空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

「やりたいこと」と「できること」は違う

好きなことを仕事にすることが幸せだと考える人もいるし、自主的にやるから楽しいのであって、実際好きなことを仕事にしてみると嫌いになるかもしれないから辞めた方がいいという人もいる。

また好きなこと、やりたいことは仕事と関わりのないモノで、それを仕事にしたり、それでお金を稼ぐことが難しい場合も往々にしてある。そう考えると好きなこと、やりたいことを仕事にすることを考えるのではなく、出来ることをやるしかないのかなと、仕事をしながら考えていたことがある。

ななほ(id:sanuco74)さんのちゃんとした留学経験もない留年女子(私)がアメリカで働くと決めるまで。 - うぇーぶろぐ。や、イケダハヤトさんの[キャリア] やりたいこと、できること、実際やること : まだ東京で消耗してるの?の記事で詳しく取り上げられていて、私がもやもや考えていることを明確にしてくれそうな気がしたので、本日はこれらを元に、仕事・働くことについて考えてみたいと思います。

やりたいこと、出来ること、実際やること

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こちらはななほさんの記事に登場した図です。詳しく説明されていませんが、図だけでなんとなく言いたいことは分かる気がしますね。

人生最大限幸せに生きるために、どんな選択をするにしても、
「やりたいこと」に「やれること・やること」を近づけること。
「やること」の大きさを「やれること・やりたいこと」の大きさに近づけること。
この2つの方向性を間違わないようにしたいなーということです。

と、ななほさんがコメントしているように最大限幸せに生きるという目標に近づいていくためのステップとして、様々なタイプが存在しているのだと思います。人によってそこにたどり着くまでの経過は異なってくると思うので。

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ちなみに新しいことにチャレンジしたり、今目の前にある仕事を「やる」、それを続けることによって「できる」ことを増やしながら「やりたいこと」に近づけて行くのが理想的な状態であると、イケダハヤトさんが解説してくださっています。

なるほど、わかりやすいです。

「出来ること」と「実際やること」の比重逆転型

上記の図は基本的に「実際やること」は「出来ること(やれること)」の中に含まれています。ご本人の意図とはかけ離れてしまうかもしれませんが「実際にやること」=「(金銭を得ることが出来る)仕事」として考えると、仕事が出来るってことと言い換えられそうです。

働くことになかなか適合できずニートとフリーターをふらふらしている私から考えると、仕事ができるというだけでもう十分凄いと考えてしまいますが、それらの要素が逆転している場合も考えられるのではないだろうか。

自分探し型

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これは元図にもあったが「やりたいこと」が分からないから、仕事は出来るけれどなんでこの仕事をやっているんだっけ?となったり、もっと自分らしくあれそうな仕事を見つけたいと思うパターン。

やりたいことが始めから明確な人もいれば、できることが増えて行くうちにやりたいことが見つかる人もいるから、やりたいことがあるかないかは始めはあまり重要じゃないと思うけど。転職とかしたくなるかも。

自信ない型

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(私が勝手に考えた)やるべきこと、やること、求められていることの膨大さに圧倒され、それに対する自分の出来ることの少なさに委縮してしまうタイプ。しかもやりたいことがわからない(もしくは現段階ではない)から仕事をするのが嫌、モチベーションが保てない残念パターン。

今は出来ることが例え少なくても、出来る事から少しずつ積み重ねて行こうと思えるか否かがカギかな。発想の転換って大切。

派遣社員として働いていた私の場合

自分で言うのもなんだが、クソみたいな図だなと思った。

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この図の最大の問題点は、「出来ること」と「実際やること」の重なっている「仕事」に当たる部分が「やりたくないこと」に分類されている点である。しかも「出来ること」と「実際にやること」の比重逆転型も含まれている。できることならあまりやりたくないのだけれど出来るからやるみたいな感じだ。

こんな状態だから仕事に挑戦しても長く続きしないし、自信がないからすぐに不安と不満にまみれて、身分を守るために逃げる選択肢を取ってしまうのかもしれない。

出来るだけ働きたくないという気持ちはなくなることはないが、それでも働いているから働き続けられるからこそ、出来るだけ働きたくないというような程度の強弱がつけられるんであって今のままじゃいかんなぁとひしひしと感じる。駄目人間まっしぐらだよ。あわわわわ。

本日のまとめ

ならば、どうすればいいのだろうか?これらは、今後の課題になると思うのだけれど、今の時点で考えつく4点をあげてみることにする。

  1. 仕事に関係なく様々なことに挑戦してみる、それを継続すること
  2. 最高のパフォーマンスを発揮できるように、習慣づけること
  3. 仕事にも人にも、興味を持って接すること
  4. 出来ることを増やしながら、やりたくないことを減らすこと

始めるのは簡単だが、好きなこと以外基本的に続かない私なので、新しいことを始めるにあたっては仕事にも人にも興味を持つことが大切かも。仕事に限らず私と物事の1対1で完結する関係というものはあまりないので、わからないことは人に聞いたりしながら興味を持って接することが必要かな。

そうやって続けて行く間に少しずつ「出来ること」を増やしていけると良い。「出来ること」が増えていくと「やりたくない」と思っていたことを減らしたり、「やりたくないこと」を「出来ること」に変えていけるかもしれない。最終的には「出来ること&実際やること」を「やりたいこと」に近づけて行けるとなお良い。

上の図が示すように、私はやりたくないことにおいては欠片もやる気が湧かない人間なのでまだまだ道のりは遥か遠くだ。迷いながら、間違いながらでもいいから少しずつ前に進んでいくしかない。圧倒的成長が難しいなら、コツコツ亀さんのように積み重ねていけばいいじゃない。

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