空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

三連休、秋の山梨へ【ぶどう狩り編】

f:id:rntriple6:20130923113154j:plain

気分転換に、ぶどう狩りへ

ここ最近は、アルバイトを始めるために履歴書を書いたり、街に面接を受けに行ったりと、活動的に動いていましたが、その半面、用事のない時は家にいることが多いです。けれど、家にずっといると気が滅入ってくることがあります。自分の周りは止まっているのに、時間だけが流れていくような感覚。頭がぼーっとしてきて、何もしていないのに体がだるくなってきます。「家にいても仕方がない、何か楽しいことをしよう!」と思い立ち、せっかくなので家族で山梨県に行き、ぶどう狩りをしてきました。今回はその感想と、果樹園選びのポイントを紹介します。

果樹園選びのポイント

今回、ぶどうとワインの産地として有名な「勝沼」へ行ってきました。駅前からは、一面見渡す限りのぶどうの木です。時期が時期ですので、甘い匂いもします。また主な道路には、非常に多くの果樹園が「ぶどう狩り出来ます」という看板を出しているので、一体どこがいいのか迷ってしまうこともあると思います。ぶどう狩りのシステムや料金は、果樹園によって異なるので、きちんと事前に調べて行くことをオススメします。ポイントは主に、4つあります。

1.果樹園にはタイプがある

果樹園のタイプは、大きく分けて2つのタイプに分かれます。1つは大型バスに乗った大人数の観光客が訪れる「大規模な観光農園」、もう1つは家族経営を行う「小規模な観光農園」です。「大規模な観光農園」はぶどう狩りの他に、ぶどう食べ放題や、バーベキューなどの食事が出来る施設を併設している所が多いようです。ちなみに今回選んだのは「小規模な観光農園」なのですが、こちらは時間制限なしの食べ放題があったり、複数の品種を試食できたりと、ゆっくりとぶどう狩りを楽しむことが出来る所が多いようです。

2.食べられる品種にも違いがある

食べたい品種があるかどうかは、直接果樹園に電話して確認すると確実ですが、果樹園によって試食できる品種の数にも違いがあります。今回行った果樹園は、全部で10種類ほどあり、その内の7種類は食べ放題でした。気にいった品種をお土産にすることが出来るので、同料金で複数の品種を食べることが出来る果樹園がオススメです。

3.料金システムは要チェック

料金システムや食べ放題の場合は時間制限の有無を、事前にチェックしておくのは大事なことです。例えば、大規模な果樹園の場合は多くの観光客を相手にするので、食べ放題に30分や1時間などの時間制限を設けている所があります。ゆっくりぶどう狩りを楽しみたい場合は、時間制限のないところを選びましょう。また「量り売り」と呼ばれるシステムがあります。もぎ取ったブドウは、品種と重量によって金額は異なりますが全て購入します。試食などはできませんが、お会計を済ませたものはその場で食べても、お土産として発送してもよいというものになります。

4.口コミやブログ記事のチェック

たくさんある果樹園の中から、良い果樹園を選ぶためには果樹園を過去に訪れたことのある人の口コミやブログ記事のチェックが欠かせません。ブログ記事の場合は、文字の他に写真を載せていると説得力がありますよね。ぶどう狩りを行っている果樹園のホームページをチェックしただけではわからない、その場の雰囲気や果樹園のスタッフの対応なども大切な要素の内です。じゃらんやMAPPLEのような観光ガイドにも口コミは掲載されていると思いますが、その他にブログ記事も探してみると、より良いと思います。

 

「勝沼グレパーク」でぶどう狩り

今回、数多くある果樹園の中で、私が選んだのは「勝沼グレパーク」さん。場所的には、駅から徒歩30分の市街地の中にあります。市内巡回バスで行くと速いですが、この時期、特に連休などの休みはバスもタクシーもとてつもなく混んでいるので、歩いていったほうがお金もかからず、早いかもしれません。

小規模な観光農園ですが、食べ放題は時間無制限、同額で複数品種の試食が出来る、飲食物持ちこみOK、雨の日でもOKと至れり尽くせりでした。これでもかというほどぶどうを食べました。どれもとても糖度が高く、見たこともないほど大粒でジューシーでした。

「休日」か「平日」によって異なる

本当に人気のある果樹園のようで、ひっきりなしに人が訪れます。料金システムを説明する人、量り売りの会計を行う人、駐車の誘導をする人はそれぞれ1人で担当しているため、てんてこ舞いになっていました。そのため誰にお金を払えばいいのか、少しわかりにくいことがあるのが難点です。また、繁盛しているからなのか、試食するためのテーブルが満席で座れないことがあります。果樹園側でシートを用意してくださっていましたが、車で訪れる場合は腰掛けられるシートがあると安心です。

休日はとても混雑しているようですが、平日であればぶどうの種類についての解説、美味しそうなぶどうの特徴などもぶどう狩りをしながらレクチャーしてくださるそうです。

今の時期の旬ですから、皆さんもお時間があれば、山梨県へと足を延ばすのも、面白いかもしれませんよ。