空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

だいたいこんな感じでブログを書いているという話

「文体が好み」と言われたのが地味に嬉しかった。

f:id:rntriple6:20150607131644j:plain

2ヶ月前くらいにTwitterのフォロワさんから、1度だけそんな風なコメントを頂いたことがあって。それが地味に嬉しかったのをよく覚えている。けれど同時に「文体」とはなんぞや。「私、そんな固有の表現の仕方をしているだろうか?」と疑問でもあった。

ということで本日は、文章の書き方であったり、読みやすさであったり、フォント的な話がはてなブログ内で盛り上がっているっぽかったので、便乗するというわけではないですが。簡単に自分のブログの書き方であったり、スタイルみたいなものを考察してみたいと思う。

ところで、文体って何なの?

「文体」という言葉の定義は使い方によっていくつかに分類されるようだけれど、goo辞書さんによると以下のように定義されています。

1 文章の様式。口語体・文語体・和文体・漢文体・書簡体・論文体など。
2 その作者にみられる特有な文章表現上の特色。作者の思想・個性が文章の語句・語法・修辞などに現れて、一つの特徴・傾向となっているもの。スタイル。

 

「文章にどういう特徴があるか」を表す若干定義が曖昧な言葉なわけですが、いろんなブログを購読していると、そのブログの根幹を形成している文章の書き方であったり、まとめ方から見える気がする思考の渦、文章の呼吸とリズムみたいなものがあるので。

それがその管理人さんとブログの味であり、文体なのかなと勝手に考えています。さて、私の場合はいかに……と思いながら、自分の島を眺め回したところ、細かく羅列すると色々あるのですが主に2つのスタイルが見えてきた。

常体、敬体、句読点、あまり気にしないスタイル

この空想島をよく日帰り旅行してくださる方々は気づいているかもしれませんが、この島では常体(~だ、~である)、敬体(~です、~ます)をあまり気にしていません。記事によっては全て敬体だったり、常体だったり、時には混ざっていることも多々あります。

基本的には敬体が多いような気もしますが、言いたいこと・伝えたいことを文章として書き起こす時、感じたことを出来るだけそのままにしておきたい時や自分を客観的に見るときは常体だったり。誰かに温泉、お店、本、アニメ等を紹介したい時は敬体だったり。誰に向けて発している言葉なのか、私の気分で使い分けているので結果的にごちゃまぜになっている。

勿論それがブログの記事を読む側の人にとって、読みやすいかはわかりませんし、もしかすると1つのブログとして文体を統一したほうがいいのかなとも思いますが。どこかで常体・敬体の混合とか気にしなくてもいいんじゃね?という記事を見た気がするので、それ以降あまり気にせずに書いていたら、そのまま定着してしまったという話だったりする。

先に文章を下書きするスタイル

これも書く内容によってまちまちなところはあるのだが、基本的にはメモ帳を使って下書きをしています。書きたい内容がなんとなく頭の中にある時はまず*印を複数作り、見出しとなる言葉を考えてから中身を書き、それからブログに貼り付けていく感じです。ブログに文章を貼り付ける時に写真を差し込んでいくスタイルを取っています。

逆に書きたい内容が頭の中でまとまっていない時は、とりあえず書きたいこと、言いたいこと、考えたことをダダダダダーと垂れ流すようにメモ帳に書き出した後に、それらを1つのくくりとしてまとめながら、適当に流れのある文章になるように並べ替えて。言葉を付け足したり、蛇足となる話を削除しながら構成を校正してから、見出しとタイトルを考えます。

また写真を大量に貼る場合は、途中の空想島における前書きみたいな部分まで下書きをして。その後ははてなブログの「見たまま編集」画面に写真を貼り付けながら文章を考えることもあります。そして最後にプレビューしながら誤字脱字と、表現、文章の流れにひっかかりがないかをチェックします。

ようは書く内容や誰に向けた文章なのかによって、書き方や下書きの仕方を使い分けている。でもこうすることが、自分の中で「ブログ書くぞ!」というスイッチの切り替えの役割を果たしているのかも、とも思います。

本日のまとめ

改めて自分の書き方を客観視してみると、ずいぶん手間のかかった書き方をしている気がする。だから最近は、土日に1記事。調子がいい時は土日に1記事ずつが精一杯なのです。私の場合、1記事書くのに2~3時間かかっています。

でもま、自分の書きやすいスタイルがあれば、別になんだっていいと思います。今回「文体が好みかも」という言葉がなければ、こういうことを改めて考えることはなかったと思いますので、自分の書き方みたいなものを見直す良い機会になったのではないかと思います。

なんの参考にもなりませんが、記事の文体をどうすればいいのか困っているみたいな人がいたら、こんな風に書いているよ~という人の書き方、記事をちらっと見てみて参考にするのも1つの手かもしれません。そういうものがその人自身の文体、しいてはスタイル、そしてブログの味につながっていくのかなと考えると面白いですね。