空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

中国嫁日記にハマッています

働くことに関するソウルジェム濁らせ記事が続いたので、気分を変えてちょっと今ハマっているコミックエッセイを紹介したいと思います。その名も中国嫁日記!!

中国嫁日記 一

出会いは立ち読み

大学生の時も、ニートの時も図書館や本屋に1日中入り浸り、タイトルと帯だけで面白そうな本を探す遊びが好きでよくやるのですが。新刊が平積みになっているエリアでこの「中国嫁日記」を発見しました。

普通の漫画は平積みでもビニール包装されていて中身を見ることは出来ませんが、コミックエッセイはそういうのないので、とりあえず手に取ってチラミ。

コミックエッセイは基本的に作者の身の周りで起きた出来事やおもしろおかしい日常をネタにしているノンフィクションなので、自分の失敗をネタにするブログと似ている気がして、親近感が湧いたことを覚えています。

月(ユエ)さんの笑顔が大好き

40代オタク日本人夫と20代中国人お嫁さんの日常を描いた作品で、主人公は瀋陽出身の20代の奥様、月(ユエ)さん。月さんの過ごす日本と中国の違いから来るカルチャーショックに近い出来事の数々が、4コマ漫画と言う形式で可愛らしくかつコミカルに描かれています。

絵のタッチが好きですね。特に月(ユエ)さんがとても可愛らしく、ニコニコとした笑顔を見るとホワッとした温かい気持ちになります。4コマという小さな枠の中で表情豊かなお嫁さんが活き活きとしていて、思わずクスリとしてしまう時あり、ホロリと貰い泣きしてしまう所もあり。

カタコトで時折間違っている日本語(本作の中では月語と呼ばれている)も読み慣れてくると意味がわかってしまうので読んでいる私自身、驚きです。元気がなくなりかけた時に読むと元気を貰える、そんな作品だと思います。

本日のまとめ

「違うから楽しいし、面白い。そんな風に生きて行こうよ」という著者である井上(ジンサン)さんの言葉がお気に入りです。

ある人にとっては何気ない日常でも、ある人によっては新しい発見や驚きに満ちている。それをコミックエッセイだったり、ブログだったりを通して見ることが出来るのが、とても大切なことだと思うのです。

私の凝り固まったひねくれた世界や日常に対する見え方だけじゃないってこと、常識だと思っていたことが広い世界から見ると当たり前ではないってことを抵抗なくスッと理解できる気がしますから。こんな風に生きている人もいるって思うといいなって思います。毎日楽しそうで羨ましい。

通常の漫画に比べると950円と高いんですけど、地元の図書館では予約待ちだったりして読みたいと思った時に読めないなぁと思ったので、久しぶりにお買い物してしまいました。でも買って良かった。だってとっても面白いダカラ。

よかったら皆さんも読んでみてくださいね。