空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

お正月はやっぱり駅伝でしょう

来年まで、あと残り2週間ちょっとになりましたね。

行事的にはお正月の前にクリスマスが来るのですが、クリスマスを1人で過ごす私にはあまり関係ありません。

勿論、子供の頃はクリスマスプレゼントが楽しみでしたし、子供たちのために夜に仕事をするサンタクロースのために、家で手作りのジンジャークッキーを作ったりしたものですが、今はクリスマスツリーを家で飾ることもなくなってしまいました。

今回はクリスマスをすっ飛ばして少し先走るようですが、お正月の名物である箱根駅伝についてお話したいと思います。

箱根駅伝とは

正式名称は東京箱根間往復大学駅伝競走というようで、毎年、1月2日(往路)と3日(復路)の2日間に渡って行われる大学対抗の駅伝です。大みそかの名物が紅白歌合戦であるとすると、お正月の名物が駅伝と言えるでしょう。

私も、毎年、1月2日と3日は何をするより駅伝観戦を優先し、テレビの前に待機し、テレビを見ると同時にラジオ中継を聞き、PC片手にTwitter上で箱根駅伝の実況をすることが多いですね。

マラソンと何が違うの?

走る競技で有名なものに、オリンピック競技の1つであるマラソンがあります。そもそもマラソンと駅伝を比べることが難しいと思いますが、マラソンと駅伝の最も大きな違いは、その距離を走る人数でしょう。駅伝が複数人でたすきを繋いで走るのに対し、マラソンはすべて1人で走ります。

ここは偏見と憶測の話になってしまうのですが、マラソンには箱根駅伝ほどの盛り上がりや、 思わず「頑張れ!」と応援したくなるようなことは、正直そんなにないように感じます。勿論、それぞれの出場者がその大会にたどり着くために様々な大会を経験し、勝ち上がってきたからこそだと思いますし、そこにドラマがないとは私には言えません。

けれど、国対抗や出場者個人を応援するマラソンとは違う楽しみが、駅伝にはあると思います。 それは来年のシード権を獲得するための熾烈な争いであったり、王者奪還を狙う大学があったり、中には完全優勝を目指す大学もあり、なんらかの理由で大学の襷が途切れてしまったり、シード権を数秒の差で逃してしまう大学があったりとして、目が離せません。

きっと出場する大学のそれぞれの想いを1つの襷に込めて、バトンを繋ぎながら走るという点や、それぞれの小さな努力の積み重ねが上手くかみ合った時に発生する爆発的な力であったり、大きな勝利や結果をつかむということが好きなんだと思います。

応援するのは駒澤大学

よく「大学駅伝を見るのが好きなんです」という話をすると、「貴方出身の大学って駅伝に出ていたっけ?」と返されるのですが、勿論、自分の出身大学なんぞ出場しているはずもありません。天と地がひっくりかえってもありえません。けれど、私は駒澤大学を応援しています。

過去の大会成績を見ると、2002年~2005年は4回連続駒澤大学が総合優勝していますが、実力ある選手が卒業したのか本当の所はわかりませんが、その後は優勝争いに絡むことが出来なかったり、他大学が実力ある選手を投入する中、経験の少ない1年生中心のチーム編成をして、勝利することよりも選手を育てることに注力する時期が続いたこともあり、この状況を覆し、返り咲く姿を見たいと思ったのが応援のきっかけであったように思います。

2010年~2012年は選手が育ってきたこともあり、3位~2位まで詰め寄るもののあと少し及ばず、2013年には久々に復路優勝を果たすものの、両方優勝するという状態はありませんでした。けれど、3大駅伝と言われる10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝、1月の箱根駅伝の内、2大会を駒澤大学が制しており、今年こそは!という期待が高まりますね。

皆さんも、これを機に正月はテレビの前で家族との団欒を楽しみながら、駅伝と共に過ごしてみてはいかがでしょう。

 

 

箱根駅伝 - 世界へ駆ける夢

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