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空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

零れ落ちてしまう人たちを繋ぐためにはどうすればいいのか

第2回オフ会@神楽坂関連の第二弾。

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「オフ会」なんて格好つけてみたものの、参加してくださった3人のうち2人は間接的に1度お会いしたことがあったり、大学時代に技術系のイベントで何度かお会いしたことがある知り合いでして。なので1人「初期の頃から購読しています、貴方に会ってみたかった(※意訳)」と言う人が本当に存在して、その人が実際にオフ会に来てくださるということに驚愕しました。え、そんな人いるの的な。

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オフ会全体の流れとしてはランチをして、神楽坂散歩をして。途中でカフェでお茶をして自由解散という形をとったのですが。最後にその方から「大学卒業後、就職活動や転職活動した側の実際について。1~2時間ほどお話を聞きたい(※意訳)」という話を伺ったので、自分自身のこと、仕事のこと、就職活動について話してきました。ということで今回はその時に話したことや考えたこと、思ったことを簡単にまとめておきたいと思います。

本当に支援したい人たちに手が届かないのが悔しい

今回オフ会でお会いした方は、なんと学生時代の就職活動やその後の転職活動などで、誰もが一度は目にしたことがある某求人情報サイトを運営していたりする会社関連の方でして。なぜ私のような弱小ブログのオフ会なんぞに来てくださったのか・・・と正直思っていました。けれどお話を聞かせて頂いた中で一番感じたのは、今ある仕組みでは一番支援したい人を支援できない、ということ。

今の就職活動がどういう感じなのかわかりませんが、今の大学3年~4年になると生き急ぐように一斉スタートする就活戦線で、20XX新卒の就職活動サイトみたいな物の中から興味のある企業にエントリーして、説明会に参加して、大量のエントリーシートと取り繕ったような志望動機や自己PRを考えて、何度も面接して~みたいな。一連の流れに、人見知りだったり、話すのが苦手だったり、アピールするのが苦手だったりしてその流れに乗れない人がいる。私もそうだったから、就職活動はもう二度とやりたくない。

 

確かに1番初めに入社したあの会社を4ヶ月で退職して、次に派遣社員として一時期働くものの長続きせず、さらには派遣会社の営業とトラブって仕事を辞めたこともありましたが、私という人間を保障してくれる方がいてくださったおかげで今現在の私があるわけで。なんの経験もなく、お前に出来る仕事はないと断言されたような人間でも働くことは出来ています。

けれど現状では、今ある仕組みから零れ落ちてしまう人だったり、途中ではじき出された人、外に出られなくなった人、他にもきっといるだろうと思うわたしのような人たちを支援する仕組みってあんまりない気がする。まぁ中にはそれ以前にそもそもやりたいことがないし、働きたくないという人もいるだろうけれど。

働きたいけど働ける場所がどこにあるのかわからない。そういう人たちを支援するためにはどうすればいいのか、何が必要なのか、何が不必要なのかを考えるため。社内の中で支援したいと思うモデル人物像みたいなものを作る時に、なぜか弱小ブログである空想島に白羽の矢がたったらしい。嬉しいような恥ずかしいような。でもこういう風に今ある仕組みを一新しようとしている人がいるということは、就職活動に苦しめられた側としては興味深いし、是非応援したい。私に出来ることなんてそんなにないと思いますが。

 

 求人情報サイトなんて見たくもない

いきなり全否定するようなことを言うが、就職活動をしている時にそういう風に思っていた。私の探し方が下手くそだったのかもしれないが、見た感じではどの会社も大差ない。つまりはどこかいい会社なのか掲載されている内容を見てもわからなかった。

その中には本当にこういう人を求めているんだっていう会社もあるのだろうけれど、どれなのかさっぱりわからない。探し方も出会い方もわからない。まだ本格的に就職活動が始まってすらいないのに、もう嫌だ。不貞寝しよう現実逃避だって感じになった。ただやる気がなかっただけかも。

あとこれは1番初めに入社した会社での話だけれど、大学を卒業したばかりのフレッシュな新卒社員を集めてまるで仕事をしているかのように装い、笑顔で対応する写真を撮影したことがある。私が参加を強要されたのは「女性が多くて働きやすい会社です」という印象を学生に与えるための捏造。

 

ということは逆説的に考えれば、この会社は現状「女性が少なくて働く上では劣悪な環境の会社」だったということ。そのイメージを払拭したかったのか、そういう作業が息をするように行われる。なにそれ怖い。

他に参加した元同期の女性たちがこの行為をどう思っていたかは聞かなかったのでわからないが、私は(もう誰も信じられない・・・なんなのこれは)的な状態になっていた。こう、なんだか、全てが捏造だったんだっていう恐ろしい世界を垣間見てしまった感じ。

