軽に出来る場所もあるんだなということがわかったし、1度だけで終わってしまうのはもったいないなと思うので、また機会を見て遊びに行きたいと思います。

まるで子どもの頃に戻ったかのように楽しめます。興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度行って見てください。

関連HP

今回はカメラなどプレイする上でアーチェリーを射つ時の邪魔になるものは持ち歩かなかったため、写真を撮ることができませんでした。なので花のやまフィールドアーチェリーの様子が知りたい方はこちらのHPを参照してください。