空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

理想のライフスタイルを妄想しよう

「幸せとは何か?」

この質問を、ここ最近よく聞きます。私はこの質問を聞かれるたびに、結構な確率で頭の中が真っ白になります。30秒以内で答えろと言われたとしたら、きっと「わかりません」と答えると思います。ここでは「自分にとっての幸せとは何か?」のヒントになるかもしれない「どんな人生を送りたいと思っているのか」を少しだけ明確にする方法として、「理想のライフスタイルを妄想する」ことを紹介します。

妄想なので、実際のお金、時間、場所など全ての常識はなかったことにします。どこに誰と住んで、何時に起きて、どんなことをして毎日暮らしたいかを自由に考えてみましょう。いきなり具体的に考えることは難しいと思うので、箇条書きでもいいと思います。以下は、私が考えてみた例になります。

1.時間

朝は満員電車に乗らず、各駅電車でゆっくり通勤したい

2.住む場所

都会すぎず、自然が豊かである
地域や近所の交流がある、自分の畑がある
京都が近い、温泉がある

3.人間関係

仕事の上下関係はいらない
地域ぐるみの付き合いを大切にする
仕事以外の趣味や活動を通しての横のつながりを持つ
社内の不毛な飲み会には絶対に行かない

4.お金

毎日の生活が困らない、好きな本が買える、囲碁教室に行ける、
友人と時々ランチできる、半年に1回旅行に行ける程度

5.働き方

会社等の特定の場所にいる必要はない
週3フルタイム、4連休の生活
もしくは1日6時間だけの仕事(昼3時に帰宅できると最高)
副業可、兼業可(例えば農業+WEB+執筆などのように)

6.服装

ユニクロあたりでいいんじゃないか

7.思考

小さなことにも喜びや幸せを感じる生活をしたい
刺激のあるワクワクとした日常を送りたい

大切にしたいことが見えてくる

7つの項目に分けて、今の段階で思いつく限り考えてみました。その生活をしている自分を想像していると、ワクワクしました。また紙に描くことで初めて、自分の中で重視している物が何なのかが見えてきます。私の場合は住む場所、人間関係、働き方を重視、服装は軽視する傾向にあるようです。

所詮妄想なので、どこにも具体性がありませんが、受けたくないと考えている制約のようなものも、見えるのではないかと思います。例えば「働く場所を会社の中と限定せずに選びたい」などですね。妄想したり、空想することが楽しい人は、もっと具体的に考えてみましょう。「そんな生活で食べていけるか?」ではなく、「それが本当に楽しいと思えるかどうか」が大切です。

イメージしよう

理想のライフスタイルを考えることは、自分にとって大切なものは何か、幸せとは何かを考えることに通じるものがあるのではないかと思います。「幸せ」という単語はあまりに広範囲の言葉で 私にはよくわかりません。「幸せ」は私達の人生、ひいては生活の営みの中で感じるものだと思います。このように抽象的な言葉を、私達の生活に根差した部分に落とし込んで考えると分かりやすいかもしれません。

これを所詮妄想だ、実現できるわけがないと考えるか、いつか実現して生きたい人生と考え目標とするかは、その人次第だと思いますが、考えることは自由です。どうにかしたいと思っては見るけれど、具体的なイメージがなければ実現しようがありません。実現するための一歩は、誰でも簡単に出来る妄想なのです。

LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。

LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。