空想島(6畳半)

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三連休、ついでの相模湖へ【日帰り温泉編】

旅行に欠かせないモノと言えば、「温泉」

例えメインがぶどう狩りだとしても、日帰り旅行の要素として欠かせないものが温泉です。ぶどう狩りの果樹園選びのついでに、付近の日帰り温泉施設も探しました。勝沼ぶどう郷駅付近は、本当にぶどう狩り専門と言う感じで、1つしか温泉がありませんでした。この辺りでは有名な「ぶどうの丘」という施設はあるのですが、両親がすでに訪れたことがあるとのことで、別の所を探していました。ちなみに今回、珍しく温泉施設選びに失敗したので、その教訓を残しておこうと思います。

温泉の候補は2つに1つ

1.塩山にある「はやぶさ温泉」

「勝沼ぶどう郷駅」を1つ通り過ぎた場所「JR中央本線塩山駅」にある日帰り温泉施設です。駅からタクシーで10分と若干離れていますが、入浴料は大人1000円と比較的リーズナブルです。泉質はアルカリ性単純泉で、ph9.95という高いアルカリ性なので、とろとろした湯で肌がつるつるする感じが得られる温泉だと思います。内風呂と露天風呂があり、どちらも源泉かけ流しであることが特徴です。ただし、タオルやバスタオルは持参する必要があります。

2.相模湖にある「相模湖温泉うるり」

JR中央本線で勝沼ぶどう郷に行く途中に通り過ぎる「相模湖駅」にも温泉があります。今年の3月にオープンしたばかりで新しい日帰り温泉施設です。タオルとバスタオルがついていて大人1000円なので、手ぶらで行ける所がオススメです。場所は、相模湖リゾート プレジャーフォレストという遊園地に併設されています。泉質は同じアルカリ性単純泉ですが、ph7.5で、源泉の温度が30℃と低いので、加水、加温しており、しかも源泉かけ流しではなく循環しています。

温泉選びの失敗要因

三連休で遊園地といえば、家族連れがたくさん訪れる場所です。例えば多摩にあるサンリオピューロランドの付近に極楽湯があったり、三重県の長島スパリゾートに長島温泉があったり、よみうりランドに丘の湯という名前の日帰り温泉施設があるように、遊び疲れた客の疲れを癒したり、汗を流せる温泉施設を併設するというのは、戦略的には的を得ていると思います。

三連休でなければ、まだ比較的空いていたと思いますが、時期が悪かったと思います。さらに夕方という時間もよくありませんでした。HPにも、混雑する場合は入場制限をすると書いてありました。事前にヒントはあったのですが、見逃してしまったことが失敗の最大の原因と言えるでしょう。

総合的な感想

オープンしたばかりということで、施設内はとても清潔でした。夕食として食べた御飯も、とても美味しかったです。つるつるとした温泉も、気持ちよかったです。ただし、なんせ子供がとてつもなく多く、子供たちもプールに入っているような感覚で、湯船に飛び込んだり、周りの人の迷惑を考えず走りまわったり、叫んだり、泳いだりしていて、親はそれを野放しにしているという状態で、正直、芋洗い状態でした。

きっと小さな子供連れのための温泉施設だったのでしょう。私達のような、温泉の泉質を楽しむような大人の行く場所ではありませんでした。周辺の環境や影響を考えて、用途によって、場所は選ぶ必要があるということを改めて学びました。それは、温泉に限らず、例えば食事をする場所や、デートの場所などにも当てはまると思います。事前の調査で分かることには限界がありますが、それでも大切なことはきちんと調べるようにした方がいいと思います。