空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

お試しで付き合うのはもうやめようって思う

そういえば「好きです」って告白されたことがないかもしれない。今までの人生でいちおう二度ほどお付き合いをしたことがあるのだが、照れ隠しなのかなんなのかわからないが、直接的で安心感のある言葉はなかったように思う。

けれど行動として、もしくはメールでの言葉として示されていて、それが相手にも伝わっているならば気にするほどのことではないかもしれない。けれどそれがないと、本当に好きなの?と思ってしまったりする。ようは不安になるのだ。

(↓精神的疲労で倒れこむ私を表現してみた)

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今回はちょっと思うところあって、自分の思いを書き残しておこうと思う。私にとってこの手の話題は苦手分野なので、ついつい避けて通ってしまいたくなる。あまり考えがまとまらなくて、思ったことがしっちゃかめっちゃかで申し訳ないが。けれど次に進むために、その時何を考えていたのか忘れないで覚えておこうと思う。

警戒心という名のATフィールドを張りすぎなのか

こんなことを言うとアレだけれど、私は誰かと接する時に「この人は信頼できるか?」「どこまで話してOKだろうか」ということを考えていることが多い。(他の人もそれなりの基準やルールを持っていると思うけれど)その基準によって、どこまで自分の懐に入れてもいいか、自分をさらけ出しても大丈夫かを判断している。今まで培ってきた人間関係で傷つかないための、自分を守るための処世術みたいなものだ。

だから会社の飲み会では(基本的に)愛想笑いと相槌しか打たないし、質問があれば当たり障りのない答えをする。仲の良い友達同士は楽しければそれでいいことが多いから、特に意識せずノリだけで会話することが出来る。

けれど自分の内面に関わることであったり、特に困っていることを相談するなんてことは、相手を信頼していないと出来ないと思う。私にとって自分の弱みについて話すことは、とても勇気のいることなのだ。あぁ、だから私は人と打ち解けるのに時間がかかるし、人見知りなのかもしれない。相手に心を開いて欲しいと思うなら、自分から少し歩み寄らないといけないのかもしれない。難しいなぁ。

「人に興味を持ったら、多分それは恋に等しい」

私は恋愛的な意味で異性が好きというのがちょっとよくわからない。そういう気持ちになったことがあまりないからかもしれない。

だから告白された時、私みたいな人間を好きだ言ってくれる人がいることは嬉しいことなのだけれど「嬉しい」という気持ちよりも「私はこの人を果たして好きになれるか?」という疑問のほうが強かった。初めから相手のことが好きだったら、あまり考えないところだと思うのだけれど、そういうことって滅多にない。

普段はあまり考えないようにしているけれど、時折悶々と考えてしまうほど、人に興味を持てないというのは大きなコンプレックスなのだ。というような話をTwitterでブツブツと呟いていたら、フォロワーさんに「人に興味を持ったら、多分それは恋に等しいですよ」と言われたことがある。

全てが全て恋に結びつくかっていうとそういうわけではないと思うけれど、私の中で「あぁ、なるほどなー」と思う部分もあった。

その人に興味を持つということは、その人のことを知りたいと思うことであって、その人のことを知りたいと思うということは、さりげなく近くにいたいと思ったり、視界の中にいる努力をしたり、さりげなく質問したくなったり。その人のために何かしたくなったり、喜んで欲しいと、楽しんでもらいたいと自然に思えるのだと思う。

それがないってことは、特に気にならないっていうことはそういうことなのだろう。所謂、貴方は友達って奴だ。それは私にとっても彼にとっても同じことのように思う。もしかすると違うのかもしれないけれど、行動として示されない限りはよくわからない。あぁ、人付き合いって難しい。なぜこんなにも私が悩まなくていけないのか。

本日のまとめ

ココ最近、ずっと悩んでいたことがあって、私なりに悩んだ末に結論を出した。考えてもわからないことはわかる人に聞こうと思って女子の親友に相談したり、カレーオフ会@渋谷でお会いしたid:Brightfutureさんのブログを読み漁ったりしていた(とても勉強になった)。その結論に後悔はない、そうしたほうがいいということは分かっていたし、相手を傷つけないためにはどうしたらいいのかを色々探っていた。

思い返すと今まで振られたことはあっても、人を振ったことはなかった。こんなに胸の内がモヤモヤすることなのか。多分付き合うっていうのは「好きです」って告白してOKを貰ってゴールなんじゃなくて。2人で協力して2人の好きを築きあげていこうっていうスタート地点に立っただけなんだと思う。今回はスタート地点に立ってすらなかったけれど。

恋愛って疲れるし、時には傷つけ、傷つきあうモノであることはわかっていた。自分のペースが崩されて、自分の世界がゆらゆらと揺れるから。もう誰かを好きになんてなりたくないとそのたび毎回思うのに、気がついたら同じ気持ちに苛まれていたりして、自分の気持ちを制御できない、ままならない。

あぁ、ままならない。

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