空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

ミスを極力減らし、効率よく採点する4つの極意

一週間ほど仕事をして、ミスを極力なくし、かつ効率よく採点する方法を確立したので、その極意について、まとめておくことにします。もしマークシートの採点をすることがあれば、参考になると思います。

前提として

テストは問題用紙に直接答えを書きこむ場合と、解答用紙の答え記入欄に描きこむ場合があるのですが、これから説明する方法はそれらの解答をマークシートに転記する場合に有効です。

極意1:マークシートは右から左へ塗る

私が左利きなので左利きを前提に説明しますが、マークシートを塗りつぶす時は左右に移動する方がやりやすいです。

上から下に向かって塗りつぶしてもいいのですが、下に向かうにつれて、利き手と胸の距離が狭まるので、楽な姿勢を保つことが難しくなる気がします。すると紙を書きやすい位置に動かしたりする必要が出てくるので、時間のロスが発生します。しかし右から左へ塗りつぶす場合は、利き手の位置を横にスライドするだけなので、常に楽な姿勢を保つことができます。

採点する時に限りますが、縦長のマークシートであっても横向きで塗れるようにすると、後に説明する極意がやりたすくなります。

極意2:まず記述問題を捌く

大体のテストは、選択問題と記述問題しかありません。

マークシートを塗りつぶす時は、選択問題はテストを受けた人の選んだ記号を転記するだけなのですが、記述問題は解答と照らし合わせて、正誤をマークする必要があります。記述問題が出てくるたびに、解答と照らし合わせるのが面倒なので、全て先にマークしてしまいましょう。誤答だけチェックするのもありです。

何度もマークシートと生徒の解答と解答例を行ったり来たりして、確認する手間が省けます。この時に、じっくりと時間をかけることで、ミスを減らすことができます。

極意3:無回答を捌く

記述問題を片づけた後は、生徒が解かずに飛ばした問題を処理します。空欄になっているのでわかりやすいですが、マークシートによって無回答のマークがあるので、それを記入しちゃいましょう。

極意4:何も考えず、選択問題を捌く

最後に残っているのは、選択問題と正解だけなはずです。しかも選択問題については、正誤を判断する必要はなく、生徒がマークしたようにマークするだけです。もう解答例を見る必要はありません、マークシートに集中できます。

この手法を実践してみて

未だに社員の方からマークミスを指摘されたことがありません。

一番ミスの起きやすい記述問題に時間をさくことで、一気に楽になります。あとは地味な作業ですが、塗り終わった後にマークミスがないかを確認することも大切です。

マークシートが裏面に続く場合、うっかりしていると裏面のマークを忘れてしまったりします。そんな状況が多発する時は、記入後はマークシートの裏面を向けておくと、出席番号順に整理するのも楽ですし、裏面のマーク状態も確認できるので一石二鳥です。

まぁ、皆さんが一番作業しやすい方法を見つけることが一番いいと思いますが、どうしてもミスがなくならないという時に役立つと思いますよ。