その結果、求人情報サイトを鵜呑みにしないようにしよう、全てを疑ってかかるのだと考えるようになり。さらにはそれどころか眺めているだけでやる気を失うという悪循環に陥りかねないから、「そもそも見るのやめよう」というすさまじい結論に達した。なので転職活動でも情報サイトを見るのは苦痛だった。でも仕事を探す、働く上では見ないといけないみたいな。

 

 テンプレから離れて、もっとゆるい繋がりを作りたい

具体的にやれるかもしれないという案がいくつかあるという話を伺ったり、今はモヤッとしていてまだ形になってはいないけれどそういう人を支援するためなら出来そうなことは全部やってみるという話を聞きました。その中で最も気になったのが、面接や会社説明会みたいなテンプレの堅苦しい仕組みから離れて、もっとゆるい繋がりの中から人と人をマッチングすることは出来ないのかという話。たぶんそんな感じの話をしてたと思う。

すぐに何かいい案は浮かばなかったのですが、後日読んだけいろー(id:ornith)さんの記事に書かれていた、特定の企業名や本名は出さずに、「大手メーカー勤務4年目」「会社経営3年目」「フリーランス2年目」「無職なう」などなどそれぞれが異なる不特定の立場から、多彩な切り口で話ができればおもしろそうだという話が「ゆるい繋がりの中から何か新しい関係に作る」「いい人がいい人を呼ぶ連鎖に繋げる」ヒントになる気がする。

就職活動というと皆一様に黒いスーツをピシッと着こなして、合同会社説明会なんぞに行くけれど。もっと敷居を低くして、ちょっと面白そうだから行ってみるかみたいな感じになると、普段出会えない人や話すことができない裏話が聞けて人によってはためになるかも。就職活動とかからだいぶ離れてしまった気がするけれど、私は別にいいと思う。

 

人の成功体験ではなく、失敗体験を聞きたい

大学OGが講演する就職活動の実際、どうにかならないのかと個人的にずっと思っていた。これは私が大学4年生の頃に体験した話ですが、もうかれこれ4年以上前の話になるから今現在がどうなっているのかはさっぱりわからない。概要としては理系大学の数少ない女子が就職活動をどうやって乗り切ったのかという話を、大学を卒業した先輩から聞くという講演会である。

私は就職活動にまったくもって不真面目な学生だったので、なおさらそう思うのかもしれないが。この講演会で得られたものは特になかったように思う。人によって行きたいと思う業界は異なるし、やりたいことない、わからない人もいる。ある人がこういう風な流れで就職活動を乗り切って内定を貰ったからといって、それが他の人に適用できるわけではない。人の成功体験なんて聞いても仕方がない。こうすれば必ず成功するなんてはないのだから。

 

私も結構ブログ内で失敗談をたくさん書いているけれど、就職活動でこういう失敗をしたとか、もしくは会社員になってからした失敗談とか、就職活動、転職活動、会社員として働く中でやっちまった失敗談発表会があったらいいのにと思っていた。

人の成功体験なんてはたから聞いていても面白くもなんともないが、失敗談は聞いていると結構面白かったりする。何よりその人が失敗するということは、もしかすると自分も同じ失敗をするかもしれないということで。つまり誰かの失敗談を聞くことはその過ちを繰り返さないためにはどうすればいいのか試行錯誤することであり、すごく勉強になるんじゃないかなーと思うのだ。

勿論、これは私の勝手な考えだから、そんなのやったって意味ないって、傷を舐めあっているだけだ思う人も勿論いるだろうと思う。そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。うまい考えなんてものは浮かばないのだけれど。

けいろーさんも書かれていたけれど、「不安を覚えつつ就職して、転職とか異動とかいろいろあったしすさまじい失敗もたくさんしたし、ダルく感じることもあるけれど、なんだかんだ楽しくやってるぜ!」とか「就職活動失敗したけど、こんな風に生きてるぜ」くらいの気軽さのあるイベントがあれば、面白いのにな~と思うわけです。

本日のまとめ

という感じで、その時に話したことだったり、私が考えていたことだったりをなんとなくまとめてみた。私自身が順序立てて話すのが苦手ということもあって、本当に思いついたことをポロポロ話したので、どんなことを話したのか詳しいところは覚えていないのだけれど。何か参考になることがあればいいなぁと思っている。

まさか私のブログ経由でこういうお話をすることになるとは思っても見なかったので驚きましたし、全ての人が好意的に空想島を訪れてくれているとは思っていないのですが、内容を真摯に受け取ってくださる方がいるというのはとても嬉しいことです。

そういう就職活動を支援している側としても、「このままじゃいかん!」と考えて動き出そうとしている人がいることを知ることが出来て、とても良かったと思います。何かお手伝いできることがあれば、協力できる範囲で協力できればとも思っていますので、お気軽にご連絡ください。