今年も、福島の棚田オーナーに参加することにした
去年、新卒で入社した会社を4ヶ月で辞めてニートをしていた時に偶然参加した1週間だけの福島県南会津の農家ワークステイ。貴重な体験を通じて家族4人で参加することになった棚田オーナー。
去年、計7回のうち5回参加した棚田オーナーイベントですが、東京からだと距離が結構離れていて、開催日が毎回日曜日ということもあり、月曜からの仕事に支障が出るかもしれない。また前日からの現地入りだと宿泊代がかかること等、様々な問題点があって。
今年の参加は難しいかなと家族内で話し合っていたのですが、やはり今年も参加することにしました。ということで本日は棚田オーナー制度について振り返ると共に、誰か1度でもいいから参加してくれないかなぁという広報も含めて、去年の活動も踏まえて紹介したいと思います。
棚田オーナー制度とは
まず初めに復習を。棚田オーナー制度とは都会と田舎の間で人と人との繋がりを作り、田舎の暮らしや農業に興味を持って貰ったり。福島県南会津に観光でもいいからもっと訪れて欲しいという願いを込めて開催されています。まぁ俗にいう地域おこしみたいなものでしょう。
オーナーになることで大きく分けて、3つの特典を受けることができます。
・年7回程度の米作りを体験できる(田植えや稲刈りなど、年7回の農業体験)
・山菜採り、観光、収穫祭、地域料理講習などの集落のイベントに参加できる
・収穫後に1組30kg程度の玄米(ヒトメボレ)を持ち帰ることが出来る
お米は玄米なので精米する必要がありますが、使う分だけ精米すれば長持ちします。このほかにも農業体験で育てたじゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、ピーマン、山菜は山盛りになるほど持ち帰ることが出来るので、食材には困りません。家計が助かります。持って帰ってくるのが大変ですが、自家用車があれば便利かもしれません。
田植えや稲刈りがやってみたいとか農作業に興味がある、田舎の暮らしに興味がある、美味しい野菜が食べたい、年7回はムリだけど単発なら参加できる人でも受け入れてくれます。ちなみに年会費は(1グループ5人までOK)で30,000円です。5人で参加すれば1人6,000円です。
棚田オーナーイベント開催カレンダー
時々変更になることもありますが、大体今年の棚田オーナーの年間スケジュールはこんな感じになっています。各回共に午前9時半から始まり午後3時半頃に現地解散。ただし結構行き当たりばったりに計画されているので、きっちりかっちり時間厳守というわけにはいかないかも。のんびりしている人が多いので広い心を持とう。
○4月26日(日):田起し、ジャガイモ植え、町内観光地散策(大内宿)
○5月24日(日):田植え、サツマイモ、かぼちゃ植え、山菜採り
6月21日(日):棚田の再生、山菜、きのこ狩り
○7月26日(日):ジャガイモ堀り、焼肉パーティー
8月30日(日):旬の野菜収穫
○9月27日(日):稲刈り、サツマイモ堀り
○11月1日(日):収穫祭、お米引渡し会
ちなみに○は去年、私が参加した日付になります。去年の参加した日のことは全部というわけではないですが、簡単に紹介しているので興味がある方は去年参加した棚田オーナーイベント記事も読んでみてください。
本日のまとめ
今年も棚田オーナーとして参加することを決めたのは去年偶然出来た繋がりを、福島県南会津のお父さんとの繋がりを去年だけにしたくなかったってことだ。
(illustration by ふわふわ。り)
定期的に生活圏内での、会社と家を往復するだけの生活に飽きてしまう私にとっては、都会では出来ないような体験、田舎で生きる人たちとの交流は気分転換にもなり、都会での鬱々とした気持ちが吹き飛ぶようでとても楽しかったのです。その関係を今年も続けて生きたいと思います。
この活動に参加してくれる人が、私の後に続いてくれることを願って。お試しでもいいから参加してみたいと、最初の一歩を踏み出してくださる方が増えることを願って。食べきれないほど収穫して持って帰ってきた野菜を誰か貰ってくれることを願って。
ということで、明日さっそく行ってきます、日帰りで。
私の相棒E-PL6が活躍する日がやってきたぞ。
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