空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

ブログを始めたきっかけは「自己内省」と「私のような誰かのために」

新卒で入社したあの会社を辞めてから、2年が経っていたことに気がついた。

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信頼できる人に恵まれ、現在の会社で働き始めて5ヶ月目になりますが。2年前「今この会社を辞めなければ一生後悔する」と泣き、両親や当時の上司からの反対を強引に押し切ってからの毎日は、試行錯誤と失敗の連続で順調だったわけでは決してありません。

今週のはてなブログのお題が「私がブログを始めたきっかけ」というタイムリーお題なので初心を忘れない的な意味で、ブログを始めたきっかけについて簡単に振り返って見たいと思います。

 

 物語を書くことが好き

もともと物語を空想し、ノートに書きなぐるのが好きでした。愛読していたハリーポッターの本を広げ、大学ノートに一言一句書き写して。もし自分がこの世界にいたらどうなるか、例えば、新一年生が組分け帽子を被るシーンでどこのクラスが選ばれるか等を空想して。その妄想を原作に書き加えるという途方のないことをして、「三度の飯より小説が好き」なことが私の小学生時代でした。

今でも時々二次創作をpixivで書いてみたり、はてなブログで開催される「短編小説の集い」というイベントに時々参加するという形で好きなことは続けていますが。私には自分の思いや日々考えたこと、思考を文字におこしてまとめることが合っているのかもしれないと、思うようになりました。

 

会社を辞めてからの私をどこかに残しておきたい

空想島が本格的に島として機能し始めたのは、2013年8月頃から。ちょうど新卒で入社した会社を4ヶ月で辞めてからになります。これからどうなるかわからないけれど、仕事を辞めたことを後悔したくない。誰になんと言われようと、罵られようとも絶対に私は間違っていないと証明したくて。

二度とこんな思いをしたくないし、自分のことをちゃんと考えたいし、人生を自分のものにするためにも、会社を辞めてからの私の行動や思考を記録として残し、自己内省できるようにしたいと考えたわけです。そして知り合いに「それじゃブログを始めたらどう?」と薦められたのが一番初めのきっかけです。

書くことが好きで、自分の気持ちを表現したいと思っていたし、残しておきたい。基本的には自分のために。自己を内省し、客観視して、私の目指す人生をつかむために。人見知りで話すことが苦手な私を表現するための手段としてのブログでした。

 

私のような誰かのために

私はそんなに偉そうに誰かにアドバイスできるような人間ではないのだけれど。就職活動したけど1ヶ月、4ヶ月で辞めたとか。精神的に働くことが難しくなったとか。そもそも今の就職活動に違和感があるとか。私のように一時期派遣で働いていたけど、派遣会社とトラブって仕事辞めたとか。

そういう時、会社を辞めるのが正しいかどうかは人それぞれ考え方があると思うけれど。本当に精神的につらくて逃げたとしてもなんとか生きているし、これからも生きていけるんだと誰かに伝えたい。失敗しても大丈夫と、どこかにいるかもしれない私のような人に何か響くものがあればいいなと思っています。

 

本日のまとめ

とはいえ毎日記事を書くことはムリだと思っていたので、基本的なスタンスは「辞めない」こと。それでいて自分自身がもう一度読み返したくなるような記事を目指して。ブログを始めた当初、誰にも読まれずそれでも書き続けたという懐かしい日々。そのことを思うと今は読者数143人。総記事数355記事、総合アクセス15万PVという数字が信じられないくらい嬉しいです。

ということで応援してくださる方、読者のみなさま、本当に有難うございます。皆さまのおかげでここまで続けてこられたと思っています。まだまだ辺境の地にあるこじんまりした島であることには変わりはありませんが、これからも日帰り旅行者の皆様と一緒に楽しみながら、島の開拓を続けていきたいと思っています。特に今年はブログの外側に出る活動を何かできたらいいなと思っています。

今後も私と共に空想島もよろしくお願い致します。

今週のお題「私がブログを始めたきっかけ」より