空想島(6畳半)

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ついに治験薬を手に入れた、明日から私の身体を使った人体実験が始まる

おまたせしました、通院型治験日記の第4弾です。

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11月中旬に大腸内視鏡検査を行った後は3週間の観察期間に入っていました。大腸内視鏡検査は治験を行う上で事前にポリープなどが存在しないか確認するためでしたが、3週間の観察期間では普段通りの生活をすることで本当に慢性便秘なのかを判断します。お通じ日誌を書きながら迎えた3回目の通院日。今日の結果によって治験仮登録から本登録へ、治験薬をゲットできるか否かが決まります。

ということで本日は、3回目の通院で行ったこと私のように便秘の治験に参加するためにはどうすればいいのかということ体験談を交えながら紹介したいと思います。

 普段通りに便秘しよう!

お通じ日誌を渡された時に言われたことがある。

お通じ日誌を書かないといけないって思うと、何時も以上に頑張って便を出そうとする人がいるんだけど、便が出る回数が多いと慢性的な便秘ではないという判定が下される人が多いから、あくまでも普段通りの生活を心がけてください。

もちろん最終的には健康的な排便を目指しているわけだから、慢性便秘ではないことに越したことはないけれど。根本的に何も解決していないにも関わらず、その時だけ頑張っても意味がないということでしょう。便秘なら便秘らしく便秘を主張しよう!

けれど便秘だということはお腹の中に便が溜まっている状態であり、その期間が続けば続くほど、お腹が張ったり、痛くなったり、食欲が消えたり、体に支障が出てくることがあります。観察期間の間は市販の便秘薬を使うことは出来ないが、そんな困った状態になりそうになったら、病院で処方された救済薬(座薬)を使うことが出来る。私も1度だけその薬を使ったが、苦しくなったら我慢せずに救済薬を使おう。

座薬使う前はトイレに備え付けられているウォシュレット使うといいよ。

便の世界的基準「ブリストルスケール」に気をつけろ

本日の通院で行った検査はお通じ日誌の確認、身長と体重の測定、尿検査、採血の5点だ。お通じ日誌には便が出た日時、7段階に分けられた便の形状、残便感、座薬を使用した日時を記入する所がある。中でも最も重要なのが7段階に分けられた便の形状らしい。

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上記が1997年に英国のブリストル大学で開発された世界的な便の基準「ブリストルスケール」である。これを参考にしながら排便するたびに自分の便とにらめっこして、どれに合致するかを自己判断していきます。簡単にいえば便秘の人はは、1か2が多いということだと思います。担当してくださった治験コーディネーターさんから話を聞いた所によると、自発的な排便の際に1回でも6~7が存在すると慢性便秘と認定されないらしいです。

排便回数と座薬の使用回数、残便感があるかないかも判断基準の1つではあるが、これが一番重要なのだという。注意が必要ですね。「治験やりたいやりたい絶対やりたい!」という人は、6かもしれない便が出たとしてもとりあえず5と書いておこう。これで安心だと思います。ね、ねねね、捏造じゃないよ。

本日のまとめ

「じゃじゃじゃーん、私は治験薬を手に入れた!」

本日行う全ての検査を終了して、ついに治験対象者であることが認定されました。次の通院日が12月15日なので、その日まで治験薬を服用することになります。1日1回数、朝食の30分前に服用するだけです。

治験薬の詳しい説明は省きますが、今までの実験データを見た所によると腹痛、下痢、腹部の満腹感などの副作用が出るようなので、場合によっては体調を崩すかもしれませんが、服用期間である2週間、頑張りたいと思います。明日から治験薬服用開始。私の身体を使った人体実験の始まりです。ここからが本番だぜ。

次回の治験日記は12月15日以降になります。お楽しみに。

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