空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

南会津ふるさとワークステイ【繋がり編】

f:id:rntriple6:20130921100232j:plain

御好意という繋がり

ふるさとワークステイに行ってきたという話を、以前ブログに書きました。その時、報酬が発生しない農作業ボランティアですという風に紹介したのですが、正確には違います。

確かに金銭という報酬はありませんでしたが、実際に収穫した野菜たちをたくさん頂きました。持って帰ることが出来る量には限界があるため、ボランティアを終え、帰宅した後も2回に分けて野菜詰め合わせダンボールが届きました。ボランティアとして住みこみで働いた、たかが4回の農作業と釣り合わないんじゃないかと思うくらいの量を、です。しかも送料などの料金は全て送り主が負担してくださっているので、ボランティア側の赤字です。けれど、これらは全て御好意で、です。都内では野菜の値段が高いので、とても助かりました。

「おすそわけ」という文化が生きている

田舎では「物々交換」であったり、「おすそわけ」という文化が生きています。例えばたくさん煮たカボチャを、美味しいから食べて御覧と分けてくださったり、市場には出せないけれど、食べる分には問題ない野菜を近所で分け合ったり、ボランティアに来た私のような都会の人に分けてくださったりという点ですね。

それに対して、わたしの出来る「おすそわけ」は労力くらいです。経験はあまりありませんが、若さと体力が売りです。農作業は経験うんぬんより、人手が物を言う仕事なので、人手が足りない時のお手伝い程度なら出来ると思います。

秋は、お米、栗、さつまいもなどが収穫時期でもあるので、また手伝いに行こうと考えています。もう互いの連絡先を把握しているので、今後はふるさとワークステイを通す必要はありません。電話一本で、時期と日程が合い、交通費さえあれば、南会津と東京を行き来することができるようになると思います。

もう1つのふるさとのために出来ること

私の気持ちの持ちように良い変化をもたらし、働くことを考え直す始めのきっかけにもなり、田舎に住む高齢者の人の笑顔に元気を貰い、自然の豊かさに癒された、あの南会津の集落のために 何かできることはないかと考えています。まだ具体的に考えているわけではないのですが、もっと何か出来るような気がするのです。私と南会津のお父さんという細い繋がりを強くて太い繋がりにするためにはどうしたらいいのかを、何が必要で、何が足りていないのか、何を学ぶ必要があるのかを今後、具体的に考えて行きたい思います。