祖谷温泉以外もある、徳島にある地域の憩い場「神山温泉」
神山塾にせっかく参加したのだからどんなことをして、どんなことを思ったのか。忘れないうちに書き残しておこう第三段はなんと温泉です!温泉好きとして、ここは紹介せずには、書かずには居られない。
温泉好きとしてどこかに旅行に行くならば、必ずといっていいほど行ける範囲に温泉はないかと事前調査をしているのですが、あるではないか神山町に!けれど果たしていく時間があるのか、足もないのにどうやって行くのかが課題だったのですが、地域交流会の前に温泉に入る時間があるということで連れて行って頂きました。
ということで今回は、ズバリ神山町内外から人が来る大人1人600円という格安公衆浴場でありながら、宿泊することも出来るという美肌の湯、神山温泉について紹介したいと思います。
徳島県の温泉の秘湯といえば「祖谷温泉」
日本秘湯を守る会のスタンプ帳を1冊完成させて去年の目標を無事達成したわけだが、まだまだいけていない温泉が多いので、そのうち機会を見て2冊目に突入する予定だ。去年は北海道と東北方面の温泉に行くことが多かったので、今年は日本地図から見て信越・北陸、東海、近畿、九州地方と行った遠くの行ったことのないところに行ってみたい。(まぁ先立つものがないので、すぐには難しい)(あと夏油温泉にはもう一度行きたい)
というところで、最近参加した地域宿泊型研修「神山塾」の話に戻ってくるのだが、徳島県には日本三大秘湯とも呼ぶべき温泉が存在する。そう「祖谷温泉」である。時々テレビにも出てくるケーブルカーに乗って露天風呂に行くという、あの有名な。私は四国に上陸したのがこの間が初めてだったので、勿論四国の温泉には入ったことがない。今度徳島に行くことがあれば、是非祖谷温泉に行きたいものですが、ホームページをちら見したところかなりのハイレベル高級旅館です。一人旅プランはなさそうだから、連れが必要ですね。
誰か、プリーズへるぷみー。
とろっとろな温泉が特徴の「神山温泉」
いつ叶うのかわからない温泉への果てない夢を語ったところで、どうしろと。今入りたいのだ、神山塾での研修メニューを終え、たくさんインプットをして頭が朦朧とする今だからこそ、温泉に入りたいのだ!という思いを叶えてくれたのが、徳島県神山町、道の駅にほど近い場所にある「神山温泉」でした。
入浴したことがある人が口々に言っていたのが「ツルッツルになるよ」とのこと。「公衆浴場でしょ、大げさすぎるんじゃないの?」と思っていた時期が私にもありました。泉質は無色透明なナトリウム塩化物・炭酸水素泉で泉質は16℃ほどなので加温されていて、内湯は結構熱め。けれどそれが気にならないほど、肌がもっちもちのツルっツルに!ツルッツルという言葉だけでは表現しきれない、トゥルットゥルが正しいかもしれない。
とにかくすごい。これは私の個人的な見解だけれど、長湯できる温度だったら一日中入っていたいくらいだ。こんなによい温泉に大人600円で浸かることが出来るなんて贅沢すぎる。私だけかもしれないけれど、仕事もないのにここに住みたいと思った。入浴回数券、欲しいですね!
ちゃっかりお土産探しもバッチリです
熱いとか言いながら、内湯→半露天風呂→季節の変わり湯→半露天風呂→内湯→寝湯と全ての浴槽の温泉を1時間堪能し、あがってきてから牛乳を一気飲み。したかったのですが、冷たくて途中で断念。普通に飲み干しました。
大衆浴場という一面もあるけれど、宿泊ホテルも完備されている神山温泉。お風呂あがりにすることといえば、そう神山特産品直売所を兼ねる売店コーナーの物色でしょう、そうでしょう!徳島駅などで大々的に売り出されているお土産ではなく、地元のものが多く売られているので、ココでしか手に入れることが出来ないものが買えるはずです。神山町には研修で来ているので、隙を見てお土産を買わなくては買う暇がない。買えるのは今、今しかないのだ!
どれにしようかなーと迷った末に、かさ張らなくて美味しそうなおやつを買うことに。食べてわかるかどうかが微妙だが、すだち入りの神山推奨特産品。かじか焼き(200円)これにしよう。写真はすでに開けて食べてしまっているが、なんかね不思議な味わい。サクサクというよりはもっさり気味だけどしょうがの風味がきいていて、ほんのりとした優しい甘さが特徴のお菓子。すだちはちょっとわからなかった。
なんかバンコクの屋台とかで売ってそうな感じ。私は好きだなぁ。裏を見てみたら生産者の名前がアレ?・・・知っている名前な気がする!?という驚きもありました。美味しかったです、ご馳走様でした。違うお菓子も試してみたいです。
本日のまとめ
神山町に初めて入った時、田舎さ加減にはあまり驚く部分はなかった。私は東京に住んではいるが、去年は福島県南会津とのつながりもあったので、田舎さ加減でいえば南会津の下郷も負けずとも劣らずという感じだったからだ。
けれど何日か過ごすうちに違う驚きを感じるようになった。日本各地から神山プロジェクトは注目されているけれど、それ以上に町全体がとても広いのだ。町の中を移動するのに車が必須というのはどこの田舎もそう変わりないけれど、小学校があり、温泉があり、ホテルがあり、少し離れたところに商店街があり、IT企業のサテライトオフィスが点在する。道の駅には美味しいジェラート屋さんがあるし、ピザやパスタが食べられるお店があるし、フルオーダーメイドの靴屋さんもある。
これからも進化を続けていくのだろうけれど、中山間地域である神山町には本当にいろんな人がいて、人が集まる場所があって、とても活気に満ちている。面白い町だなぁという感じがひしひしする。温泉もとても気持ちよかったし、また絶対に行きたいですね。ただ夜行バスは酔うので夜行バス以外の方法がいい。寝台特急とか。