空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

私と1人ランチと社風の関係

いつもどおり午前中の仕事を終え、バッグからお弁当を取り出して昼食を取っていた時、ふと「そういえば社内で昼食を食べることに対する拒否反応はどこにいったのだろう?」と思いました。

というのも、以前勤めていた会社では社内にいること=常に緊張状態にさらされている状態で、体調が悪くなっていったので、昼休憩になると決まって、お弁当片手に会社から少し離れた神社に行き、そこで1人御飯を食べるのが日課でした。

「1人で御飯を食べている」ことは変わっていないのに、何が変わったのでしょうか。今日は昼食を取るという目線から、会社の社風について考えてみようと思います。

私と「ぼっち」の付き合い方

元々私は人ごみや集団行動というものが苦手で、学生でいうクラスというグループ、友達というグループ、会社でいう新卒同期というグループの輪にずっと入っていると、それがストレスになり、すぐ疲れてしまったり、気が滅入ってしまいます。

勿論、仲の良い人と食事に行くことは楽しいし、カラオケに行って騒いだり、祭りやイベントも(どちらかというと)好きなので、積極的に参加したりもしますが、物思いにふける時、リフレッシュしたい時、誰かの目を気にすることなく自由気ままに過ごすことが出来る1人で過ごす時間は、とても大切な時間です。

デトックスみたいな感じで。

たぶん無機質な空間が苦手なんだと思う

私の(ほとんどないに等しい)職歴と1人御飯の関係を表にしてまとめてみました。

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この図を見ながら、「社内にいるのがつらい」と感じた理由と「そうでもない」と感じる理由がどこにあるのか考えてみると、5つほどあることがわかりました。

  • (仕事に関係のない)事柄をスマホで閲覧してもいい
  • 社内はにぎやかで笑いが絶えない
  • 電話に怯えなくていい
  • 仕事と自分との距離が取りやすい
  • 派遣社員である

これら5つの点からなんとなくわかったのは、1人で過ごす時間が好きとは言えど、死んだように静かで無機質な空間であったり、禁止項目の多い空間が苦手だということです。人の声1つしないシーンと静まりかえった空間より、カフェであったり、ラジオを聴いたり、そういう人の生活音があると集中できる、学生時代にテスト勉強をする感覚と似ている気がしました。

あとは今の職場が残業がほとんどなく、就業時間がきっちり決まっていて、会社の付き合い(飲み会)などが特にない点もいいですね。仕事とプライベートをきっちり区別できるので、自分と仕事を分けて考えることが出来ます。

今後の課題になりますが、電話対応が出来るかどうかでだいぶ違ってくると思いますね。普段の生活でも知らない電話に出るのが苦手なので、社内外からかかってくる電話というのは、恐怖以外の何物でもありませんでした。いちおう研修はしたのですが、実際の電話を眼の前にすると頭が真っ白になってしまいます。ここを乗り越えることが出来ると、社内にいる時に感じる居づらさを軽減できる気がします。

合うか合わないかという指標として

会社の雰囲気というのは、働く上でも会社を選ぶ上でも大切な指標の1つですよね。派遣社員として期間が短くても、いろんな会社の中に入って働くと、自分とその会社の社風が合うか合わないかというのがなんとなく分かってきます。

私にとって、今の会社は以前よりも居心地がよいのだと思います。そういう会社に出会えたこと、この感覚は、のちのちの会社選び・仕事探しで使えるんじゃないかとも思っています。

問題は「ひとり御飯」という観点からでは、その会社に入る前(説明会や面接などで)に、社風を把握することが難しいという点ですね。社風の合う合わないを判断するために、社内で食事取らせて下さいと言うわけに行きませんからね(笑)。

そうなると面接の最後に来る「何か質問はありますか?」という所で、「御社で社内ランチを取る人はどのくらいいますか?どんな雰囲気ですか?」とさりげなく探りを入れる必要があるのかもしれません。

・・・そんな質問する人聞いたことありませんけど。