読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

初夏の神楽坂「蕎楽亭」で美味しいお蕎麦を堪能してきた

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

f:id:rntriple6:20150614005125j:plain

予告していた通り、本日6月13日は空想島主催の2回目のオフ会@神楽坂でした。開催1週間前に急遽「イベントやります!」と言い出したせいで、興味を持ってくださった方々の予定合わないなんてこともありましたが。嬉しいことに3名もの方が参加してくださいました。本当に有難うございました。

ということで本日は、長らく私の鬼門、つまり近づけない場所として君臨していた「神楽坂」でトラウマ払拭&仕事5ヶ月目記念としてランチをしてきたので、ランチと散歩の様子を簡単に紹介したいと思います。

それではいってみよー。

 カウンターのある「蕎楽亭」でお蕎麦をちゅるり

神楽坂でランチするということを決めた時、すごく迷った。神楽坂って美味しくてお洒落なお店が多いから、お店を調べれば調べるほど選択肢がどんどん増えていくのだ。予算との兼ね合いもあるけれど、選り取り見取り。

その時参考にしたのが鈴木(id:suzukidesu23)さんのオフ会で一度お会いした、Taki(id:S06216to)さんのTaki blog。Takiさんは神楽坂にお住まいとのことで神楽坂の美味しいお店に詳しいという認識でした。この人が美味しいといっているのに間違いはないだろうと、「蕎楽亭」に決めました。

揚げたての天ぷら、茹でたてのそば、美味しいものを美味しい状態で提供できるようにとカウンター席のある珍しいお蕎麦屋さんで、ミシュラン☆も獲得しているという有名店です。開店して10分後くらいにお店の前に到着したのに、すでに行列が出来ていて並びました。でも多分10分くらいで中に入れたと思います。今回は4人だったのでテーブル席へ。

ざる蕎麦と十割蕎麦の食べ比べが出来る「二色蕎麦」

暑い日にちゅるりと食べるお蕎麦は最高です、ちょっと渋いチョイスだったか。

f:id:rntriple6:20150613221331j:plain

メニューが豊富でどれを頼もうか迷うのも楽しい。ランチセットがお得で、揚げたての天ぷらがとても美味しいとの話でしたが、お蕎麦そのものが味わいたかったので、今回はリーズナブルな「二色蕎麦」を選択。ざる蕎麦と十割蕎麦が両方楽しめます。

f:id:rntriple6:20150613221440j:plain

出てきた時、お蕎麦がテーブルのひかりに照らされて輝いてみえた。白葱、大根おろし、山葵の薬味でシンプルに頂く。透明感があってみずみずしい、ちゅるりと喉越しよく食べられて初夏にぴったりです。

たとえ並んでも食べたいお蕎麦というのも頷けます。こんなに美味しいお蕎麦屋さんって初めてかもしれない。次に行った時はカウンターで天ぷらを食べてみたいと思いました。とても美味しかったです、ご馳走様でした。

蕎楽亭
住所:東京都新宿区神楽坂3-6 神楽坂館 1F
【月】:17:00~21:00
【火〜土】 :11:30~15:00、17:00~21:00
【定休日】 :日曜・祝日 (月曜は夜のみ)

神社と路地裏めぐり、思い出すのは辞めた会社のことだけど

美味しいお蕎麦に舌鼓を打ったあとは、少し神楽坂の街をぶらりと散歩。どこでランチを食べるかということを決めるので精一杯だったので、行き当たりばったりと歩き回って、気になるお店を覗く感じ。ゆる~く歩きながら雑談することなんて滅多にないので、とても新鮮でした。

f:id:rntriple6:20150613232103j:plain

神楽坂といえば、大正時代に盛った花街としての雰囲気や趣が今もなお残る石畳の路地裏。日陰に座って写生している人がたくさんいた。大通りも賑わいがあって好きだけど、一歩内側に入るとシンとした空気を肌で感じる。落ち着く。

f:id:rntriple6:20150613232215j:plain

 

その後、大学卒業後、1番初めに入社して4ヶ月で辞めた会社の近くまで行ったり。当時社内に1秒たりとも居たくなくて、昼食時に逃げ場所になっていた神社に行ってみた。あの時が一番病んでいて(Wi-Fiが通っていたら、神社の境内で仕事したいと思っていた)、この神社だけが唯一心安らげる場所だったことを覚えている。

f:id:rntriple6:20150613232356j:plain

人によってそれぞれだとは思うけれど、こういう失敗談っていうのはその規模が大きければ大きいほど、誰かに話すことが難しいように思う。自分にとって大きな挫折であったり、いつ抜け出せるかわからない不安、自己を否定されるのではないかという恐怖があったり、その他大勢が通るべき道みたいなものから外れてしまったように感じると特に。

f:id:rntriple6:20150613234722j:plain

かくいう私も仕事を辞めた当初は、誰にも会いたくなかった。どこかの会社に就職して働いているのが当たり前みたいな世の中で、4ヶ月で会社をドロップアウトしたという負い目があり誰かにあの時の苦痛や気持ちを話したとしても、呆れられるか説教されるか失望されるか自分を否定されるかしかない。だから誰にも話せない、そう思っていた。

f:id:rntriple6:20150613234749j:plain

でも新卒で入社した会社を4ヶ月で辞めてから2年経とうとしている今、卑屈にならず自分を必要以上に攻め立てることなく、その頃の私の様子を口に出せるようになっていた。

同情して欲しいわけはないし、誰かに認めて欲しいと思ったわけでもないのだけれど、自然と言葉に出来ていた。これが自分の中で一番の驚きだった。その時、なんとなくだけれどいつの間にか過去の私を乗り越えていたのだと気がついた。

本日のまとめ

広大なインターネットの海の辺境にぽつんと浮かぶ小さな島である「空想島」つながりで、誰か人が集まることなんてないと勝手に思っていましたが。幸いにもブログ開設当初から愛読(?)してくださっている読者さまに恵まれ、第2回という形でオフ会を開催できたこととても嬉しく思っています。参加してくださった方々、本当にありがとうございます。

もともと4ヶ月以上働けたことのなかった私が、今の会社で働き始めて5ヶ月目に入った記念日でもあり。昔のトラウマの克服を目指すという名目で開催したオフ会でしたが、その目的を十二分に果たせたかなと思います。それを改めて実感できた1日であり、ずっと向き合うことを避けてきた過去の自分とやっと向き合えた気がしました。きっとこれからの「神楽坂」は、私にとってトラウマの街ではなくなるはずです。


また当たり前のことではあるのですが、パソコンの画面を向こう側の世界には、本当に空想島を訪問してくださっている方がいるんだなということを実感しました。

普段は決してコメントがあったり誰かからの反応が頻繁にある島ではないので、「文体がとても読みやすい、読んでいて嫌な気持ちにならない」であったり、「あの記事のこういうところに共感した」と生の反応があるということがこんなにも恥ずかしく嬉しいものだとは知りませんでした。

久しぶりにたくさん話し、たくさん笑い、神楽坂の魅力の一部である「美味しい」や「楽しい」を誰かと共有できた1日でした。ブログ繋がり、もしくはTwitter繋がりで知らない誰かに会ってお話するのはとても面白いので、今後も不定期開催という形でこういうまったりとしたオフ会を開催できたらなと思っています。

今回参加できなかったという方がもしいらっしゃれば、またどこかでお会いできればと思います。次回は9月くらいに開催できればいいかなぁ、お楽しみに。

関連記事