空想島(6畳半)

空想をすることが、生きる糧となり地となり肉となり

囲碁 始めました

興味をもったら、まずやってみましょう。

実は、大学時代はよく麻雀をしてました。チート能力を持つ美少女たちが戦う麻雀漫画である咲-saki-を見て、麻雀に興味を持ちました。

咲ーSakiー 1 (ヤングガンガンコミックス)

咲ーSakiー 1 (ヤングガンガンコミックス)

別段、どの美少女が好きというわけではなかったのですが、何か見ていて引きこまれるものがありました。そこから入門書を読んだり、なんとなく3つずつの形を作ってリーチすればいいんだなという初心者知識で麻雀格闘倶楽部というゲームをやったり、研究室の合宿で麻雀をしたり、6月には知り合い3人に誘ってもらって、初雀荘に行ったりしていました。けれど麻雀は、基本的に4人がそろって始めて成り立つゲームです。まぁ雀荘では1人で行って、知らない人の卓に入ることも出来るようですが、初心者としてはちょっとハードルが高いし、怖いし、お金もかかります。

そこで、何か新しく遊びを覚えたいなぁと最近思い始めました。その時、ふと私の頭を過ったものが「囲碁」です。

興味を持つ最初の入り口としては、2つくらいあるのではないかと思います。1つ目は友人がはまっていて、興味を持つというパターンです。どうぶつの森ポケモンやらドミニオンというカードゲームが研究室で爆発的に流行るというのは、どちらかというとこちらになるのではないでしょうか。2つ目は漫画やアニメ、本を読んで興味を持つというパターンです。誰か特定のキャラクターに興味を持つとか、ストーリーが面白いとか、そういうものです。私の場合は、どちらかというと2つ目のパターンを経由して何かをやり始めることが多いですね。麻雀に興味を持ったきっかけは咲-saki-でしたし、小説を書くことに興味を持ったきっかけはハリーポッターを読んだからです。そういう意味で1番始めに囲碁に興味を持ったのは、予想がつくと思いますが「ヒカルの碁」です。

ヒカルの碁 完全版 1 (愛蔵版コミックス)

ヒカルの碁 完全版 1 (愛蔵版コミックス)

この漫画はほったゆみ(原作)さんと小畑健(漫画)さんによる囲碁をテーマににしたものです。主人公である小学6年生のヒカルが、天才囲碁棋士の霊に取り憑かれたことで囲碁の世界を知り、自らも囲碁を打ちたいと感じるようになり、棋士としても人間的にも成長していくという物語ですね。この漫画、始めは主人公自身が初心者なこともあって、基本ルールの説明はあるのですけれど、あとの対局の描写や解説などはなんとなくですが、分かる人にしか分からない感じです。面白そうなんだけど、複雑そうだし、よくわからないなぁ、わかるようになりたいなぁと思っていました。もう一つは、NHK教育テレビで土日の昼間等に、プロの人の対局とその解説をしてくれる番組がありますよね。あれを、いつだったか暇だったのでぼーっと見ていたことがあります。専門用語とかまったくわからなかったんですけど、「こういう時そこに打つんじゃないのかなー」というのが当たった時やこういう一手にはこんな意図があるのでは、という推察を見るというのが結構楽しかったことを覚えています。

とりあえず囲碁を始めるに当たって、あの時の感動を思い出すために、ヒカルの碁のアニメを全部見直しました。そして基礎だけでも理解しておこうかと思い、初心者にも分かる入門書を一冊読みました。日本棋院などのHPには、碁の基本ルールとテクニック、石の生き死になどの練習問題があるので、それらを全部解いて、9路盤でポン抜き囲碁ゲーム(自分の石をうまく利用して相手の石を奪取するゲーム)をやった所まで来ました。

次に、何をするかは決まっていないのですが、9路盤でCPU対戦とか麻雀と同様にDS等のゲームをしてみるというのも一つの手ですね。また入門書によると初心者でも囲碁が出来るIGO AMIGOというワークショップが都内に存在するそうです。そういう所に行って、囲碁仲間を作るのも、面白いかもしれないと思っています。

入口は人それぞれです。アニメでもゲームでも本でも友人に勧められたからでもなんでもOKです。そして興味を持ったらやってみましょう。続けられるかどうか?ということは後で考えればいいです。とりあえずやってみましょう。やってみなければ思うだけで何も始まりませんからね。