空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

ソチオリンピックはスノーボードを見よう!

いつの間にか始まっていた

世の中(ニュース番組)を見ると、オリンピックの話題が多いですね。7日が開会式らしいですよ、知ってました?

ちなみに、私は忘れてました。

おそらく現地は盛り上がっているのでしょうし、出場する選手の気合いはMAXなのでしょうが、私の目に届く範囲ではあまり注目されていないように思います。夏のオリンピックと比べると冬のオリンピックは地味な気もしますし、仕方がないことなのかもしれません。

今後、本格的に競技が始まれば、だんだん盛り上がってくると信じて、私が冬のオリンピックで欠かさず見ている注目競技について、簡単に魅力を紹介したいと思います。

注目はスノーボードハーフパイプ

冬のオリンピックと言えば、何を思い浮かべますか?人によって異なると思いますが、有名どころのフィギュアスケートは置いておくとして、私の場合はスノーボードハーフパイプ)を思い浮かべます。

スノーボードと言えば、オリンピックより正直ワールドカップや世界最高峰のXゲームの方が有名ですね。フィギュアスケートはマイナー大会でない限り、必ずといってもいいほど日本で中継されますが、スノーボードはウィンタースポーツ専用チャンネルでも見ない限り、あまりテレビで見ることができない競技です。

そういう意味でも冬のオリンピックは、競技を見る事ができる貴重な機会なのです。

スノーボードハーフパイプ)の魅力

ズバリ、空中でのトリックの格好よさです!

順位をつけるのですから点数を決めるのですが、スケートのように基礎点が決まっているわけではなく、トリックの高さ、完成度、独創性の3つのimpressionが重要視されるというのも面白いですね。予断ですが点数を見ていると、自国の選手には大体好成績をつけている気がします。

高さがあればトリックの迫力もあがります。着地が綺麗だとトリックとの繋がりもスムーズですし、逆に着地に失敗して尻もちをつくと格好悪いなぁ…ということがわかっていれば大丈夫です。

注目選手は、この二人!

勿論、ショーン・ホワイトと平野歩選手です。

  • ショーン・ホワイト選手
  • 彼が10代だった頃から、その活躍をテレビで見てきましたが、何時の間にか彼が最年長になりました。特にハーフパイプは若い選手が多いスポーツです。けれど未だに王者に君臨しているのをみると、彼はどこまで進化するのだろう?また世界初、彼だけのオリジナルトリックを見せてくれるんじゃないかとワクワクが止まりません。
  • 平野歩選手
  • ショーン・ホワイトに憧れてスノーボードを始め、みるみるうちに実力をつけている若き新星です。NHKスペシャルで放送されていましたが、彼の最大の武器は高さと着地精度です。また完成しているかはわかりませんが、自分だけのオリジナルトリックを練習しているそうで、本番に披露されるかどうかも注目です。

二人の実力は頭ひとつ飛び抜けており、今年のオリンピックでは一騎討ちが期待できます。ショーン・ホワイト選手が連勝するのか、平野歩選手がショーン・ホワイトを上回るのか注目です。

より競技を楽しむための基本

スノーボードをより楽しむためには、ちょっとだけ用語が分かっているといいかもしれません。偉そうなことを言っていますが、私も本当に基本的なことだけしか分かりません。今回はスピン数、回転数の数え方について紹介します。

  • 回転数の数え方
  • トリックの名称は、基本的にスピンする方向+スピン量で表現されます。例えばフロントサイド(前向き)に1回転(360度)することを、フロントサイド360といいます。
    数字の部分は英語読みをして半回転することを180(ワンエイティ)、1回転することを360(スリーシックスティ)、半回転増えるごとに540(ファイブフォーティ)、720(セブントゥエンティ)、900(ナインハンドレッド)、1080(テンエイティ)という風になります。現在は、1080が最高回転です。

これだけでもどんだけ回ってるんだとびっくりしますが、水平回転とか縦回転とか色々ありますので、気になるトリック名があれば調べてみるのも面白いかもしれません。

11日に始まって、11日に終わってしまいます

ハーフパイプの予選は、2月11日から始まります。

当日中に準決勝も決勝もやってしまうようで、1日で終わるので注意が必要です。ハーフパイプは女子と男子がありますが、男子の方が高さも迫力もケタ違いですので、ぜひ男子のハーフパイプを見てください。滅多にスノーボードを楽しむことができる日はありませんから、これを機に見てみると良いと思います。