空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

元気の処方箋「ふなっしー」

ふなっしーDVD 「ふなのみくす」

正直、「ふなっしー」という存在に衝撃を受けるまでは、ゆるキャラブームの火付け役となった「ひこにゃん」を始めとする各地のゆるキャラたちに興味のかけらもありませんでした。

けれど、今ではふなっしーの公式Twitterをフォローしたり、pixivでふなっしーのイラストを閲覧したり、テレビに出演する情報をゲットしたらテレビの前で待機したり、ふなのみくすというふなっしーが船橋市を紹介するDVDを見て、ふなっしーにハマッている自分がいます。

今回は、私の感じる、ふなっしーの魅力について考えて行きたいと思います。

ふなっしーとは

2000年に1度だけ現れる「梨の妖精」で、船橋市完全非公認ご当地キャラですね。

一般的なゆるキャラといえば、PRしたいものを象徴した形で、ゆるやかで愛らしい動きをしたり、着ぐるみは自ら話すことはなく、近くにいる関係者が彼らの話を通訳のような形で代弁しますが、テンションが常に高く、少し裏返ったような声で自らよく喋り、「ひゃっはぁぁぁ!」という奇声を上げながら機敏に全身を震わせたり、ゆるキャラの「ゆる」部分をまったく感じさせない、ジャンプ力や素早い動きが特徴で、ゆるキャラ業界の常識を覆すゲリラのようなキャラをしていることで有名です。

「ご当地キャラ総選挙2013」優勝したり、船橋市役所から感謝状を貰ったり、私の勝手な印象ですが、今年一番活躍したご当地キャラではないでしょうか。

ふなっしーの魅力

私の感じるふなっしーの魅力は、体に収まりきらずオーラのごとく溢れ出している元気さと個人?個梨?だからこそ許される、破天荒なまでの自由さにあると思います。中でも、特に、この「自由さ」という所がポイントです。

普段、私たちは生活する上で様々な制約を受けていると思います。それは時に近所、友人、会社などにある人の目であったり、「××するのが一般的だ、普通だ」という常識であったり、「××したら嫌われるのでは?」という自らの感情であったりします。

勿論、所構わず、自分が思う通りに自由にふるまうことが、良いことだと言っているわけではないのですが、1つの、私たちが実現したくても中々実現できない「自由になりたい」を体現しているのではと思います。

また「ふなっしー」が今の爆発的な人気を獲得したのは、ふなっしーを応援する様々な人たちが彼の物語に参加し、苦労しながらひとつになったからこそだとも思います。

だからその自由な振るまいを見ているとスッキリしますし、元気がない時にふなっしーの姿を見ると、「また明日も頑張ろう」という気持ちが湧いてくるのだと思います。

ありがとう、ふなっしー。