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空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

新緑が美しい季節なので、山奥にある十谷上温泉 源氏の湯に行ってきた

旅行 日記 温泉

働き始めて半年経たなければ有給休暇の発生しない私にとって、至福の時間とも言える長期休暇、つまりゴールデンウィークがやってきた。これは温泉にいかねばなるまい。そう3ヶ月前から考えていたので、この日のために2月14日あたりから予約していた。自分でいうのもなんだが、こと温泉に関してはすさまじい行動力である。

ということで首都圏からもほど近く、新緑の美しい季節オススメの山梨県にある十谷上温泉 源氏の湯まで1人旅してきたので、簡単に紹介したいと思います。

滝と吊り橋と渓谷の湯宿「十谷上温泉 源氏の湯」

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首都圏からもほど近い山梨県富士川町にある秘湯で、JR身延線鰍沢口駅から予約すれば送迎バスが迎えに来てくれます。源氏山を源とする大柳川を遡っていく奥地にあるという、渓流を挟む形の温泉宿です。私にとってはとてもありがたい1人旅歓迎宿でもあります。

駅から宿までは送迎バスで20分程度ですが、春の心地よい風と新緑の綺麗な過ごしやすい天候の季節には、源氏の湯入り口まで続いている「竜仙峡 大柳川渓谷遊歩道」をハイキングすることをオススメします。

山登りをしながら渓流を横断するように四方八方にかけられている吊り橋を渡り轟々と流れる滝めぐりをすることができます。宿の人にお願いすれば地図を貰えるし、送迎バスの途中から降ろしてもらえます。

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オーソドックスな平坦な岩場を渡る吊り橋だったり。

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まるで空中階段のような標高差のある吊り橋がたくさんあります。吊り橋は新しいですし、遊歩道の綺麗に整備されていますが、結構揺れます。

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渓谷なので高い所から落ちるような滝はありませんが、こんな感じの滝つぼをたくさん見ました。この日は暑かったのですが木漏れ日が気持ちよかったです。ちょうどいい運動にもなり、汗掻いた後に辿り着く宿の温泉もまた格別になること間違いなし。

客室なんと12畳、一人旅とは思えない広さ

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チェックイン後、敷地内の案内を受けながら、辿り着いた1晩お世話になるお部屋に到着。11室というわりとこじんまりとした宿なのですが、1人旅とは思えない広さ。今まで宿泊した1人旅の宿の中で一番部屋が綺麗かつ広いかもしれない。

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こちらは部屋から見える景色で、子どもがいたら喜びそうな川遊びが出来る川原があり、季節柄だと思いますが窓からは青空を悠々と泳ぐこいのぼりの姿が見えました。窓際のイスに腰掛けているだけで心地よい。

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こちらは夕食後のお部屋の姿。昼間はついていなかった窓際のランプに光が灯り、なんとも幻想的な光の空間になっていて見とれてしまいました。

吊り橋と滝を眺めながら入れる「ながめの湯」

源氏の湯には24時間いつでも入ることが出来る男女交替制の内湯2箇所と、21時まで入浴できる混浴露天風呂(女性専用時間あり)の2箇所があります。さてチェックインした時、ちょうど露天風呂が混浴タイムだったので、先に「ながめの湯」という内湯について紹介しておこうと思います。

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写真の左側から順に源泉、ぬる湯、あつ湯に分かれていて自分の好きな湯加減を選べるのが良いところです。ちなみに源泉温度は30℃前後しかありません。また内湯のガラス窓からは外の景色を眺めることができ、露天風呂へと続く吊り橋と人工ではあるものの、滝の姿もバッチリ見えます。

ながめの湯という名前だけはあり、とても眺めの良い内湯だと思います。ただこちらから見えるということはあちらからも見えるということ。あまり背伸びはしないほうがいいかもしれない。

大迫力、渓流野天風呂とかじかの大岩風呂

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ここの露天風呂へは一度本館を出て、吊り橋を渡っていく必要がある。すぐに露天風呂の姿が見えないというのは、なんだかドキドキする。ただ吊り橋を1度に渡るのは1人だけにしてくれ、わざと揺らさないでくれという注意書きは恐ろしい。

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そしてこれが渓流露天風呂である。ちなみにこちらの混浴露天風呂では宿泊者に専用の湯浴み着を貸し出しているので、混浴に抵抗のある女性でも安心です。まぁ私は女性専用時間しか入っていませんが、温い湯加減でちょうどいい。いつまでも入っていられそうでした。

またこの絶妙なバランスを保っている大岩の下にも小さな源泉風呂があって、半洞窟のようになっている湯船にはご神体様が祭られている。こういう光景はわりと全国の温泉に付き物なので驚くことは何もありません。

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ただ昔はご神体から源泉が湧いてきたらしいのだが、斜め上から投入することにしたようだ。30℃程度しかないので、まるでプールの水のような冷たさである。冷泉とあつ湯に交互に入ると良いと張り紙がされていたので勿論入ったのだが、案の定凍えるかと思う苦行だった。

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また渓流露天風呂というだけのことはあり、人口の滝ではあるけれど、滝を間近に清流の流れる音を聞きながら、森林浴しながら露天風呂を満喫できるとはなんとも贅沢な温泉である。空が晴れていたらきっと夜は満天の星空が拝めるに違いない。

本日のまとめ

私はいつものんびりと温泉に浸かっていると無心になる。難しいことは考えられないし、考える気分にもなれない。何もせずゆったりと流れる時間に身を任せることが、とても好きだ。まるで自然と一体になれたような気がして、心が安らぐからかもしれない。

宿の部屋は割りと壁が薄めで、隣の宿泊客の話し声はまる聞こえだが。基本的には聞こえるのは川のせせらぎと虫の鳴く声だけ。とても贅沢な時間でした。1泊という短い時間でしたが、大変お世話になりました。

また季節が移り変わり、様々な姿を見せる山の景色を堪能したいと思える温泉です。首都圏から割と近いので、興味のある方は是非行ってみることをオススメします。

今週のお題「ゴールデンウィーク2015」より