読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

見て食べて楽しめる、進化を続ける温泉旅館の料理がすごい

自然湧出の天然水が飲み放題で、お腹の調子も快調だ。

f:id:rntriple6:20150117232614j:plain

旭岳温泉 湯元湧駒荘は自然湧出の天然水がとても美味しいことで有名です。エントランスにも飲める場所があり、浴場にも水分補給が出来る場所があって、部屋の中にある冷蔵庫にもたっぷりの天然水が常備されていて、それがキンキンに冷えているので一口飲むだけで私のお腹も快調になった。その素晴らしさは全国から天然水をくみに来る人が大勢いるというお墨付き。料理にも天然水が使われているとのことなので、今回は旭岳温泉 湯元湧駒荘の施設内、および食事をメインに紹介したいと思います。

 見て食べて楽しめる、食事相手が恋しくなる夕食

f:id:rntriple6:20150117232917j:plain

1人旅は自分で旅行プランを立てて自分のペースで旅を楽しめるところですが、デメリットは食事時に「美味しいね」と言い合える人がいないことですね。寂しさを紛らわすための食事写真、たくさん撮ってしまいました。今回は目を引いた料理を一部紹介したいと思います。

さて温泉宿の中では高級温泉旅館に属するであろう湧駒荘の食事は、その土地で取れる新鮮な食材を生かした色鮮やかな創作懐石料理が並びます。懐石というだけのことはあって、一人一人の食事スピードに合わせて温かいものは温かく出してくださるし、一皿一皿の説明、食べ方、食べ頃まで丁寧に教えてくれます。親切すぎて申し訳なくなるレベルです。

鮑の塩釜焼きのインパクトがすごい

やはり一番インパクトがあるのはこの塩釜に包まれた一品だと思う。

f:id:rntriple6:20150117233201j:plain

黄金色に色づいた皿一杯の塩の山。中には一体何が入っているのかとワクワクする。数年前は塩釜にひびを入れるミニトンカチを使って、自分で塩釜を叩き割れるパフォーマンス付きだったような気がするが、いつの間にかそれはなくなったようだ。

f:id:rntriple6:20150117233233j:plain

ひび割れた塩釜を一枚一枚ぴっぺがしていくと、中から昆布に包まれたものが出てくる。塩釜で蒸した昆布とかダシと風味と塩っ気がしみこんで美味しくないわけがない。

f:id:rntriple6:20150117233300j:plain

昆布の中から大きなぷりぷり鮑がこんにちは。鮑なんて滅多に食べないのですが、殻から取り出してみると、海鮮ステーキといわんばかりの趣。これをナイフとフォークで小分けにするわけですが肉厚でナイフが中々通らない。一口サイズに切ってからレモンを絞って食べると、中からじゅわっと甘みが染み出してくる。普段、あまり貝類を食べないのですが、塩釜焼き。ちょうどいい塩加減でした。美味しかったです、ご馳走様でした。

箸休め、天然水を使ったほんのり甘いふるふる湧水ゼリー

口直し的意味合いの小品料理として出てくるのが湧水ゼリーだ。

f:id:rntriple6:20150117233540j:plain

本当に天然水を使ったゼリーで無色透明、砂糖などの調味料は一切入っていない。けれど料理の説明をしてくださった方のいうとおり、一口食べて見るとほのかに甘い。豊富で美味しい天然水の宿というだけあって、この宿独自の一品といえるだろう。ちなみに付属して出される黒蜜をかけて食べるとさらに美味しい。天然ゼリーにスプーンで切れ目を大量に入れておいて、そこに黒蜜を流し込むと切れ目に黒蜜が染み渡って、まるで宝石のように輝くのを見るのが好きですね。

一口サイズのおかずがたくさん、レベルアップした朝食

夕食は凝った料理が出てくるけれど、朝食は御飯と味噌汁以外のおかずはビジネスホテルなどでよくあるブッフェ形式だったような記憶があるのだが、いつの間にか少しスタイルが変わっていた。御飯とお味噌汁が運ばれてくると、白黒交互に並べられた小鉢に乗せられた一口サイズのおかずセットが出てきた。見た目も綺麗だし、朝食にいろんなおかずが食べられるというのが嬉しい。

f:id:rntriple6:20150117233732j:plain

この9品おかずセットと自家製湯豆腐を温かい状態で頂くのが朝食です。右下の一番端にある塩辛が美味しくて「塩辛で御飯が進むくん」でした。また卵かけ御飯用の卵、納豆、のりや飲み物はセルフサービスとなっています。残念ながら温泉卵はなかったのですが、1杯目を卵かけ御飯にして2杯目を湯豆腐のだし汁をかけて食べました。腹八分目になるか否かという多すぎず少なすぎない量でとても満足しました。ご馳走様でした。

本日のまとめ

料理に関しては一部のみの紹介でしたが、いかがでしたでしょうか。

温泉も長湯できて、平日に行けば人が少ないのでのんびりできる。過去の栄光的な、昔は栄えていたのだけれど今は廃れている大型温泉観光地は、見た目はきらびやかでも味はいまいちという料理が結構あるように思いますが、ここは違いますね。料理がどんどん進化していて、美味しいです。

なんていうのかな、食材を生かした味わいなんですよ。決して料理自体が凝っているわけではないんだけど、見て食べて楽しめる、それでいて美味しい。何年かぶりに行ったけれども、温泉の鮮度に甘えることなく、静かに進化を続ける温泉なのだなと改めて感じました。今度は夏に行って見たいですね。

関連記事

雪山が神々しい、旭岳温泉に行ってきた - 空想島(6畳半)