空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

充実 と 暇 の 間

充実レベルには、S、A、B、C、Tのランクがある。

最近、「充実した時間を過ごせているの?」と親に言われました。というのも、ニートになってから日々の出費を少なくするため、本当に用事がある時以外、外出しないからだと思います。そんな時は、家でフリーライターの小遣い稼ぎをしたり、ブログを書いていたり、図書館で読書、時々アニメを見ていることが多いです。猛暑で無駄に暑いというのもあるし、遠出するにもお金がかかりますしね。親としては、立派に働いてほしいという思いがあるからこその、言葉であることはわかっています。わたしも今の状態が、「すごい幸せ、満足!」と言いたいわけではないのですが、充実している時間にも、個人差があるのではないかと思います。

時間は不変ではなく、心の持ちようによってその長さが変わります。仕事嫌だなー、早く終わらないかなーと思っている時に限って、ゆっくり進み、時計を何度も確認するけれど、たった5分しか進んでいないという経験はありませんか?逆に楽しい!と感じている時は、あっという間に時間が過ぎてしまいますよね。あっという間に時間が過ぎてしまうということは、それだけ集中していることを指しています。熱中、集中、夢中という3つが揃うと、その時間を楽しんでいるということになり、すなわち、それだけ充実した時間を過ごしたと言えるのではないでしょうか。

私の充実レベルは、S、A、B、C、Tの5つのランクに分けられます。ちなみにSは「素敵」、Tは「底辺」、ABCは平均レベルを三等分しています。Sレベルは、正直あまり体験したことがないのでわかりませんが、今やっていることが楽しくて、かつ自らの役割を果たせている状態であり、誰かの助けになっていることを実感できる状態を指し、Tレベルは、朝起床して夜就寝出来て、特に怪我や病気もなく健康に過ごせてよかったね位です。ABCは、底辺を満たしている状態で+αとして何か楽しいことがある状態を指します。この5つのランク分けの良い所は、他人から見て暇で無駄な時間を過ごしているように思えたとしても、毎日必ずどれかの充実レベルを満たしているところです。

両親の考える充実している時間が、どんなものを指しているのかはわかりませんが、少し求めるレベルが高いのかもしれません。私にとって、生きている糧とも言えるアニメ鑑賞や読書も充実している内に入りますし、毎日、夜にブログの内容を書くことも充実している内に入ります。仕事が楽しいと思うことが出来ていれば、仕事をしていることも充実した時間の内に入るでしょう。

毎日がつまらないと感じていたり、良いことが1つもなかったとつい口にしてしまいがちな人は、充実レベルを分けてみると良いかもしれません。またポストイットと良かったこと探しを使えば、毎日の中でよかったことを探す癖がつくので、何もなかった日というものがそもそもなくなるかもしれません。どんな時間にも意味はあります。今日は何もしなかったや・・・と悲観的になるのではなく、今日はTレベルの充実ランクをクリアした。明日はCランクをクリアできるようになればいいなぁ という感じで、ゲーム感覚で生活を楽しみましょう。いつかは、仕事をすることで充実ランクSレベルを満たせたら、いいですよね。